ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

「いざ鎌倉」とは、鎌倉時代にできた格言である。

元々は鎌倉時代、幕府に重大事件が起きたおり、各地の御家人は何をおいても鎌倉に駆けつけ、事件の処理にあたることを基本概念とすることを現わす。

鎌倉時代は幕府が御家人に対して領地を与えたり所有権を保証する「御恩」と引き換えに御家人たちは幕府からの兵役などに従う「奉公」を行うことで運営がなされていた時代であり、この「いざ鎌倉」も奉公の一つの形といえる。


転じて、現在では何かとんでもないことが起こったことを表す。意味としては「さあ大変だ!」くらい(諸説あり)。


説話「鉢木」編集

「いざ鎌倉」に関わる有名な話としてはの一曲「鉢木」が知られる。

雪降るなか、旅の僧が落ちぶれた武士・佐野源左衛門常世の家に一夜の宿を求める。

佐野は快く僧を家に泊め、大事にしていた”鉢植えの盆栽”を焚き木にし、

「今は落ちぶれているが、鎌倉に何かあったときには何があっても駆けつける」

と、幕府に対する忠誠心を語った。


僧が家から去ってしばらくして、佐野のもとに鎌倉で大事件が起きたとの知らせがあった。

あわてて佐野が鎌倉に駆けつけると、そこには家に泊めた旅の僧が待っており、

自分が執権北条時頼であることを名乗った。

時頼は、佐野の忠誠心を褒めたたえ、佐野に厚い恩賞を与えたという。


余談編集

同じような意味で「すわ鎌倉」という格言もある。こちらはその発音から、謎かけになっていたり

醤油野田は?


関連タグ編集

鎌倉時代 鎌倉幕府 北条時頼 格言

関連記事

親記事

格言 かくげん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 8516

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました