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トリトーン

とりとーん

この記事では、『ダンボール戦機W』に登場した小型ロボット「LBX」のトリトーンについて記述する。
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概要編集

サイバーランス社によって開発された海道ジン専用のLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム


ゼノンの後継機としてサイバーランス社が開発した機体で、今までのジンの使用機体とは一線を画す、水色中心の爽やかなカラーリングと細身のフォルムが特徴的である。

ジンの操作速度に対応するため、ゼノンから得られたデータを基に、搭載されたCPUは規格外の情報処理能力を与えられている。

ドラマCD「戦士たちの休息」内では、トリトーンはジンに最高のパフォーマンスを約束する機体である事を、エンペラーM2との比較の上で述べている。


高い性能を持つものの、単純なパワーに関してはゼノンに劣るという事が、ジン本人の口から明かされている。

また、特殊機能として、手の平に特殊なジェルの発射口が設けられており、これを非常に強い粘着力を持った糸状に発射することが可能。劇中ではトンネル内に糸を展開することで暴走した地下鉄を止めたほか、強盗団のような生身の人間を拘束する目的で用いられた。


モチーフは、ギリシャ神話の登場人物「トリトン」。海神ポセイドンの息子としても知られている。


基本武器は、錨型のハンマー「シーホースアンカー」。こちらも今までのジン機が使用していた鍵槌とは大きく異なるデザインだが、高い攻撃力は健在である。


必殺ファンクションは、高圧の水流を放出する「オーシャンブラスト」

ドラマCD「戦士たちの休息」では、ジ・エンペラーゼノンが使用した「インパクトカイザー」や「ブレイクゲイザー」を用いて、ランヒロを倒す場面もあった。

他にも、劇場版では、ゲーム版の無印でジンジ・エンペラー(エンペラーM2)が習得していた「グランドウォール」を使用した。


ちなみに、ゲーム版『ウォーズ』でジンに本機を使わせると、当時の戦いを懐かしむ様なセリフを発する。


関連イラスト編集

Meet new challenges


派生機体編集

キャプテントリトーン編集

LBXキャプテントリトーン

(※一番右の機体)

ゲーム版にのみ登場する、山野博士のカスタマイズによって大幅に強化されたトリトーン。

頭部を中心に海賊要素の強い外見となっており、両肩には推進力増強の為のブースターが増設されている。

基本装備は、シーホースアンカーを強化した「シーロードアンカー」。


海賊王トリトーン編集

こちらもゲーム版にのみ登場。黒中心のカラーリングとなったトリトーンの強化機体。

水中戦に特化したカスタマイズが施されており、『ウォーズ』の裏ランキングバトルでは、伊丹キョウジが使用した。


装甲娘』において編集

装甲娘

適合者の本名は「クルミサワ アイ」(CV:桑原由気)。旧版、ミゼレムクライシス版共に登場している。詳細は『トリトーン/クルミサワ_アイ』を参照。


またオリジナルのLBXのトリトーンはジンがミゼレムに対抗出来ないかと投入した際、ジャミングで操作を封じられ、その間に粉砕されてしまっている。

その後修復されているかは不明。


余談編集

いけ!!トリト……?…ん?

その名前から、某ウミウシを思い浮かべた人も多いとか。



またイノベーター離反後のジンはLBXで何かしらの大型車両を止めており、機体や止めた形こそ違うものの、海道ジンのお家芸となっている。

プロトゼノン→リニアモーターカーを正面から押し留め、前の車両からちょうど1m開けて停止。

ゼノン(LBX)→要塞戦車をハッキング、突進してきたジンの手前で停止させる。

トリトーン→糸状に転化したジェルをトンネル坑内に多数展開、駅に止まっていた車両からわずかに間を残して地下鉄を停止させる。


関連タグ編集

ダンボール戦機W LBX ナイトフレーム 海道ジン 伊丹キョウジ

歴代ジン機:ジ・エンペラー(エンペラーM2) / プロトゼノン / ゼノン / トリトーン / デストロイ(漫画『ダンボール戦機WARS外伝』のみ) / エンペラーM3

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