概要
ジオノーシスの戦いなどで活躍したトワイレック族出身のジェダイ騎士の女性で実写版映画だけでなくアニメ等にも登場している。クインラン・ヴォスによって見出され、彼に師事した。フォースの力を使った治癒能力に長けた慈悲深く、聡明な女性。
小説『スター・ウォーズ 崩壊の序曲』のメインキャラで、アナキン・スカイウォーカーの実力を認めつつ、彼と相容れないものを感じている(ダース・ベイダー誕生への伏線といえる)。
その後ジオノーシスのアリーナでの戦いに参加し、ヨーダ率いるクローントルーパーの増援が来るまで持ちこたえた。以降は共和国軍の将軍としてクローン戦争を戦う。2Dアニメ版『クローン大戦』ではキ=アディ=ムンディらと共にグリーヴァス将軍と戦った。
シーヴ・パルパティーン最高議長の発動したジェダイ抹殺司令オーダー66により、惑星フェルーシアでコマンダー・ブライ率いるクローントルーパーの一斉射撃を受け死亡。
なお、ブライとは深い信頼関係で結ばれており、独立星系連合軍の試作兵器の試験に巻き込まれそうになったブライを身を挺して助けたこともある。レジェンズ作品ではブライはアイラに好意を抱いていたとさえされている場合も。
また、師匠であるクインランには師弟愛を超えた何らかの感情を抱いていた過去があり、同じように師匠であるアナキンへの感情で悶々としているアソーカに対してアドバイスをしてあげる面倒見の良い一面も。
同僚のジェダイのキット・フィストーとは強い絆で結ばれており、お互いジェダイでなければもっと別の関係に発展していただろうといわれている。
演者
実写版では演じた人物が元々俳優ではなく制作スタッフだったため台詞が無く、実写版の俳優が声優を務めていたアニメ版でも台詞は無かった。しかし、3Dアニメ『クローンウォーズ』では演者が本職の俳優になったため出番がかなり増えている。
余談
元々は前述の小説『崩壊の序曲』のキャラクターであり、スピンオフ作品から本編映画へ逆輸入された珍しいキャラクターである。
ちなみに師匠のクインラン・ヴォスも元々はスピンオフ作品の登場人物だがエピソード3で名前が言及されたほか、エピソード1に登場したモブキャラの1人と同一人物と設定され実写映画に登場していた事になった。
また、エピソード3の製作段階ではクインラン・ヴォスもアイラ・セキュラと同様にオーダー66の発令で殺害されるシーンを描く構想も存在していたが没になり、彼はオーダー66を生き延びたと設定されている。コミック版「シスの復讐」でクインランが殺されるシーンがあるのはこの名残である。
本来はフォースを信奉する禁欲的なジェダイ騎士団の中にあってなぜかめちゃくちゃセクシーな服装をしているため、そっち方面の人気も凄まじく、投稿作品のうち約70%がR18作品である(92作品中67作品/2022年12月現在)。これくらい露出度の高い服装をしているのは他にはアソーカ(とレジェンズ作品で隠遁していたシャアク・ティ)くらいしかおらず、しかも結構立派なものもお持ちであるうえに堂々と曝け出しているのは彼女くらいである。ちなみに映画やアニメ以外のカノン系作品にも複数人の女性トワイレックのジェダイが登場しているのだが、大体は肌の露出の少ないオーソドックスなジェダイの装束を身につけている。アイラだけが露出度の高い服装をしている理由は今もって謎である...(知ってる方がいらっしゃったら追記お願いします)
ちなみに、スピンオフ作品にはアイラと同じトワイレック種族の女性シス卿であるダース・タロンも登場しており、こちらも同様にかなりセクシーな服装をしている。
ルーカスは元々、スピンオフ作品については一通り目を通し、賞賛・批判・助言などを行いつつも、半ばパラレルとして割り切り、各クリエイターにある程度自由にやってもらうというスタンスだった。
そしてスピンオフ作品の登場人物の中で、ルーカスが特に気に入ったのがアイラとタロンだったらしく、タロンもEP7(ルーカスが監督を務める予定だった頃)に登場させる予定があったようだ。