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MCU

まーべるしねまてぃっくゆにばーす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは、マーベル・スタジオ製作の映画・ドラマシリーズ。
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概要・沿革

MARVEL社のアメリカン・コミックスを原作としたスーパーヒーローの実写映画テレビドラマで、世界観を共有している一連の作品を指す。
2008年の映画『アイアンマン』を皮切りに次々とヒットを飛ばし、現在もなお継続中である。
当初は配給会社がパラマウント映画ユニバーサル・ピクチャーズに分かれていたが、2009年にディズニーの買収を受けたことで2012年の『アベンジャーズ』以降はすべてウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給している。ただし『スパイダーマン:ホームカミング』(とその続編)についてはソニー・ピクチャーズが配給。
製作はマーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギが取り仕切っている。(ただし、上にある『スパイダーマン:ホームカミング』とその続編は、これまたソニーとの共同製作となっている。)またスタン・リーがよくカメオ出演している。

特徴

第1作であった『アイアンマン』のラストにニック・フューリーを登場させ、全ての映画を貫くより大きなストーリーを示唆した上で、その後の映画でもユニバース内部の連続性を重視し、『アベンジャーズ』でそれを結実させた手法は、それまで無かった画期的な取り組みだった。

このユニバースと呼ばれる手法も、MCUが成功していなければおそらくここまで一般的なものとはならなかったといえるし、逆に言えば現在のユニバースの流行も、全てこのMCUから始まったと言えるだろう。

ユニバースの手法以外でも、 何よりすごいのは、『アベンジャーズ』とその続編である『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が、世界歴代興行収入の上位、それも5位と7位にランクインしていることであり、それによって同一の映画シリーズとしては世界でトップの興行収入の座に輝いていることだろう。(あのスター・ウォーズよりも上である

MCU作品の特徴の一つは、常に笑いとユーモアを忘れないだけでなく、新進気鋭の監督たちのインスピレーションを重視し、それぞれのスタイルでの製作を任せている事だろう。最新作となる『マイティ・ソー/バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のルッソ兄弟といったように、元々ホラーやコメディの分野で活躍していた人物たちを大胆に起用している事がうかがえる。

権利関係について

なお、(特に日本では)混同されやすいが、MARVELのキャラクターの中でも、X-MENに所属するキャラクター達や、デッドプールは、MCUが始まる以前に、MARVEL社がキャラクターの権利を20世紀FOXに売り渡していたために、MCUには登場しない。
…と思われていたのだが、2017年12月にマーベル・スタジオの親会社であるディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが、20世紀FOXのテレビ・映画の部門の買収を発表した。
これにより、少なくとも権利関係の上ではアベンジャーズとX-MENの映画での共演を妨げるものはなくなった。買収が成立するまでは、1年近くかかるので、2019年から、共演がどのように実現されるかについて期待が集まるだろう。

X-MENとは別に、スパイダーマンやそれに関連するキャラクターの権利は、ソニー・ピクチャーズが保持している。その為、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』三部作や、そのリブートである『アメイジング・スパイダーマン』シリーズが展開されたが、2014年の『アメイジング・スパイダーマン2』のアメリカでの興行収入が振るわなかったため、このシリーズは打ち切りとなってしまった。(このあたりの経緯は、スパイダーマンを参照。)

その後、ソニーとマーベル・スタジオ/ディズニーとの業務提携が成立したことにより、2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にスパイダーマンがMCUに参戦。前述のように、『スパイダーマン:ホームカミング』が2017年に公開され、2019年には続編も発表されている。

…のだが、スパイダーマンに関連するキャラクターの権利はソニーが依然保持しており、MCUやX−MENユニバース(X-MENの映画シリーズ)とは別のスパイダーマン・ユニバースユニバースとは、そもそも異なるシリーズの作品が一つの世界観を共有する事であり、別々の作品のキャラクターが相互の映画に登場するクロスオーバーの発展形)を始める予定であり、2018年に『ヴェノム(原題)』(ヴェノムが主役。Pixivでは、ベノムが一般的な表記)、2019年に『シルバー&ブラック(原題)』(シルバーセーブルとブラックキャットのバディムービー)の公開が発表されており、全てのMARVELのキャラクターが一堂に介するのは、まだまだ先になりそうだ。

今後の展開

現在、MCUは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から始まったフェーズ3(ドラマにおける、シーズン3に相当)の途中であり、2019年公開予定の『アベンジャーズ4(仮題)』をもってフェーズ3が終了する。その次には、いわゆるフェーズ4が始まると思われていたが、より大きな括りとしての(フェーズ1〜3が含まれる)「第1部」に対して、全く新しいストーリーからなる「第2部」がスタートすることが示唆された。
そんなフェーズ4/第2部だが、『スパイダーマン:ホームカミング』続編(仮称)と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(仮題)』が含まれ、スパイダーマンがその中心となると明かされている以外には、その様子は未だ明確に明かされていないままだ。

2018年1月現在の進捗状況としては『アントマン&ワスプ』と『アンタイトルド・アベンジャーズ』が撮影を終了した他、『キャプテン・マーベル(原題)』はプリプロダクションに入っている。

作品

映画

作品公開年(全米)監督
フェイズ1
アイアンマン2008年ジョン・ファヴロー
インクレディブル・ハルク2008年ルイ・レテリエ
アイアンマン22010年ジョン・ファヴロー
マイティ・ソー2011年ケネス・ブラナー
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー2011年ジョー・ジョンストン
アベンジャーズ2012年ジョス・ウェドン
フェイズ2
アイアンマン32013年シェーン・ブラック
マイティ・ソー/ダーク・ワールド2013年アラン・テイラー
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー2014年ルッソ兄弟
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2014年ジェームズ・ガン
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン2015年ジョス・ウェドン
アントマン2015年ペイトン・リード
フェイズ3
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ2016年ルッソ兄弟
ドクター・ストレンジ2016年スコット・デリクソン
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス2017年ジェームズ・ガン
スパイダーマン:ホームカミング2017年ジョン・ワッツ
マイティ・ソー/バトルロイヤル2017年タイカ・ワイティティ
ブラックパンサー2018年ライアン・クーグラー
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー2018年ルッソ兄弟
アントマン&ワスプ(原題)2018年ペイトン・リード
キャプテン・マーベル(原題)2019年ライアン・フレック&アンナ・ボーデン
アベンジャーズ4(仮題)2019年ルッソ兄弟
フェイズ3以降
スパイダーマン:ホームカミング』続編(仮称)2019年ジョン・ワッツ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)2020年ジェームズ・ガン


※登場人物については「アベンジャーズ」の項目を参照。

テレビドラマ

エージェント・オブ・シールド』2013年
『エージェント・カーター』2015年
『Marvel デアデビル』2015年
『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』2015年
『Marvel ルーク・ケイジ』2016年
『Marvel アイアン・フィスト』2017年
『Marvel ザ・ディフェンダーズ』2017年
『Marvel ザ・パニッシャー』2017年
『Marvel クローク&ダガー』2018年

関連タグ

MARVEL
アベンジャーズ
クロスオーバー
ユニバース
X−MENユニバース
スパイダーマン・ユニバース

外部リンク

マーベル・シネマティック・ユニバース - Wikipedia
マーベル・シネマティック・ユニバースとは - ニコニコ大百科

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