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スパイダーマン

すぱいだーまん

スパイダーマンとは、マーベルコミック並びにアメコミを代表するキャラクター。またそのキャラクターが登場する作品名の総称。
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概要

MARVEL COMICS(マーヴェルコミック)発祥のアメコミヒーローだが、日本人も複数いるし、別世界ではベンおじさんもメイおばさんもグウェンもMJもピーターとMJの娘もスパイダーマン/ウーマン/ガールとなっているし、メイおばさんがギャラクタスのヘラルドだったり、ゾンビ化したピーターが家族を食べてしまったことも・・・。

また、DCコミックの世界にもピーター・パーカーは存在する

クモの糸を使い、高層ビルの合間を飛び回る姿で有名(逆に、高層ビルのない田舎ではイマイチ能力を発揮しきれず、『ホームカミング』では周りにビルがないために移動に支障を来すシーンがあった)。

その正体はピーター・パーカーだが、作品によっては引退したり殺されていたりして、別の人間が中の人になっていることもある。
これは、長期化のせいでマンネリになることが多いアメコミでは良く使われる手なので、交代しても結局しばらくするとパーカーに戻るようになっている。ただ殺されたぐらいでは作品からの退場にはならないのがアメコミである。

本家コミック『アメイジング・スパイダーマン』の2014年イベントでは、平行世界のスパイダーマンが全員集合する「スパイダーバース」が行われた。しいていえば仮面ライダー大戦のようなモノ。

スパイダーマンのポテンシャル

基本

糸を出してばっかりの印象だが、実際のレベルを見てほしい。肉体と糸のポテンシャルもそうだが、スーツとそれを作り出した彼の頭脳・技術レベルもとんでもない物である。

  • 危険を察知するクモの第六感「スパイダーセンス(スパイダー感覚とも)」。しかしその危険がどの様なものかまでは教えてくれない。
  • 分子間の結合力を高める事によるクモの吸着力。2tまでの物なら指一本で支えることが可能(サム・ライミ版では、手足に生えた鋭い繊毛によって壁に吸着する)。ピーターはこの能力から、自身をスパイダーマンと名付けた。
  • 10tの重さにまで耐えることが出来る筋力。X-MENビーストの約数倍の力に匹敵する(映画では、時速64km以上で走る1.4tの自動車を受け止め、およそ30tの構造物を支えている)
  • 時速320km以上(200マイル/時)の走力。
  • ハルクと肉弾戦をやってのけるほどのタフネス。一応だが、喧嘩しながらもコンビも組む仲である。言うまでもなくハルクのパワーはMARVEL世界でも屈指で、しばしば指標として用いられる程である。
  • 高校を首席で卒業する頭脳。高校程度なら、と思いきや一時はトニー・スタークが自分の後継者にと考える程で、彼の作ったアイアン・スパイダースーツの非常コードを独自に解除したりもしており、MARVEL世界の超天才には流石に敵わないが十分に天才級の頭脳を持つ。その数値はIQ250
  • ありとあらゆる毒(毒ガス、ウイルス、放射線、生物兵器など)を完封可能(スーツの機能のおかげもあるが、自身が直接これらに侵されても回復可能)
  • 超高圧電流や超高熱にも耐える
  • 水中や宇宙空間でも活動可能
  • 骨折・戦闘不能状態からも数時間で回復し、失明(視力喪失)しても次の日には戻っている
  • 普通の人間の40倍の速さで働く反射神経
  • 糸と合わせた超高速の近接戦闘も可能
  • 赤外線・紫外線が見え、不可視の相手でも対象の発する熱で感知可能(たぶん)
  • 寄生生物の精神攻撃にも耐える
  • 戦闘中に非常に良く喋る。なのでこいつとは混ぜるな危険。だがスパイダーマンの場合は余裕がある訳でもイカレているのでもなく、ジョークで自身の恐怖を和らげると同時に、ヴィランの攻撃によって周囲に被害が出ないよう自分に向けて注意を引かせるという二つの真っ当な理由がある。
  • 第4の壁を超える事も可能。なので、なおさらデッドプーとは…。
  • 蜘蛛男ならぬ蜘蛛人間「マンスパイダー」になってしまった事がある。こうなると、爪や酸なども武器にする。完全に蜘蛛化したこともある。


(この動画はあくまでもアニメ作品に限定しているのだが、もっとヤバいケースもある。また、この動画の最後のマンスパイダー体が実はグウェンであるように、似たような状態に変化する存在は少なくない。変化の形態も、アイアン・スパイダーを有機的にしたようなものから、身長15m以上の頭や手などが蜘蛛になったスパイダーガールなど様々である。)

クモ糸について

手首にはウェブ・シューターというクモ糸発射装置を装着する。
手のひら部分にスイッチがあり、中指と薬指でそれを押すことで、クモ糸が発射される(あの独特の手つきはそのためのもの)。

糸の正体は、ピーターが開発した新素材の特殊粘液。作品によっては、亡き父親が開発していたものを、彼が引き継いで完成させたという設定にもなっている。
シューターの大きさに比してかなりの量を射出できるが、稀に粘液切れを起こしたり、装置が不調をきたしたりしてピンチになることもある。

なお、サム・ライミ版ではウェブシューターはなくなっており、腕に発達した腺からクモ糸が分泌されるようになっている(理由は、単なる高校生がそんな装置を作る事が出来るのは非現実的で、もし可能だとしてもその装置を売って大金持ちになるであろうからとのこと。実際、原作でもこれの影響を受けて一時期シューターなしになっていた)。

  • 原作版だと、スパイダー・クイーンとキスしたことが原因で生体ウェブを発現したと考察する声もある。

リブート版である『アメイジング・スパイダーマン』では、原作の設定を引き継ぎ、ウェブ・シューターを使用する。シューターは試行錯誤の末自作したものだが、糸はオズコープ社の開発した新製品の繊維を発射するようになっている。

『スパイダーマン:ホームカミング』では、シューターはスタークが開発した高性能スーツのものと、自作のホームメイドスーツのものの二種類が登場している。ただし使用する糸はピーター自身が化学合成により自作したものという設定になっている。

クモ糸の耐久性については以下のとおり。
  • クモ糸は発射され空気に触れた瞬間固まる。先端部は強力な接着性を持っており、どんなものにもくっつく
  • 耐久度は鋼鉄並みだが数時間後には自然消滅する
  • クモ糸で作る盾は摂氏550度または華氏55万5538度までの高熱やヒューマントーチの炎に耐えることが出来る

なお、実際の蜘蛛の糸は自然界・科学界問わず世界最強の繊維として知られ、アメリカ軍が軍事的な登用を現在進行形で真剣に研究しているという代物である。

スーツ

上記の通り、保護フィルターによってハイレベルの毒耐性があるだけでなく、なんとハッキングやコンピュータウイルスなども無効化、光学迷彩による不可視化など、ただのコスチューム(というか服)ではないのである。そのほか、レーザー光線などの装備もあるが、実写映画版では設定の違いもあり、スーツの機能が描かれることはそんなに多くない。

原作では、当初テレビタレントとしてデビューした-もしくは賞金プロレスのプロモーターに用意してもらったコスチュームを着続けており、戦いで敗れた個所を補修する時に慣れない裁縫で指をケガするのがお約束の描写だったりする。また、映画版では他の洗濯物と一緒に洗ったら、色移りしてしまったというシーンがある。

MCU版である『スパイダーマン:ホームカミング』では、トニーに用意して貰った高性能スーツと、自分で作った(というかパーカーに色を塗っただけ)ホームメイドスーツとの対比が印象的に描かれており、高性能スーツに頼らず自分の力だけで事件を解決しようと奮闘するパーカーの動向が終盤における大きな見どころの一つとなっている。

得意戦法

武器らしい武器はあまり使わず、素手とクモ糸で戦う。
相手を得意の軽口でおちょくって攻撃を誘い、スパイダーセンスと強化された身体能力を使って回避・カウンターを仕掛けるのが基本戦法。

最大の特徴であるクモ糸は、相手の顔に吹きかけて視界を奪ったり、視界と動きを封じてタコ殴りもする。周囲の障害物を怪力で引き寄せてぶつけたり、倒した後はぐるぐる簀巻にして無力化したりといった風に利用する。

更なる強さ


元々、オリジンでも手に持っていた鉄塊を無意識でグシャグシャにする程の怪力を持っている

アース-616

シルク同様、蜘蛛の神々のアバターの一人(だった)ので、歴代でも最強クラスに近い。また、こちらでは某社長よろしく、世界中に48のビルを持つ大企業「パーカー・インダストリー」を経営する社長でもあり、財布の力も歴代最強かもしれない。

  • 人工ウェブと生体ウェブの両方を持つ(生体ウェブは一時期使っていた)
  • ウルヴァリンハルクと同種の超回復力を2種類持つ
  • 身体全体に吸着力を持つ
  • 超怪力(1000t以上のビルを持ち上げる、ハルクと殴りあって数回勝利する、ハルクと同じ戦車ハンマーを使う等)
  • 超スピード(マッハ2の走力、時速5793~6174kmよりも速い移動能力、光速の移動が可能、至近距離からの全方位レーザーを回避、銃弾より速い、マッハ10の飛行速度を持つシルバーサーファーにジャンプで貼り付く、ミサイルの着弾点付近から一般人を抱えて一瞬で安全距離へ避難等)
  • 超耐久 (ソーのムジョルニアやハルクの本気の攻撃に耐える、生身で大気圏を突破可能)
  • 超感覚(光速に対応する動体視力、クイックシルバーと戦闘可能、そのクイックシルバーを止めたハルクを一定時間撹乱可能)
  • あらゆる多次元宇宙を構成するグレートウェブを通して未来の災厄を察する能力こそスパイダー・センスの真髄
  • ハルク同様に気合いや怒りで増加する身体能力や防御力 (切断攻撃には弱い)
  • その日1日をやり直す能力

さらに、蜘蛛神に力を与えられて
  • 対神レベルの敵限定で発動する即死級の毒針「スティンガー
  • 倍になった身体能力
を貰い、身体能力は欲すれば発動可能となった。

また、一時期なんと宇宙意思からコズミックパワーを与えられ、世界の代表にもなった。

アイデンティティー・ウォー

サノスギャラクタスなどを一人で倒し、ヴィランたちが無抵抗降伏し始める。

アース-199999 (MCU)

「インフィニティウォー」にて、他の人物達よりも消失が遅かったのは、インフィニティストーンの力に耐久性があり、その効果を遅らせていたという事を監督が述べた。

ニックネーム

彼には、スパイディ、ウェブヘッド(クモの巣頭)、ウェブスリンガー(クモ糸を投げる者)、親愛なる隣人…など様々な愛称が存在する。
中の人のピーター・パーカーにもタイガーという愛称がある。これはピーターの恋人であるMJが付けたもの(理由は全然タイガーっぽくないから)。

オリジン(原作コミック)

ピーター・パーカーは、成績優秀だが運動神経が人一倍鈍く、引っ込み思案で冴えない高校生だった。本の虫とからかわれる事もしばしばで、叔母のメイ・パーカーと伯父のベン・パーカーと過ごすひと時が何よりの癒しだった。

しかしある夜、訪れた科学展で放射能実験を見学していたピーターは、放射能を浴びた変異クモに噛まれてしまう。そして自身の体に異常をきたし、超人的な能力を身につけることとなる。彼の体に、クモの超能力が宿ったのだ。これを利用して、ピーターはスパイダーマンとして活動をはじめ、プロレス進出、果ては芸能活動にまで登りつめた。

すっかり有頂天になっていたピーターは、ある日の番組収録後、一人の強盗が警備員から逃げるのを、「自分の仕事じゃない」と見逃した。だが、しばらくして、彼の父親代わりだったベン・パーカーが何者かによって殺害されてしまう。それを知ったピーターは殺人犯を追い詰めて捕まえるも、それがあの日に自分が見逃がした強盗であったことに気付く。

後悔の念に苛まされたピーターは、ベンが遺した

「大いなる力には、大いなる責任が伴う (With great power comes great responsibility.)」

という言葉を胸に、人々の為に自分の超能力を使う事を決意する。
こうして、ヒーロー・スパイダーマンが誕生した。

キャラクター

スパイダーマンの登場キャラクター一覧


実写映画

摩天楼を自由自在に飛び回るスパイダーマンの活躍を実写化するのは長らく不可能とされていたが、90年代に入ってCG技術が飛躍的に発達すると実写化企画が上がるようになり、2000年代から実写映画が製作され始めた。

サム・ライミ版

Spider-Man


トビー・マグワイアを主演に据え、カルト映画で人気を博したサム・ライミが監督したシリーズ。

潤沢な予算から生まれる大迫力のCGは、摩天楼を飛び回るスパイダーマンの姿を完璧に再現し、高い評価を得た。また、原作コミックに比べてもさらに冴えない男として描かれたパーカーが、悲惨な運命に巻き込まれながらヒーローとして成長して行く物語も評価が高く、いまだにアメコミ実写化作品の最高傑作に挙げられることも多い。

北米での興行収入1億ドルを公開1週目で達成した史上初めての映画作品。3作合計で全世界24億ドルという凄まじい興行収入を記録している。

この大人気により、最終的には『6』までの製作が発表されたが、いろいろあって『3』で打ち切りとなった。ライミの考えでは、『4』でピーターは恩師(リザード)や実の父(ヴァルチャー)と戦うことになってしまい、自らの活動について考えた末にスパイダーマンであることを捨てる、という結末を迎えて完結する予定だった。……とはいえ、伏線らしい伏線はリザードのもの以外は残っておらず、『3』の時点でも割ときれいに完結している。リザードとヴァルチャーの設定は、後年のシリーズに活かされた。

ちなみに、打ち切りの理由は、出演キャラのチョイスでライミとソニーピクチャーズが衝突した末の決裂と言われているが、2013年にライミが語ったところによれば、脚本執筆があまりに難航した結果、「これはもう作らない方がいい」と彼の方から中止を申し出たというのが本当のところで、激しい衝突などはなかったとのことである。

スパイダーマン

2002年公開。
超能力を手に入れたパーカーがスパイダーマンとなり、グリーンゴブリンと戦う。

スパイダーマン2

2004年公開。
ヒーローとしての使命に迷いを覚えたパーカーと、悲劇の科学者、ドクター・オクトパスの戦い。スパイダーマンの正体がMJとハリーにばれてしまう。

スパイダーマン3

2007年公開。
『2』において迷いを捨てたパーカーだが、親友ハリーとの戦い、MJとの衝突を経験し、さらにはシンビオートの寄生によって自らを見失いだす。さらに、伯父を殺した宿敵サンドマン、そしてシンビオートから誕生した最強の敵であるヴェノムが彼に襲い掛かる。

マーク・ウェブ版(『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ)

スパイディ


2011年公開予定だったサム・ライミ版『4』を製作中止にして一から作り直したシリーズ。

監督は『(500)日のサマー』で頭角を現した新進気鋭の作家マーク・ウェブ。主演は、『ソーシャル・ネットワーク』で高評価を得た新人アンドリュー・ガーフィールド

スパイディが陽気なキャラクターとなっているほか、ウェブシューターを用いるようになっているなど、サム・ライミ版と比べ原作に近づいた。その一方、パーカーの父がオズコープ社の研究員として物語の根幹に関わっていたり、ノーマン・オズボーンがグリーンゴブリンになる前に死んだりと、大胆な新設定も導入されている。アンドリューが演じるピーターがかっこよすぎるという批判もある。

サム・ライミ版にこそわずかに届かないものの、かなりのヒットを記録したが、『2』の北米での興行収入が2億ドル以下に留まった(全世界で見れば7億ドルは稼いでいたが)ことで、なんと2作で打ち切りとなった。比較的サッパリと終わったサム・ライミ版『3』と違って、未回収の伏線が満載だったのだが、これらの回収がされる望みは非常に薄い。コミックなど別の媒体で展開が続けられることを期待するファンも多いが、今のところそういった情報はない。

アメイジング・スパイダーマン

2012年6月公開。
主人公パーカーを大学生から高校生に設定変更し、新たなヒーローの誕生を一から描く。登場するヴィランはリザード。2億5000万ドルにまで制作費が高騰した前シリーズに対し、1億ドル程度に予算が抑えられている。

アメイジング・スパイダーマン2

2014年4月公開。
登場するヴィランはエレクトロとグリーンゴブリンとライノ。制作費は推定2億~2億9300万ドルと、前作とは打って変わって再び高騰。これをアメリカ国内で回収しきれなかったことが、打ち切りの理由になったと思われる。

なお、エンドクレジット後に『X-MEN:フューチャー&パスト』の1シーンが先行公開され、大きな話題となった(両作品は同じMARVEL原作の映画だが、配給会社が異なる)。

マーベル・スタジオ版(MCU版)

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズが打ち切りになったところへMARVEL社が手を差し伸べ、マーベル・スタジオと二重契約し、キャラクターをシェアするという大胆な製作体制が新たに立ち上げられ、新シリーズが三度スタートした。

これは、ディズニーとマーベル・スタジオが制作しているMCU(『アベンジャーズ』をはじめとする一連のシリーズ)と世界観を共有する新たなスパイダーマンを、ソニーピクチャーズとディズニーが共に展開していくというものである。演じるのは若手イギリス人俳優のトム・ホランド

  • 元々はアンドリュー・ガーフィールドにオファーが来ていたが、それまでの彼の演じてきたキャラクター性と大きく異なるため、アンドリュー側が断った。これは、2000年版の『ハルク』でブルース・バナー役を務めたエリック・バナにブルース役としてオファーが来て、エリック側が断った事例と似ている。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ


新シリーズに先行して、2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に、新スパイダーマンとしてゲスト出演した。

スパイダーマン:ホームカミング



新シリーズの第1作で、2017年8月に公開。
ソニーピクチャーズ制作・配給だが、製作はマーベル・スタジオが担当している。ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スタークMCUから出演する。登場するヴィランはヴァルチャー。小ネタはこちらを参照

【ストーリー】シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の後、ピーターはトニーに本格的な活動こそ認められなかったが、彼によって開発されたスーツを貰い、「親愛なる隣人」スパイダーマンとして、街の犯罪行為を阻止するための活動に勤しむ一方、自身の片思い相手リズが所属するアカデミック・デカスロン(学力コンテスト)の部活動参加を疎かにしていた。

一方で、かつて『アベンジャーズ』でのニューヨークの戦いの後、瓦礫撤去を任されていたエイドリアン・トゥームスは、トニー・スタークと政府が設立したダメージコントロール(損害統制局)によって職を奪われてしまう。行き詰まったトゥームスは政府に未提出だったチタウリの残骸を再利用してハイテク兵器を作り、密売することで利益を得ようと思いつき、8年後にはハイテク兵器密売を行なっていた。

そんな中、ピーターはアベンジャーズへの参加など、ヒーローとしての大きな活躍を願っていたが、お目付け役のハッピーからは返事すら貰えない。

そんなある日、街で見たことのないようなハイテク兵器を使うATM強盗団に遭遇し、翌日には成り行きからリズのパーティーで不自然な発光を目にし、現場に直行する。

そこで犯人達を追跡して捕らえようとしたところを、ヴァルチャーとして飛来したトゥームスに阻止される。上空から落とされ、スーツに備えられていたパラシュートに絡まりながら湖に落水。トニーに遠隔操作されたアイアンマン・マーク47が助けに来る。事態の収拾を訴えても聞く耳を持たないトニーに対してピーターはさらに不満を募らせる。一方、これまで順調だった兵器密売を邪魔されたトゥームスはスパイダーマンに対し殺意を抱き始めていた……

2019年には、続編が公開される。興行収入(アメリカでの興行収入こそサム・ライミ版には届かなかったが、世界での興行収入では、『3』に次ぐ成績となった。)・批評の両方で成功を収めたので、監督のジョン・ワッツは続編でも続投する。

既存のキャラクターの人種やキャラクター性が大幅に変更されたことも特徴。リズがメインヒロインを務めたが、MJに繋がる登場人物もいる。

ちなみに、ヴァルチャーはリズの父親という設定だが、これはサム・ライミ版にてピーターの父親がヴァルチャーになる予定だったことと似ているかもしれない。

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー

アベンジャーズに加入し、アイアンマンやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと共闘する。
本作では新スーツのアイアン・スパイダーが登場する。

スピンオフ

ヴェノム(原題)

ヴェノム(Pixivでは、ベノムの表記が一般的である。)を主人公としたスピンオフ映画。2018年10月5日全米公開
主演は、コミックファンには『ダークナイト・ライジング』のベイン役で知られるトム・ハーディ。
ソニーピクチャーズ単独の製作で、マーベル・スタジオは関与しない。『ホームカミング』シリーズと同時期に展開されていくことになるが、MCUとは世界観を別にする、独立した作品であることが明言されている。

当初は『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのスピンオフ作品として発表されたもので、同『3』『4』にヴィランとしてヴェノムが登場するのではないかという見方もあったが、シリーズの打ち切りに伴い、一度、無期限の製作保留……つまり実質的な中止を迎えていた。

しかし、2016年頃より企画の復活がささやかれ始め、2017年にはとうとうまさかの復活を果たすこととなった。(『スパイダーマン:ホームカミング』が上にあるような高いレベルでの成功を収めたことも影響していると思われる。)2018年1月現在は、撮影中。また、ソニーは、この作品を皮切りに、独自の「スパイダーマン・ユニバース(これは仮称で、まだ公式の名称はない。)を展開する予定で、2019年2月8日には『シルバー&ブラック(原題)』(ブラックキャットの項を参照。)の公開を予定している。

シニスター・シックス(仮題)

ヴィラン6人組のスピンオフ映画。こちらも『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのスピンオフとして、2016年11月11日公開を予定していたが、打ち切りに伴い企画凍結となった。ヴェノムと違い、こちらは本当に立ち消えになった様子。
マーク・ウェブによれば、『2』で死去したノーマン・オズボーンの首から上だけが蘇生されて新たなゴブリンと化し、今作ならびに『アメイジング・スパイダーマン3』で大暴れする予定だったとのこと。

東映スパイダーマン

仮面ライダーなどの特撮を手掛けた東映の手による「和製スパイダーマン」が存在するが、こちらは山城拓也というバイクレーサーがスパイダー星人ガリアに授かったブレスレットで変身し、モンスター教授が率いる鉄十字団と戦うなど、原作とは名前が同じだけの全くの別物となっている。

 『地獄からの使者、スパイダーマッ!』
 『キノコ狩りの男、スパイダーマッ!』
 『野生の少女に味方する男、スパイダーマッ!』

などの名乗り(しかも毎回違う)や、『最強秒殺ロボ』レオパルドン、モンスター教授の名空耳

 『貴様のためにわしは宇宙塩を味噌だぞ!許せる!
 (実際は「貴様のためにわしは宇宙ショーを見そびれたぞ!許せん!」と言っている)

といった怪しげな要素満載で、今なおネットで語り草である。
 
原作やハリウッド映画など本家のスパイダーマンと区別するため、名乗りの際の空耳にちなんで「スパイダーマッ」または「ダーマ」と呼ばれる。

ただし、上記のようなネタ要素のためしばしば誤解されがちであるが一つの特撮アクション作品としては非常に優秀で、当時のJACのアクターが命を張って撮影したワイヤーアクションはかなりの迫力(上記にもあるが本作品のアクションの実写化は困難といわれていた)。原作者のスタン・リーからの評価も高い(そもそも、名乗り口上もストーリーの流れに沿ったものである。言うなれば水戸黄門の印籠シーンみたいなもの)。また超合金レオパルドンは商業的に大成功をおさめ、以降の東映特撮において巨大ロボットが定番となる礎を築き上げた

  • ただし、長年言われてきた「本家スパイダーマンの特徴として知られる腰を低く落としたポーズは東映版からの逆輸入である」というのは間違いなので注意。原作にも、昔からそのポーズが使われてきたのが判明した。

当時を知るファンの中には『スパイダーマン2? レオパルドン出ないんだろ?』『スタン・リーが日本とコラボした作品にロボが出るのはレオパルドンの影響』といった、シャレになっていない洒落を飛ばす者もいる。このような際どい洒落が出てくるのも、それだけ多くの視聴者の心に焼きついた人気作であったっという事実の証明である。

権利関係でソフト化はほとんどされていなかったが、割と最近になってDVD-BOXが販売された。
また、マーベル公式サイトにて無料配信も行われていた。

「スパイダーバース」に出演した時は、特徴ある名乗りも英文ながら忠実に再現されている。

池上遼一

少年の青春を描いた劇画風スパイダーマン。上のふたつに比べて影は薄いが、製作されたのはこちらが先である。

小森ユウという高校生が、放射能を浴びたクモに噛まれて超能力を身につけて、怒りっぽい新聞社の編集長を上手く利用して……という発端と基本設定が似ているが、ベン・パーカーに相当するキャラクターが居ないので、心の支えになるポリシーが無い。初期はリザード、エレクトロ、ミステリオなどアメコミでの悪役が出てきていたものの、ストーリーが進むにつれスパイダーマンの登場も少なくなっていく。

展開はとにかく陰鬱でハード。思春期を迎えた主人公の、暗く重い葛藤がたっぷり続く。東映版には好意的だったスタン・リーも「これはちょっと……」と拒否感を示したと言われる。そのせいなのか、『スパイダーバース』でも名前だけの登場に留まっている。

スパイダーマンJ版

こちらは天野翔という小学校4年生。
詳細はここを参照。
小さいが強さは結構なものであり、クモ糸を器用に応用した接近戦が得意(糸をグローブかメリケンサックのごとく拳を覆った状態でのパンチ、糸ソード&糸アイスピック糸手裏剣、など)。

防御力やスピードもかなりの高レベル(一瞬で50mを移動可能)。糸を応用した知能戦も得意で、咄嗟に地面に糸を発射して電撃を流すアースにしたり、カナヅチだが糸で水中ポッドを瞬時に作ったりする。ねむりごなにも耐性あり。

糸凧で高度10000mほどの上空での空中戦が可能で、なんと戦闘機レベルの速度が出せる

ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ

CV:川田紳司

主要人物の1人。アカツキ博士の助手をしていた。
クリムゾン・ダイナモに襲撃され窓の外に投げ出されたところでスーツを着込みヴィラン軍団との戦いに参加した。

発表会の場にいたヒーローでは唯一ディスクへの封印を免れており、アイアンマンマイティソーキャプテン・アメリカハルクワスプの5枚のディスクの奪還に成功している。

主要舞台が日本に移るのを境に、あくまで自分が守るのはニューヨークだと考え、行動を別にした。
その後久しぶりに再登場したと思ったら、スーツが黒くなっていて…?

ソニー・ピクチャーズ版(アニメーション映画)

スパイダーマン:スパイダーバース

スパイダーバースとあるが基本的にはアルティメットスパイダーマン。
マイルスを主人公に、ピーターや他の様々なスパイダーマンが登場、活躍する。

続編も噂されている。

余談

2002年公開のサム・ライミ版「スパイダーマン」ではニューヨークを舞台としているが
撮影の真っ只中に9.11が発生、既に途中まで撮影していた映像に映り込んでいたワールドトレードセンターをすべてCG等で消去しなければならなくなり、完成すら危ぶまれたという。劇場用予告映像や先行ポスターにも9.11が起きる前はワールドトレードセンターが入っていたが、事件後は全て差し替えられた。

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでピーター・パーカー役のアンドリュー・ガーフィールドとグウェン・ステイシー役のエマ・ストーンは、実際に交際していた

ボリウッド、インド映画作品などでキャラクターが無断使用された作品が数多く存在するが、2008年にはオーストラリアで『イタリアンスパイダーマン』という自主制作映画が発表され、話題を呼んだ。
勿論MARVEL社からは非公認な上に権利の所在が曖昧なためソフト化などのメディア展開は困難とされているが、原作コミックでの一大イベント「スパイダーバース」では本気で出演が検討されていたという。

関連タグ

すり替えておいたのさ! 公式が病気
カプコンspidermanspider-man(表記ゆれ)
アラン・ロベール - スパイダーマンの異名を持つフランスのビルクライマー。バキ最強死刑囚編にそっくりさんが登場した。新宿センタービルに無許可で登って逮捕されたことがあり、登頂・逮捕シーンがテレビ放映された際、米国版スパイダーマンの主題歌と思われる歌が流された。

蜘蛛侠…中国におけるスパイダーマンの呼称。

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