概要
元々はカナダとの共同制作によって全3シリーズ全52話まで放送されたアニメ作品。
この作品のキャラクターデザインは、1963年のコミックを元に作られている。
スパイダーマンが驚く台詞『何て事だ!(Wallopin' Web Snappers)』は、アメリカの中で有名な単語である。
ただしそれだけではない、この作品の1枚の絵が改造された形(スパイダーマンの首を長くする等)でSNSに拡散されていて、ミーム汚染は今でも続いている。
ちなみに本作のコスチュームのクモマークは6本足で、回によっては8本足になっている。
日本では1970年代に東京12チャンネル(テレビ東京)、1980年代にローカル局、2003年10月2日から11月27日にかけてスカパーおよびJ:COMで放送されたことがある。吹き替え版では、富山敬版、田中秀幸版、森川智之版の3つが存在すると言われている。
アニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」では東北新社がソニーと共同で製作しているが、声優は稲田徹だったのも記憶に新しい。
富山敬版では翻訳が素晴らしいと言われており、田中秀幸版では「石川五右衛門」などとアドリブが入り込んでいる。
この番組の最後には来週予告が放送され、スパイダーマン(ナレーションが代行する場合あった)が進行役として次回の内容をお伝えしていた。その際、本編では描かれることが無かった一部映像も流れたことがある。
キャスト
※初代吹き替え版、2代目吹き替え版、3代目吹き替え版による順。
- スパイダーマン/ピーター・パーカー 富山敬/田中秀幸/森川智之
- ベティ・ブラント ?/横尾まり/?
- J・ジョナ・ジェイムソン ?/北村弘一/廣田行生
- ドクター・オクトパス 南利明/田中康郎/島香裕
- グリーン・ゴブリン ?/西村知道/?
- エレクトロ ?/広瀬正志/志村知幸
- バルチャー ?/?/西川幾雄
- ミステリオ 加藤精三?/?/加藤精三
- インフィナータ 加藤精三/?/加藤精三
- サンドマン ?/?/鈴木琢磨
- キングピン ?/加藤治/麦人
- ライノ ?/加藤治/大山高男?
- メリー・ジェーン・ワトソン ?/?/伊藤静?
- メイ・パーカー ?/?/定岡小百合
- ベン・パーカー 松岡文雄/?/麦人
備考
初代吹き替え版では、ドクター・オクトパスのことをオクトパス博士、バルチャーのことをハゲタカ男、ライノのことをサイ男と訳していたようである。
2代目吹き替え版では、グリーン・ゴブリンが赤鬼、ドクター・オクトパスがタコハチ、サイクロプス(神話)では一つ目巨人であった。
3代目の吹き替え版においては、2003年春頃に1981年製作版を先に放送していたため、本作は遅れて放送された。この吹き替え版を放送していたテレビ局では、アベンジャーズ・ユナイテッド・ゼイ・スタンド、シルバーサーファー、マーベル スーパーヒーローズ(いずれも日本語吹き替え版)、超人ハルク(日本語字幕版)が放送されていたことがある。
関連タグ
関連項目
1979年のアニメでポール・ソールズがスパイダーマン役で再演。
1981年のアニメシリーズ、地上波・BSでは未放映と判明されている。
1981年のアニメシリーズの続編、トゥーンディズニーで放送。
1994年のアニメシリーズ、カートゥーンネットワークで放送。
2003年のアニメシリーズ、AXNで放送。
1999年のアニメ、トゥーンディズニーで放送。