解説
1966年10月19日、アメリカ合衆国ニューヨーク州クイーンズ地区生まれ。
スタンダップコメディアンを目指して芸能界の世界に入り、その後俳優、演出家としても活躍する。
MARVEL作品群では
映画監督としては、MARVELコミックの実写映画作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」の第1弾『アイアンマン』が有名。
自身も主人公・トニー・スタークの運転手兼ボディガードのハッピー・ホーガンを演じており、MCUの他作品にもホーガン役で出演している。
STARWARS作品群では
何かとSTARWARSシリーズとも縁があることで有名。ファヴロー自身も大変なスターウォーズファンであり、その縁があってかアニメ「クローンウォーズ」ではマンダロリアンの過激派「デスウォッチ」の首領プレ・ヴィズラ役として出演。
その縁もあってか、実写ドラマ「マンダロリアン」では製作総指揮に就任。デイブ・フィローニとのタッグにより同作を大ヒットに導いた。また同作および続編である「ボバ・フェット」では、同じヴィズラ姓を持つパズ・ヴィズラの声をあてている。
2019年にはSTARWARSシリーズのファンにより構成される世界最大のコスチューム軍団である501大隊に名誉隊員として迎えられるなど、その手腕は広く評価されている。
またその制作姿勢は真摯そのものであり、あくまで自分たちスターウォーズ作品のスピンオフであるため、世界観を踏襲しつつも本編に登場する惑星などの設定を闇雲に使うわけでもなく、劇中音楽についても「安易に本家の音楽を使ってはならない」というルールを課し、ある1シーンを除いて一切のスターウォーズ映画作品本編のテーマ曲の使用をせずオリジナル曲で全編を描き切った。
そんなストイックな彼だったが、流石に大好きなR2-D2の出演がフィローニ監督の鶴の一声で決まった際には、自分でもなんでかわからないが涙が止まらなかったという。彼がスターウォーズを愛してやまないことを象徴するエピソードと言えるだろう。(フィローニ監督曰く「人には誰だって内側に幼い頃の自分が残っている。R2を登場させようと話した時は、まさにジョンの中にいる子供のジョンが顔を出した感じだったよ」とのこと)