概要
ロイヤルガードとは、一般的には英語で「近衛兵」「親衛隊」等を意味する言葉である。
そこから転じて、フィクションでは独自の意味を持つ用語として使用している作品がいくつか存在している。そのため、本記事ではそれについて解説する。
関連作品
STARWARS
『STARWARS(スターウォーズ)』シリーズに登場する銀河帝国における役職の一つ。ストームトルーパーの中から厳選されたエリートが苛烈な特訓を受け、皇帝シーヴ・パルパティーン(ダース・シディアス)の親衛隊として、赤い装甲服をまとった者たち。フォースパイクという振動を発する武器の扱いに長けており、その名の通り皇帝自身や帝国の重要拠点を護衛することが主な任務となる。
その起源はストームトルーパーの起源であるクローントルーパーとは異にしており、映画エピソード2ではクローントルーパーが正式な共和国軍として活動を開始する以前からロイヤルガードの前身であるレッド・ガードが存在していたことが確認できる。
本来、銀河共和国元老院において最高議長の護衛官を務めるのは、元老院の下部組織として青い装甲服をまとったセネイト・ガードであったが、パルパティーンはこれを自身が個人的に組織した私兵部隊レッド・ガードやクローントルーパーの中でも赤い装甲服を纏い議長の護衛や共和国の首都惑星コルサントの防衛を務めるショック・トルーパーへと段階的に置き換え、帝国成立と皇帝即位の宣言後は皇帝個人にのみ直属する親衛隊ロイヤル・ガードへと再編したのである。
そのためロイヤル・ガードは基本的に皇帝のみの命令に従うものとされ、ダース・ベイダーのような重臣ですら彼らへの指揮権を得るには皇帝からの特別な許可を必要とするという。
皇帝の護衛を任せられるだけあってその忠誠心は非常に高く、戦いで負傷した同僚のロイヤル・ガードに止めを刺すように皇帝から命じられた際にも躊躇なくそれを実行するほどである。ロイヤル・ガードの中にはクローン兵も数人在籍しており、少なくとも帝国時代初期にロイヤル・ガードの隊長を務めていた兵士はジャンゴ・フェットのクローンであった事が確認されている。
Undertale
→RoyalGuardsを参照。
デビルメイクライ
『3』から実装されたスタイルシステムの一つ。
防御とカウンターを主軸にした戦術を得意とする。
3
ダメージを受けると評価が下がるため回避が重要とされる本作において、あえて回避しない、ある種の矛盾を抱えた異質なスタイル。敵の攻撃を軽減するブロックと、吸収したダメージを跳ね返すリリースの二つを主軸に戦う。
敵の攻撃を受ける寸前にブロックすると被ダメージをゼロにする「ジャストブロック」へと派生する。リリースも同様に与えるダメージが倍増する「ジャストリリース」となる。
評価が下がるデメリットは無視できないため、基本これらのジャスト入力を利用し、ダメージを受けないよう立ち回っていく。
上級者向けに見えるが、ジャンプの上昇中(あるいは横転の移動中)にブロックを入力すると、無敵時間中に触れた攻撃を必ずジャストブロックする裏技があり、実のところ操作難易度はそこまで高くない。
特にボスの攻撃はブロックすれば一瞬でチャージ(ダメージ吸収量を示す値)が満タンになるため、上手く立ち回ることで何度も最大威力のリリースをぶち込むことができ、ソードマスタースタイルを上回る火力を見せる。
4
横転ブロックのテクニックが削除、リリースの威力、チャージの上昇量などが見直され弱体化。
特にゲージ上昇量の低下が痛く、『3』のような何度もリリースを繰り返す戦術は不可能に。
新アクションとして完全無敵状態になるドレットノートが実装されたが、移動速度低下のデメリットがあり、発動中はチャージが高速減少するなど、やはりロマン技の域を出ない。
魅せとしての趣が強くなり、攻略向けではなくなってしまった。無念。
が、後に慣性を乗せるバグが発見され、空中ブロックの姿勢で高速移動するテクニックが開発。
空を飛べるスタイルとして一部ガチ勢の間で認知されるように。ガードとは一体・・・
ほかスタイルチェンジ時のポーズが印象的である。
5
DTゲージを代償に通常ブロックでもダメージを無効にできるように。
威力、チャージ上昇量も上方修正を受け、『3』のような動きが可能となった。
更にチャージを小量消費して無敵状態の反撃を繰り出す新アクション「リヴェンジ」が実装され、なるべくゲージを温存したい道中の雑魚戦でも気兼ねなく使えるように。
ただ慣性が乗るバグが修正されたため、前作のような超高速移動はできなくなった。
遊戯王OCG
→ロイヤルガード(遊戯王)を参照。