501大隊
ごひゃくいちだいたい
501大隊(501st Legion/非公式wikiの和訳に合わせると第501軍団)は映画「STARWARS」シリーズに登場するクローントルーパーからなる戦闘集団。軍隊的な編成単位は大隊(のちに軍団)。ジェダイ騎士、アナキン・スカイウォーカー直属の部隊としてクローン戦争に従軍し、彼が暗黒面に堕ちたあとも直属部隊として活躍した部隊である。
クローントルーパー時代は特徴的な青いペイントが目印だが、帝国軍時代にはペイントは廃れてしまっている。
なお、名前の呼び方は原語版では"Five-Hundred-And-First Clone Battalion"なので、日本語読みでは「ゴーマルイチ」ではなく「ゴヒャクイチ」が正式と思われる。
- ※呼び方は「反乱者たち」レックスの発言から。媒体によっては"Five-Oh-First"=「ゴーマルイチ」と記載されている場合もある。
共和国時代
元々はアナキンの配下に加えられたクローントルーパーの大隊であり、その後も長く彼の直属部隊として従軍した。また、彼のマスターであるオビ=ワン・ケノービが率いる第212突撃大隊とは共同で作戦に従事することが多く、指揮官同士をはじめとして兵士同士も交流が深い。また、アナキンのパダワンであり、大隊のコマンダー(司令官)として従軍したアソーカ・タノにとっては初めて指揮を執った大隊であり、部下であるトルーパーたちも戦いを通じて成長していく彼女に敬意と愛情をもって接していた。
また、型破りなジェダイとして知られるアナキンの指揮の下、クローン戦争開戦期のクリフトシスの戦い、クローンの「生まれ故郷」を救うためのカミーノの戦い、激戦として知られるアンバラの戦いや第二次ジオノーシスの戦い、アナクセスの戦いなどの大規模な戦い、さらには水中戦で知られるモン・カラの戦い、極寒の氷の惑星での戦いとなったオルトー・プルトニアでの任務など過酷な環境下での戦いにも数多く従軍した。
帝国設立時の混乱と再編
アナクセスの戦いののち、惑星マンダロアから増援の連絡を発したアソーカ(様々な要因からジェダイ騎士団から離れており、501大隊メンバーとは別行動をとっていた)と合流し、惑星マンダロアへの出撃準備にかかる。この際、トルーパーたちはアソーカへの変わらぬ敬意の証として通路ですれ違った全員が姿勢を正して彼女に挙手の敬礼で挨拶をしていたほか、大隊所属の第332中隊の面々は彼女の指揮下に入ると聞き構成員全員のヘルメットに彼女を模したペイントを施すという粋な歓迎をした。
しかし、首都惑星コルサント強襲の一報が入ったことで事態は急変。アナキンとオビ=ワンは急いでコルサントに戻らなければならなくなった。アナキンからの提案で第332中隊の面々とレックスは別働隊第332師団として惑星マンダロアに派遣され、残りはアナキン直属部隊としてコルサントに戻ることになり、501大隊は本隊(アナキン&コマンダー・アポー指揮下)と第332師団(アソーカ&コマンダー・レックス指揮下)に分かれることになる。また、師団を指揮下に入れ複数人のコマンダーを有したことで、正式に大隊から軍団に編成単位が昇進されたと思われる。
別働隊は当初の作戦通り惑星マンダロアに向かい、惑星に潜伏するモールとその配下相手に戦闘を開始。激戦により多くのトルーパーを失うも、アソーカの活躍もありモール逮捕に成功する。
だが、拘束したモールをコルサントに護送する途中でオーダー66が発令し、レックス以下別働隊メンバーはアソーカに対して銃を向ける。かつての501大隊所属だったファイヴスの遺したデータをもとに、レックスだけはバイオチップの除去に成功しオーダー66の呪縛から解放することができたが、残りのメンバーとは敵対することとなる。
かつての仲間たちとの戦いというスター・ウォーズ史上最も激しく、悲しく、苦しい戦いののち、機関をモールに破壊されたことで乗艦が墜落、レックスとアソーカを除き、別働隊メンバーは全滅してしまった。生き残ったレックスとアソーカは墜落現場から彼らの遺体をできる限り回収し、全員を埋葬した後、自らの死を装い姿を隠したのだった。
一方、本隊はコルサントの戦いののちもアナキンと共にコルサントに残留。その後オーダー66発令に伴い、ダークサイドに堕ちたアナキンの指揮の下、ジェダイ聖堂へ進軍し聖堂内のジェダイ、パダワン、ヤングリングの悉くを虐殺した。
その後、本隊のメンバーはサイボーグ化が完了し完全にシスの暗黒卿となったダース・ベイダーの直属部隊となり、ジェダイの生き残りや帝国に敵対する勢力の討伐に従事するようになった。
帝国時代
帝国の統治時代、501大隊はベイダーの直属部隊として「ベイダーの拳(Vader's Fist)」の通称で恐れられた。また、時代を追うごとにクローントルーパーたちの老化が進んだことにより、クローンたちは順次退役し後進の徴募兵からなるストームトルーパーに更新されていった。なお、兵士たちの徹底的な画一化と無個性化という帝国軍の方針により、クローン時代の青いマーキングは帝国時代には廃れてしまった。
その後銀河内戦の時代では、引き続きベイダー直属部隊として従軍。タナヴィーIV襲撃、ホスの戦い、エンドアの戦いにそれぞれ従軍するも、デススターの破壊などで構成員の多くを亡くし、最終的にエンドアの戦いでベイダーの光明面への帰還と死と共に完全に崩壊・解散してしまった。
後継部隊
それからおよそ30年後、惑星エクセゴルでシスを信奉する狂信的なカルト集団シス・エターナルの元でダース・シディアスが復活し、この惑星で密かに編成された艦隊ファイナル・オーダーがファーストオーダーと合流する事になるのだが、この時シス・エターナルに属するストームトルーパーであるシス・トルーパーの部隊の中に数字の似た105大隊が存在したとされる。こちらはLegionではなくBattalionとされてはいるのだが、他のシス・トルーパー部隊に(レジェンズ作品に登場した)古代のシスの暗黒卿の名前を付けた部隊が存在する事と併せて考えると、かつてシスに直属した部隊として参考にした可能性がある。
また、レジェンズではスローン大提督が再建したハンド帝国やその後継国家としてスーンティア・フェル男爵が初代皇帝に即位したフェル帝国において501大隊が再結成されている。
ファイヴス
- 認識番号CT-5555、一般兵だったがのちにARCトルーパーに昇進。
- season1で初登場。その後も501大隊のレギュラーキャラとして登場し続けた準レギュラーキャラクター。
- 詳細はクローントルーパーの記事の該当項目を参照。
エコー
- 認識番号CT-1409、一般兵だったがのちにARCトルーパーに昇進。
- season1で初登場。ファイヴスとは訓練生時代からの付き合い。彼同様501大隊のレギュラーキャラとして登場し続けた準レギュラーキャラクター。
- 詳細はクローントルーパーの記事の該当項目を参照。
ジェシー
- 認識番号CT-5597、一般兵だったがのちにARCトルーパーに昇進。
- season2で初登場。その後も501大隊のレギュラーキャラとして登場し続けた準レギュラーキャラクター。
- 詳細はクローントルーパーの記事の該当項目を参照。
リッジ
- 認識番号不明の一般兵士。
- 一般兵士ながら登場は古く、映画版で無線が不調であることをレックスに注意されるシーンで初登場。
- そこから長く消息が不明だったが、season7(最終シーズン)の脱走したモールを取り押さえようとクローントルーパーたちが応戦するシーンで"Ridge is down!!"(「リッジがやられた!」)という台詞でクローン大戦終戦直前まで生存していたこと、そしてモールの反撃で命を落としたことが判明した。
- 残念ながら、彼の戦死を知らせる台詞は英語版のみで確認されており、日本語版では別の台詞に置き換えられてしまっている。また、日本語版非公式wikiでは2022年2月現在も映画版の記述しか書かれていない。(英語版は戦死の前後の記載もある)
- 上記の登場シーンから、レックスと並ぶ501大隊最古参のメンバーの1人とファンの間では認識されている。実際、作中の時系列と各メンバーの最初に登場したエピソードを考慮すると、名前のついたトルーパーとしてはレックスと並んでリッジが最も古参になる。
キックス
- 認識番号CT6116、一般兵。
- season2で初登場した大隊所属の衛生兵。ジェシーとは特に仲が良く彼とともに行動していた。
- 一方で衛生兵としての職務に忠実であり、怪我を押して無茶な行動をしようとするレックスにも、上官であるにもかかわらず率直に諌めている。
- season6で脳内にあるバイオチップの誤作動によりジェダイ・マスターのティプラーを射殺してしまい、その後謎の死を遂げた同僚タップのことを衛生兵として独自に調査した結果ファイヴス同様共和国を巻き込む巨大な陰謀に辿り着いてしまう。しかし、それを誰かに伝える前に独立星系連合軍に捕らえられ、消息を絶ってしまう。
- 消息を絶った時期は不明だが、season7冒頭の「バッド・バッチ4部作」の前半2話では登場しているので、その直後あたりであると考えられる。
- しかしそれから50年後、彼はカーボンフリーズされたまま載せられた船が墜落し、50年もの間放置されていた状態で『ドゥークーの財宝』を求める宇宙海賊の一団により発見された。無事に冷凍状態から復活した彼はかつて仕えていた銀河共和国も、その後継国家である銀河帝国もすでに無いことを聞き、人生を再出発するため宇宙海賊のクルーに加わることを決心した。
- クローントルーパーは成長促進のための遺伝子操作により通常の人間種族の二倍の速さで歳をとる。そのため、最後に「生産」された世代でも50年は生きられないと考えられることから、キックスは作中世界における正真正銘最後のクローントルーパーである可能性が高い。
- ただし、ジャンゴ・フェットのクローンという括りでは、成長速度などの遺伝子編集を一切受けていない純然たるクローンがいるので、考察の余地は残っている。
ハードケース
- 認識番号不明、一般兵。
- 初登場はseason2だが、本格的な登場はseason4の「アンバラ戦役4部作」。
- 勇猛果敢な性格で、アンバラ戦役ではファイヴス、ジェシーたちと共に勇戦。その後、アナキンの一時的な代理として着任したクレル将軍への不信感から、ファイヴス・ジェシーと示し合わせ許可なしに敵軍の鹵獲機に乗り破壊工作に出撃。その作戦で自らの身を犠牲にして作戦目標を完遂した。「生きて明日も戦ってくれ、兄弟。生きて明日も戦うんだ」が彼の最期の言葉になった。
タップ
スターリング
ヴォーン
- 認識番号CT-0292、階級はキャプテン。
- season7で初登場。501大隊に戻ってきたアソーカを第332中隊の一員として、彼女を模したペイントをヘルメットに施したうえで迎えたあと、編成を引き継いだ第332師団の指揮官の1人としてマンダロア占領戦に従軍した。
- 占領戦では下水道に逃げ込んだモールの配下の追撃戦を指揮したが、敵の挑発に乗ってしまったことで罠に嵌り、追撃部隊もアソーカを残して全滅。ヴォーン自身も瀕死の重傷を負い、アソーカへの謝罪を口にして絶命した。
- しばらく後にオーダー66が発令され、多くのトルーパーが敬愛するアソーカに銃を向けることになったことを考えると、彼女に手をとってもらいながら死ねた彼はまだ幸運であったと考察するファンも多い。
アポー
- 認識番号CC-1119、階級はサージェント→コマンダー。
- 初登場は映画「シスの復讐」だが、アニメ「クローンウォーズ」season4の「アンバラ4部作」にも登場した。
- 「アンバラ4部作」ではサージェント(軍曹)の階級だったが、マンダロア占領戦に向かった第332師団とは別行動になったアナキン直属部隊の指揮を任されコマンダーに昇進した模様。
- オーダー66発令に伴い、暗黒面に堕ちたアナキンに率いられたコルサントに残っていた501大隊の指揮官としてジェダイ聖堂を襲撃。聖堂にいたジェダイやパダワン、ヤングリングたちを抹殺した。
- 聖堂制圧戦の最中駆けつけたベイル・オーガナ元老院議員に対して、「ジェダイが反乱を起こしたこと」「反乱はすでに鎮圧されたこと」「だが危険なままなので早急にこの場を去るように」の3点を手短にベイルに銃を向けつつ言い渡し、彼を追い返した。だが、直後生き残りのパダワンに背後から奇襲を受け、重傷を負いその場に倒れた。
フォックス
- 認識番号CT-0000/1010、階級はサージェント。
- 初登場は映画「シスの復讐」。アポーたちと共にジェダイ聖堂を襲撃したメンバーであり、オーガナ議員を出迎えた面々の1人でもある。
- オーガナを追い返した直後生き残りのパダワンに襲われ上官であるアポーが負傷し倒れたあと、襲ってきたパダワンを容赦なく撃ち殺した。その際、思わず「やめろ!」と叫んだオーガナ議員を追撃しようとした他のトルーパーを「放っておけ!」と制止したのはフォックスである。
- 裏設定として、当時彼は度重なる戦闘のせいで心を病んでおり、パダワンを殺したことでもう十分自分達は使命を果たしたと考え、オーガナ議員への追撃を制止したとされている。
- なお、「シスの復讐」公開当初はオーダー66は強制命令ではあるが、中には自分の意志で跳ね除けたトルーパーもいたという設定だったが、後年の作品(カノン)では脳内のバイオチップがある限り、当人の意志がどうであれ強制的に発動するというえげつない設定に変わったため、フォックスは自分の意志に反してパダワンたちを虐殺していた可能性がある。その場合、彼の精神状態がさらに悪化してないか不安になる。
実は501大隊にはモデルとなった「部隊」がある。「部隊」といっても実在する軍の部隊ではなく、ファンたちによる文字通り「軍団」である。その名も"501st Legion"(第501軍団)。彼らは1999年に設立されたスターウォーズファンによる非営利組織である。
501st Legionってどんな組織?
簡単にいうと、"We are bad guys doing good!"(「俺たちゃいいことをする悪い奴らだぜ!」)を合言葉に、「スターウォーズ作品の普及」「自作コスチュームを披露する場の獲得」「社会貢献」の三つを主な目的として活動しているファンの集団である。
彼らの言うbad guysの通り、彼らの多くは作中で「悪役」であるストームトルーパーや帝国軍将校など、帝国側のキャラクターのコスチュームを身に包むが、彼らの主たる目的はdoing good=社会貢献やスターウォーズ作品のPRである。彼らは自作のコスチュームに身を包んで、各地の福祉施設に訪問したり、チャリティー活動に従事したり、交通安全PRなどの社会貢献に従事しながら、公式から要請があれば公式の主催するイベントなどでアクションなどを行うという、まさしく「bad guys doing good」の言葉通りの活動をする人々である。
どんな人たちが所属してるの?
構成員は全員スターウォーズのファンであり、自前のコスチュームを持っており軍団の会合ではそれを身につけている他はごくごく一般の、市井に暮らすスターウォーズファンの方々である。だが、長い歴史を誇り、社会に対して多大な貢献をしている501軍団のことは「ルーカスフィルム」の面々にも認知されており、数多くのスターウォーズ関係者が名誉会員として所属している。以下、名誉会員の一例。
※順番は公式サイト掲載順に準じる。
- デビット・プラウズ:2002年加入。ダース・ベイダー役。スーツアクター。
- レイ・パーク:2003年加入。ダース・モール役。俳優・スタントマン。
- J・J・エイブラムス:2005年加入。「フォースの覚醒」「スカイウォーカーの夜明け」監督。
- ケニー・ベイカー:2002年加入。R2-D2役。俳優、スーツアクター。
- ディー・ブラッドリー・ベイカー:2010年加入。「クローンウォーズ」のクローントルーパー役。声優。
- ヘイデン・クリステンセン:2005年加入。アナキン・スカイウォーカー役。俳優。
- アンソニー・ダニエルズ:2002年加入。C-3PO役。俳優。
- アシュリー・エクスタイン:2010年加入。アソーカ・タノ役。声優
- ギャレス・エドワーズ:2016年加入。「ローグ・ワン」監督。
- ジョン・ファヴロー:2019年加入。「マンダロリアン」制作総指揮。
- デイブ・フィローニ:2009年加入。「クローンウォーズ」「マンダロリアン」監督。
- キャリー・フィッシャー:2007年加入。レイア・オーガナ役。俳優。
- マーク・ハミル:2004年加入。ルーク・スカイウォーカー役。俳優。
- サミュエル・L・ジャクソン:2008年加入。メイス・ウィンドゥ役。俳優。
- ジェイムズ・アール・ジョーンズ:2002年加入。ダース・ベイダー役。声優。
- クリストファー・リー:2007年加入。ドゥークー役。俳優。
- ピーター・メイヒュー:2002年加入。チューバッカ役。スーツアクター。
- イアン・マクダーミド:2005年加入。シーヴ・パルパティーン役。俳優。
- テムエラ・モリソン:2005年加入。ジャンゴ・フェット、クローントルーパー役。俳優。
- ドニー・イェン:2016年加入。チアルート・イムウェ役。俳優、武術家。
...と、まあ、ものすごい方々が所属しているのである。ここに載せていただいた方以外にも、様々な俳優やデザイナー、特殊効果担当、台本作家、コミカライズ担当、プロデューサーとしてスターウォーズに関係した方々が所属されている。
また、世界中のスターウォーズを愛する方々が名を連ねており、2022年2月現在、日本支部にあたる日本部隊で116名、世界で実に14100人以上のメンバーがいる。こうなってくると人数的に見ると、大隊どころかちょっとした師団レベルである。
ちなみに、Legion「司令部」から招集がかかれば、予定の調整ができたメンバーは「いざ鎌倉」とばかりに指定された場所に集まってくる。実際、ドラマ「マンダロリアン」では、メンバーの1人であるフィローニ監督がモフ・ギデオンの軍勢のエキストラとして召集をかけたら実に25人の隊員が駆けつけた。もちろん、一領具足のごとく、自作・自前のコスチュームを引っ提げて。
- 実は召集をかける際、フィローニ監督はエキストラとして出演してもらうことを隠し、「公式主催の『プレミア』に出てほしい」として要請を送ったと言う。公式主催のワールドプレミアやプロモーション映像、パレードへの出演は軍団メンバーにとってはよくあることらしく、いつものワールドプレミア出演かと思っていったら、連れて行かれた先が最新作の撮影現場で自分達の出演が決定という非常事態に度肝を抜かれる隊員が続出。最新作に関する情報リーク予防の側面もあったとは思われるが、フィローニ監督から大隊メンバーに向けた粋なサプライズとなった。
- なお、この撮影にはスタント要員など他のストームトルーパーも併せて合計60人ものストームトルーパーが集結した。彼らの演技はファヴロー総監督やフィローニ監督も絶賛するもので、作品に凄まじいインパクトを残すことに成功した。その経緯はDesny+で配信されているメイキング映像に収録されている。
ちなみに「501」の由来って?
結論から言うと、特にこれと言って由来はない。創始者であるアルビン・ジョンソン氏の語るところによると「第二次世界大戦中の"Fighting SeaBees"という標語が好きだったので、『数が大きくて』『Fから始まって』『軍隊っぽく1で終わる』数字として、501を選んだ」らしい。ちなみに401ではなく501を選んだのは5が4に比べて丸みを帯びた数字だかららしい。
なお、501がなぜBattalion(大隊)でもsquadron/company(中隊)でもなく、Legion表記かというと、501は最初少人数からスタートしたとはいえ、将来的に国際的な集団になることを夢見ており、またつける時の名称が人数と乖離しないようにしたいという思いがあったため、単に「大勢」という意味も持つ"Legion"=「軍団」を正式名称にしたと経緯があるからだという。それゆえ、第212突撃大隊が212th Attack Battalionなのに対し、501大隊は501st Legion表記なのである。
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