銀河外縁部（アウター・リム）に属する惑星ライロス（Ryloth）を母星とするエイリアン種族。
日本語表記には「トワイレック」「トゥイレック」「トウイレック人」などの表記ゆれがある。
生態・文化
長身で細身、皮膚の色は個体によって様々。後頭部からレックと呼ばれる2本の触手が伸びている。稀に1本だったり3本以上生えている個体があり、特に数多くのレックを持つ個体は高い社会的地位が与えられる。一例として旧銀河共和国時代末期から銀河帝国時代にライロスを代表していたオーン・フリー・ター元老院議員は4本のレックを持っていた。
銀河系の共通言語である銀河標準ベーシック（メタ的には英語）を喋る他、トワイレッキという独自の言語を持つ。このトワイレッキには声に複雑なレックの動きを組み合わせた表現も存在し、他の種族に会話の内容を悟られないようにする事が可能である。
また、他の種族にとって重要な特徴として、この種族の女性は他の種族も含めた男性から魅力的に見られやすいという点がある。
辺境に位置し貴重な資源も多い惑星ライロスは古来より他の星系や犯罪組織からの侵略に悩まされ続けており、特に女性は奴隷として高値で取引される事が多く（大人の事情で表現がぼかされている事が多いが、要はこういうこと）、この種族の女性を捕らえて奴隷として売り飛ばそうと狙う奴隷商人も後を絶たない。
そのため惑星ライロスやそこに住むトワイレックは長年にわたり独立志向が高い一方、個人単位では母星を離れ他の星系に移住している者も多く、奴隷として連れ出された者を別にしても銀河系の様々な場所でトワイレックを見かける事は珍しくない。
銀河帝国の時代にはライロスは表向きには独立した保護国とされながらも実際には植民地扱いとして多くのトワイレック（特に女性）が奴隷にされており、クローン大戦時に独立星系連合への抵抗活動を指揮していた活動家チャム・シンドゥーラによって反帝国組織「ライロス解放運動」が組織されている。この組織はあくまで銀河全体の自由よりも惑星ライロスの独立を優先させる方針を唱えていた。
一方でチャムの娘ヘラ・シンドゥーラは惑星ロザルを中心とした反乱グループ「ゴースト・チーム」の一員としてライロスだけでなく銀河全体の解放を唱え、反乱同盟の結成に大きく貢献したほか、新共和国時代にライロスを代表する大使となるイェンダーなどライロスを離れ反乱同盟に参加するトワイレックも多く存在した。
また、他の多くの種族との間に生殖が可能であるとされており、正史のアニメ作品ではトワイレック女性の母親と人間男性の父親の間に生まれたというミックスの子供も何度か登場している。
ピクシブ百科事典に記事のある人物
以下の人物はレジェンズ（非正史）作品でのみ存在が確認されている。
