チョコダンフォーム
ちょこだんふぉーむ
『チョコ!』
「ちょっ、勝手に!?」
チョコダンゴチゾウ「イートミー!イートミー!」
「…あ〜もう!」
『EATチョコ!』
『ガヴ……ガヴ……』
『チョコダン!パキパキー!』
仮面ライダーガヴの派生形態。ショウマのガヴ(赤ガヴ)にチョコダンゴチゾウを食べさせて変身する。第7話より登場したチョコレートをモチーフにした形態。
キャッチフレーズは「パキッ」「パキューン」。
ガヴの派生形態では珍しく、ショウマの状態から直接変身したことがある(第9話)。この場合でも変身する瞬間はショウマの目が紫色に発光する。
頭部は板チョコのテンガロンハットを被ったような、肩周りは溶けたチョコのポンチョを身に付けたような見た目。専用武器のチョコダンガンや、変身中に流れる風の音や銃声などが相まってガンマンを想起させる。
チョコレート色のメインカラーとテンガロンハットを模った顔は、正面から見るとカブトムシを思わせるマスクシルエットにもなっている。
身長 | 191.6cm |
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体重 | 79.2kg |
パンチ力 | 0.8t |
キック力 | 1.6t |
ジャンプ力 | 2.3m(一跳び) |
走力 | 8.2秒(100m) |
数値だけ比較するとふわマロフォームにはキック力と走力で優るが、ポッピングミ・ザクザクチップスフォームには全ての面で下回る。もっとも脚部の「チョコダンレッグ」のパワーによって変身による高いエネルギー密度を活かした瞬発力を発揮するため、瞬間的な機動性は非常に高い。
同じチョコタイプのゴチゾウを使用しているヴァレン・チョコドンフォームと比較するとジャンプ力や走力はやや劣るが、半グラニュートであるショウマの素質もあってかパンチ力やキック力はヴァレンより高い。
「チョコダンアイ」となった複眼はシンプルに動体視力と望遠能力に優れ、アクロバットな動作の最中でも壁に開けた穴に弾を通すほどの精密射撃を実現。
胸部の「チョコダンラング」は高い可塑性を持った耐衝撃性に優れ、ダメージを軽減する機能を搭載。ラングそのものを広く展開すれば、捕縛と攻撃による周囲への被害を最小限に抑える特性も持っており、チョコダンフィニッシュなどの必殺技発動時に使用される。
ただ、第9話ではニエルブマシーンの光線を1発受けただけでチョコダンラングが溶けてしまっていた。
チョコダンゴチゾウ
ゴチゾウの一種。ショウマがミルクチョコレートを食べたことで生み出された。
赤ガヴにセットすることでガヴ・チョコダンフォームに変身する。名前の由来は「チョコ」+「(銃の)弾丸」+「フォンダンショコラ」か。
チョコドンと合わせて、銃を発砲した時の擬音「DAN(ダン)」「DON(ドン)」も掛かっているのかもしれない。
ガヴの音声から察するに気が強く好戦的(項目冒頭の台詞を見て貰えば分かるように、本格的なデビューがポッピングミゴチゾウを強引にガヴから叩き出して変身させるという、殆ど乗っ取りフォームのようなものであったため。余談も参照。)な様子…だが、ゴチゾウ図鑑の解説から「マイペース」な感じが強めな疑惑も浮上している。
LOTTEガーナチョコレートとはよく似たデザインであり、後述のチョコドンも含めて外見の元ネタも十中八九それ。また、公式キャンペーンではガーナの装いのゴチゾウが登場している。
DXガヴフォンでの音声は「チョコのゴチゾウ!チョコの拳銃で連射だ!」
チョコドンゴチゾウ
ゴチゾウの一種。ショウマがホワイトチョコレートを食べて生み出した。下記のチョコドンガンの生成に使用される。
名前の由来としては、チョコダンと合わせて、銃を発砲した時の擬音「DAN(ダン)」「DON(ドン)」を掛けているのかもしれない。
ゴチゾウ図鑑によると「ドンくさい」らしい。チョコダン共々マイペースなのだろうか?
チョコダンガン
チョコダンゴチゾウの力で生み出された銃型武材。最初期はまんま板チョコに銃の持ち手がついた見た目だったが、ショウマ本人が一部食べる形で現在の形状へと変えられた。弾丸に温度変化を加えることで、超高温の溶解弾から超低温の硬質弾への無段階変化を可能とし、単射や連射などあらゆる射撃速度に対応する優れた拳銃。
チョコドンアシスト
チョコドンゴチゾウ「チョコチョコ、チョコ」
「だったらこっちは…!」
『チョコ!』
『EATチョコ!』
『ガヴ……ガヴ……』
『チョコドン!』
「はい、これ使って!」
ヴァレン「お、おう!」
赤ガヴにチョコドンゴチゾウを追い菓子させる事で『チョコドンガン』を生成する。ザクザクチップスフォームと同じく、チョコダンフォームそのものは強化されないが、チョコダンガンとの2丁拳銃で立ち回ることで互いの効果を最大限に発揮できる。
機能自体は弾丸がホワイトチョコレートの如く白くなっていること以外はチョコダンガンとほぼ同じだが、チョコダンガンと組み合わせた2丁拳銃による超射撃が可能となった。
なお、チョコドンガン自体はゴチゾウさえいればいくらでも召喚可能なので、第8話では余分に召喚してヴァレンにも渡している場面もあった。
チョコダンフィニッシュ
『ガヴ……ガヴ……』
『CHARGE ME CHARGE ME』
『チョコダン!フィニッシュ!!』
チョコダンゴチゾウをセットしたガヴ(赤ガヴ)を操作して発動。
ポンチョ部分から生成される高熱の液体チョコレートで敵を包み込むように捕縛し、そこにチョコダンガンの銃撃を食らわせて敵もろとも凝固・爆裂させる。
- 「チョコと言えば銃」という台詞が一見突拍子が無いように聞こえる為一部視聴者からは「理解できん」とツッコまれているが、前話のヴァレンの戦いから「チョコ→チョコっぽいライダーのヴァレン→ヴァレンバスター」と連想したとすれば納得がいく。
- 上記の通り、初変身の際チョコダンはポッピングミをのけてベルトに入った上グミゴチゾウは性質上昇天してしまっている。よく見るとこの際昇天するグミゴチゾウが怒っている風にも見えるという声も上がったほか、放送終了後は玩具やイラストでこの不憫な扱いにグミゴチゾウ達が憤るといった二次創作が展開された。
- その報いと言わんばかりに、ゴチゾウ図鑑では「捕まります」、「チョコっと、いや、かなりドンくさい」と、辛辣かつほとんどチョコドンの解説しかされていない。
- 2月に発売される雑誌付録として、「チョコを食べるグミゴチゾウ」が開発されることが確定し、改めて上述の一件がネタにされることになった。
- ライダーゴチゾウ版のチョコダンゴチゾウについてだが、こちらの表情違いは泣き顔。外見に涙のイラストが描かれているためそう判断できる代物だが、稀に涙のイラストが描かれておらず展開して初めて判断できたというエラー品が発見されたという報告がある。それを引き当てた人は、ゴチゾウが全体的にえげつない人気を誇り、それに伴い品薄状態であるという現実も踏まえて、是非とも一生保管することをお勧めする。
ビリー・ザ・キッド魂:同じくガンマンをモチーフにした先輩ライダーのフォーム。カラーリングも茶色、初陣が第7話と共通点が多い。