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STARWARSスターウォーズ)』に登場するキャラクターエピソード1~3において一貫してジェダイ評議会を勤め上げたジェダイ・マスターであり、一流のパイロットでもある。ケル・ドアという酸素が有害な種族であるため、常に呼吸用のマスクを顔に付けている。劇中ではこのマスクを取り外すシーンはないが、スピンオフ作品などで描かれた同族の素顔では結構つぶらな瞳がチャーミングな可愛らしい顔をしている

メイス・ウィンドゥらと惑星ジオノージスで多数のバトルドロイドを相手取り生き延びたほか、クローン大戦ではそのパイロットとしての腕、およびフォースの能力を遺憾なく発揮した。

だが、クローン大戦の終盤、惑星ケイト・ニモーディアで戦闘機での哨戒を行っていた時、ダース・シディアスが発したオーダー66により、クローントルーパーの僚機に狙撃され、墜死した。(なお、構想段階では脱出シートでなんとか逃げようとするも、射出直後に撃ち抜かれるという完成版以上にエグい死亡シーンが描かれる予定もあった模様)


アニメ「クローンウォーズ」にて編集

幼少期のアソーカ・タノを発見しコルサントに連れてきたジェダイで、彼女に慕われている。『クローンウォーズ』テレビシリーズでは、行動を共にする場面も多い。


そしてアソーカがジェダイ聖堂を爆破するテロ事件の容疑をかけられた際には、内心では彼女の無実を信じつつも、アソーカの有罪を確信し、裁判にかけようとする評議会全体の意向に対しては評議会メンバーという立場のために表立って逆らう事ができずにいたという。

結局アソーカを救ったのは彼女のマスターとしてパダワンの無実を信じて独自に動き、真犯人を突き止め捕縛したアナキン・スカイウォーカーであった。そして晴れて無罪放免となったアソーカに対し、プロ・クーンは開口一番にジェダイ評議会を代表して謝罪の言葉を口にする


…しかし、彼に続いてメイス・ウィンドゥら他の評議員の口から発せられたのは、自分達がアソーカに被せた冤罪を試練と断じ、ジェダイ・ナイトへの昇格を打診するという、見方によっては評議会の誤った判断に対する自己正当化と保身としても充分に受け止められるような言葉であった。

この言葉に失望したアソーカはその場を飛び出し、アナキンはすぐさま彼女の背中を追う。しかし、プロ・クーンは彼らを追わず、むしろアナキンの後に続いてアソーカを追いかけようとするオビ=ワン・ケノービを引き留めた


そして結局、その後のアナキンの説得も空しくアソーカはジェダイ騎士団を脱退し、プロ・クーンは再び彼女の姿を見る事無く上述した通りオーダー66で抹殺される事になる。


アソーカを追いかけようとするオビ=ワンを制止した行動。それはあの時点で既にアソーカの心は決まっていると考え、それを尊重した行動だったのか、はたまたジェダイ評議会のメンバーである自分やオビ=ワンが、評議会全体の決定よりも個人としてのアソーカへの情を優先させるわけにはいかないというジェダイ、ひいては評議員としての責任感による行動だったのか。

彼本人以外でその真意を知る者はいない。


余談編集

  • 「クローンウォーズ」の監督を務めたデイブ・フィローニはプロ・クーンの大ファンであり、それまでの作品で目立った役回りや活躍のなかった彼が同作で重要な役回りを得たのはフィローニ監督によるところが多い。また、後年「フィローニ監督はプロ・クーン大好き」というファンの認識を逆手にとってとある重要情報流出を阻止するという大胆な作戦に使用されていたりする。
  • アソーカやアナキンに対し親身に接し、アソーカの冤罪が晴れた際にもヨーダやメイスが謝罪するどころか自己保身と正当化とも取れる行動に走った中、ただ1人謝罪したり、配下のクローントルーパーたちにも分け隔てなく接していたことから、ファンからは「聖人」扱いされている。
  • pixivでは、クローンウォーズが公開以降アナキンと並んでもっぱらアソーカの保護者役として描かれる作品が多い


関連項目編集

STARWARS ジェダイ ジェダイ・マスター


クローンウォーズ アソーカ・タノ

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