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クローントルーパー

くろーんとるーぱー

『スター・ウォーズ』シリーズのキャラクター。新三部作に登場する銀河共和国軍の戦闘部隊で、ジェダイ達と共に分離主義勢力率いるドロイド軍団と戦い抜いた。
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STARWARS(スター・ウォーズ)』シリーズに登場する、旧共和国(後に銀河帝国)軍に所属する兵士たち。惑星カミーノの施設で生まれたクローンである。ヨーダオビ=ワン・ケノービジェダイの指揮下で独立星系連合との戦いに従事し、旧共和国側の主戦力として通商連合率いるバトルドロイド軍等を相手に宇宙の各所で戦闘を繰り広げた。
この戦役は彼らの名前をとってクローン大戦と呼ばれることになった。

概要

クローントルーパーは戦闘民族マンダロリアンのわずかな生き残りであり、銀河系で有数の腕利きとされる賞金稼ぎジャンゴ・フェットの遺伝子を元にして「製造」されており、決められたプログラムに従って動くことしかできないバトルドロイドと比べて高い応用性を持つとされている。
また、遺伝子操作により通常の人間と比べると2倍の速さで成長するという大きな特徴がある。そのため老いが早いという弱点にも成ってしまっている。

能力

生命を人工的に生み出し戦争の道具にするという、倫理的に逸脱した発想で生み出されたクローントルーパーだが、その戦闘力は苛烈そのものである。
クローントルーパーは生まれたときから一流の兵士となるべく教育プログラムを施されているため、優れた戦闘技術と死を恐れない獰猛な戦意を備えた理想的な兵士となったのである。クローン故に身体能力面で個体差が生じにくいため、安定した戦闘力を維持できるという強みもあった。これにジェダイの特殊能力と優れた戦術指南が合わさることで、数で勝るドロイド軍団に対しクローントルーパー達は互角以上の戦いを展開することが出来たのである。
クローン達は共和国に対する忠誠心も厚く、民主主義と社会秩序を守るという使命感を胸に秘めている。そのため、共和国が銀河帝国に再編されてから袂を分かったクローンも少なからず居た模様である。

個性と自我

クローントルーパーは全ての個体が同一の遺伝子を元にしたクローンであるため、非常に似通ったや体形などをしており、独立心を弱めて忠誠心を高める遺伝子操作が加えられ、遺伝子に刻印された製造番号によって管理されているため、一見すると全く個性が無いように見える。
しかし、指揮官クラスや特殊部隊など、戦場でのより高い判断力を求められる役職に充てられる個体の場合、独立心を弱める操作が緩められており、他の個体と異なる特別な訓練を受けていることから性格などに個体差が見られ、製造番号とは別に人間的な通称を与えられていることが多い。
また、アニメ「クローンウォーズ」ではそうした特殊な立場にはない一般の兵士においても多くが訓練や実戦での経験を通じて生じた自我を持つ様子が見られ、互いに通称を付けてそれで呼び合ったり、髪型刺青外見を変える等して他の個体との差別化を図る様子が描かれている。また、自我を持った後に自分達の境遇を疑問視し脱走兵となったり、欺瞞に満ちた共和国を裏切り敵に内通する個体も現れている。そもそもクローントルーパーという存在自体が生命を軽んずる発想の元に生み出されている以上、無理からぬ話である。

装備

クローントルーパーは後のストームトルーパーに受け継がれる全身甲冑のごとき白いアーマーに身を包み、ロングライフルのようなブラスターを装備している。
このアーマーはジャンゴ・フェットが属するマンダロリアンの伝統的な装甲服を参考に設計されており、T字型のバイザーにその名残が見られる。ただしこのアーマーは人間とは体形が大きく異なるカミーノアンによって設計された物であるため可動性などに問題点が多く、クローン大戦時には共和国の技術者によって人間工学に基づく改良を施した新たなアーマーの開発が進められていた。
アーマーはクローン達の嗜好や階級に合わせてカスタマイズされたり、部隊ごとに個別の塗装を施されたりとバリエーションに富んでいる。
余談だが、後のストームトルーパー達のアーマーはクローンの時代に比べ質が落ちているらしく、アニメ「反乱者たち」でストームトルーパーのアーマーを着たクローンが着心地の悪さをぼやく一幕があった。

成立とその目的

映画エピソード2から遡る事10年前、惑星ナブーが通商連合により封鎖された事件の際にそれまで滅びていたと思われていたシスの存続が判明した事を知ったジェダイ・マスターサイフォ=ディアスは共和国が全面戦争に備えた兵力を保持する必要があると考え、大規模なクローン製造施設のある惑星カミーノにクローンの兵士を極秘裏に発注した。
だが、ジェダイ評議会との関係が良好では無かったサイフォ=ディアスはこの事を報告しておらず、直後に外交任務の途中で謎の死を遂げたためにクローントルーパーは共和国にその存在を知られないまま製造が続けられており、ジャンゴ・フェットが語る所によると「ティラナス」と名乗る人物が遺伝子提供者の選別を行ったという。

しかし、実際にはシスの暗黒卿であるダース・ティラナスドゥークー伯爵)とダース・シディアスシーヴ・パルパティーン最高議長)がその背後で暗躍していたというのが真相であった。
シディアスは最高議長としての表の顔を使ってドゥークーのジェダイ時代の友人であるサイフォ=ディアスをそそのかし、クローンを発注させた(あるいはサイフォ=ディアスの名を騙って自分が発注した)後、ドゥークーのシスへの転向の意思を確かめる踏み絵もかねてドゥークーにサイフォ=ディアス殺害を命じ、クローンの製造計画を乗っ取ったのである。
その真の目的はジェダイを戦争で疲弊させ、殲滅せんとするダース・シディアスの作戦であり、最後の仕上げとしてジェダイを背後から抹殺するという命令「オーダー66」を実行させる事であった。クローンたちは「命令に従った」だけであり、その行動には「悪意」や「殺意」などジェダイが感知できるような「感情」を伴っていなかったことから多くのジェダイが不意の攻撃に対応できず、ケノービやヨーダらごく一部をのぞく大半のジェダイが為す術無く殺害されてしまった。

後身

後に銀河帝国軍の主力となるストームトルーパーは、クローントルーパーの後継とされ、映画エピソード3やアニメ「クローン大戦」「クローンウォーズ」ではクローントルーパーの兵装が後のストームトルーパーに近い物へと移り変わっていく様子が描かれている。
しかし、一方でアニメ「クローン・ウォーズ」では良質なクローンの製造・訓練を維持するための費用が共和国の財政を圧迫している事が語られており、ストームトルーパーへの移行後はクローンだけでは無く一般人からの徴兵や志願兵も多く採用されている。
また、「エピソード3」から十数年後を描いたアニメ「反乱者たち」では、「エピソード4」の約5年前までにはクローン大戦当時に現役であったジャンゴ・フェットのクローン兵たちはすべて退役・解散となり、各々が銀河各地で余生を過ごしていることが明かされた。

関連項目

STARWARS クローンウォーズ
ジャンゴ・フェット ボバ・フェット クローン
銀河共和国(STARWARS)

オーダー66 ストームトルーパー


クローンヤクザ

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