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概要

首都はインペリアル・センター(旧共和国時代にコルサントと呼ばれていた惑星)。

銀河共和国の元老院最高議長シーヴ・パルパティーンにより元老院で帝政を宣言して成立した。


彼は表向きは公明正大な統治者を演じつつ、裏ではシスの暗黒卿ダース・シディアスとして共和国の繁栄を謳歌する銀河系中心部(コア・ワールド)の人々と共和国の統治が行き届かず、資源を搾取されることの多い外縁部(アウター・リム)の人々、更には共和国の税制に不満を持つ大企業との間の軋轢を広げ、クローン大戦と呼ばれる全面戦争に発展させる。

そして共和国軍の指揮を任じられたジェダイ戦争の中で疲弊させると同時に民衆のジェダイへの不信をあおり、クローントルーパーにジェダイの抹殺を命じるオーダー66を発令。

その後パルパティーンは分裂した銀河系の再編とより強い統治を名目にして共和国の帝政への移行を宣言したのである。


なお、こうしたパルパティーンの暗躍が銀河帝国樹立の直接的な決定打であった事は間違いないが、その背景にはシスが滅亡したと一般的に認識され、1000年にも渡って大きな戦争の勃発を回避し続けていた平和な時代において、元老院では賄賂などの不正や特定の政治家・惑星・勢力の利益のみを追求した不平等な政策の横行が常態化したり、ジェダイ騎士団では暗黒面を過剰に忌避するあまり組織の閉鎖的・独善的な側面を強くして民衆の支持を徐々に失っていったりと、共和国全体に蔓延する内部からの堕落がパルパティーンに付け入る隙を与える結果になっていたのも事実である。


建国後まもなくして「力と恐怖」による統治を宣言し、反対するものを武力弾圧した。帝国の官僚や軍上層部も目的のためなら手段をさらさら選ばない輩が多く登用されており、帝国の苛烈な支配に拍車をかけた。

やがてこれに反発する者達が各地で立ち上がり、その活動は銀河共和国再興を掲げる反乱同盟へと発展。帝国軍と激しい戦いを繰り広げることになる。


軍事戦略は物量に強く頼ったものであり、人命軽視の傾向が極めて強い。わずかな作戦のミスでも司令官が処刑されるシーンがあり、国民だけではなく兵士達もまた恐怖の規律で締め付けられていたことが分かる。


また、コア・ワールドで大多数を占める人間種とそれ以外の種族との対立から銀河帝国では人間以外のエイリアン(特にアウター・リムの惑星を母星としている種族)に対して厳しい差別政策が採られており、帝国軍の主戦力であるストームトルーパーはほぼ全て人間男性で構成されている。

レジェンズ(非正史)の設定では人間の女性に対しても厳しい差別政策が執られており、スピンオフ作品では指揮官や高官、エージェント等に就いている事例も存在はするが、あくまで特別に優秀であると認められた一握りの女性に限られた「特例」とされていた。

一方でカノン(正史)のスピンオフ作品では、こちらにおける帝国軍内でもストームトルーパー部隊は基本的に人間の男性で構成されているものの、直接的に戦闘行為に加わらないオペレーター等の立場には女性も多く採用されており、女性兵士で構成されたストームトルーパー部隊も存在している事が明かされている。また、指揮官や将校へと昇進したり一部の優秀な兵士を厳選したエリート部隊に転属される女性の姿も多く描かれており、レジェンズと比較すると人間の女性に対する差別は緩い(あるいは存在しない)ものとして描かれている。


エンドアの戦いでのパルパティーン皇帝とその片腕であるダース・ベイダーの死後、その報せが銀河系に広まると各地で民衆による決起を誘発する事となる(映画エピソード6に特別編で追加されたシーンより)。

そして惑星ジャクーで新共和国の樹立を宣言した反乱同盟軍を相手に最終決戦を繰り広げるものの再び大敗。帝国に対し莫大な賠償金と大幅な軍縮を課す銀河協定が締結され、残された高官たちはそれぞれに自らの勢力を死守・拡大することに固執して分裂。帝国は事実上の瓦解に追い込まれた。


しかし、協定締結と帝国の解体に反発する一部の主戦派は新共和国の監視をかいくぐり、銀河系の辺境として調査や開拓の進んでいない未知領域へと密かに結集。やがてファーストオーダーと名乗る勢力が帝国の復興を目的に掲げ、新共和国への軍事蜂起を画策していくことになる。


統治機構

新秩序(New Order)

共和制の廃止とともに軍事力を持って統治することを宣言


君主

皇帝であるシーヴ・パルパティーン国権を総轄


経済

クローン大戦終結後、ドゥークー伯爵が結成した独立星系連合幹部らをアナキン・スカイウォーカーダース・ベイダー)の手により粛清。

これらカルテルの有した財源を接収。通商連合等の企業団体は以後国有化


立法

旧共和国の名残である帝国元老院議会と元老院議員(議長は皇帝が兼務。後に解散)。


行政

中央から派遣されたモフと呼ばれる総督による直接統治(中央集権)。


軍隊

銀河帝国軍は、基本的に旧共和国軍の延長線上にある。大別して地上軍と宇宙軍から構成されており、両者は皇帝直属の司令部の下で活動していると思われる。

最盛期の宇宙軍は、インペリアル級スター・デストロイヤー25000隻保持していたといわれている。

地上軍について、その具体的な編成はよくわかっていないが、1個師団は9,700人、1個大隊は820人のストームトルーパーで編成されている。


主な装備はTIEファイター等の小型戦闘機、極端に大型化した宇宙戦闘艦スター・デストロイヤーシリーズ、惑星を一撃で破壊する最終兵器デススター等の宇宙戦力と、巨大な四足歩行兵器AT-AT、二足の偵察用のAT-ST、銀河中の善良な市民の恐怖の的のストームトルーパー等の陸上戦力からなる。


関連項目

STARWARS


ファーストオーダー

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