ポパイ(任天堂)
ぽぱい
アメリカの漫画・アニメ作品シリーズである『ポパイ』を題材にしたゲーム。
初めてその名を冠したゲームが発売されたのは1981年のゲーム&ウオッチ(ワイドスクリーン)。
1982年には、上記とは別内容の同タイトル作品がアーケードゲームとして発売、その後ファミコンやコレコビジョンなどに移植された。
ゲーム&ウオッチで発売されたポパイは国内外合わせて3作品存在し、2つのゲーム内容に分かれる。
- ワイドスクリーン版
1981年発売。
海の上でボートに乗っているポパイを操作し、オリーブが投げるパイナップル、瓶、缶詰をキャッチするゲーム。途中でブルートがハンマーやパンチで邪魔をしてくる。
ブルートの攻撃に当たるか、オリーブが投げたものを2つ海に落とすとゲームオーバー。
- テーブルトップ版・パノラマスクリーン版
1983年発売、テーブルトップ版は国内未発売。
桟橋上のポパイを操作し、パンチボタンでブルートを攻撃、画面左側にいるブルートを桟橋から落とすのが目的。ブルートを2回落とすとオリーブがほうれん草の缶詰を投げてくる、これをキャッチしブルートを攻撃するとクリアとなる。
1982年発売。
ポパイを操作し、ブルートやいじわる魔女シーハッグ、ハゲタカのバーナードの攻撃をかわしながら、オリーブが投げるハート、音符、アルファベットを全て取るとクリア。
パンチを繰り出してブルートの投げる瓶を壊したりバーナードを倒せるが、ブルートに直接攻撃はできない。
ほうれん草を取るとポパイが無敵状態になり、ブルートに触れるだけで倒せるようになる。
後に移植版がファミコンのローンチタイトルとして発売された。
1983年11月22日に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。
グラフィックはファミコン版ポパイの流用。
基本的な内容は表示された日本語を表す英単語を入力するというもの。3種類のモードがあり、ヒントがなかったり2人対戦ができる。
アーケード版『ドンキーコング』は、当初はポパイが主人公のゲームとして開発されていた、しかし権利交渉がまとまらなかったためキャラクターを変更して発売されたという経緯がある。