ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

これが人間のお菓子か…!最っ高すぎる〜!!」第1話

人間はお前らに喰われるために幸せになるんじゃない!(第2話)


知念英和高木波瑠(幼少期)


仮面ライダー


概要編集

仮面ライダーガヴ』の主人公

グラニュート界からの来訪者にして、グラニュートの父・ブーシュ・ストマック人間の母・井上みちるとの間に生まれた混血児。そのため、フルネームが父方と母方の2つあり、放送前はショウマ名義のみであった。


エージェントの追跡を振り切る最中、人間界との境を繋ぐを潜り、海岸に流れ着き行き倒れていたのを助けた廣井始を通じて人間のお菓子と出会う。紆余曲折を経て甘根幸果の経営するなんでも屋はぴぱれ居候することになる。

幸果からは「ウマショー」と呼ばれている。


ガヴ💥🍭

グミを初めとした菓子類を食べることで、腹部のガヴからゴチゾウを生み出す能力を持つ(ショウマ曰くゴチゾウは「オレの眷属」)。

なお、ガヴから眷属を生み出す能力はグラニュートにとっては当たり前の特性だが、半分人間のショウマだけはグラニュート界にいた頃は使えなかったらしく、人間界に来てようやく開花した能力に当初は自分でも驚いていた。


この眷属であるゴチゾウとガヴを使い、仮面ライダーガヴに変身する。ガヴは幼少期に大叔父のデンテ・ストマックによる生体改造手術によって現在の形状と機能を与えられたことが判明しており、ある意味仮面ライダーの原点に忠実な古式ゆかしき改造人間と言える。


幸果に名前を聞かれた際、母方の姓に倣い井上生真(いのうえ しょうま)と名乗っている(「仮面ライダーストア」で事前に販売されていたグッズには「INOUE SHOMA」と表記されている)。基本的に人間界で名を明かす際には「井上生真」名義で通すことにしている模様。


闇菓子の味を覚えるのを恐れてか、みちるから「うちのお菓子を食べたらダメ」と幼少の頃から言い付けられていた。当のみちるはグラニュート界で闇菓子の材料にされてしまっており、ショウマが長らくグラニュート界にいたのはストマック社に軟禁されていたためである。


半人半グラニュート故か、

  • 海に落ちたとはいえ、飛行機が飛ぶ空から放り出され特に負傷もなく、それよりも空腹の方を訴える生命力。
  • 始を交通事故から庇った際に衝突したトラックの方が逆に大破する頑強さと、フロントガラスを突き破る勢いで放り出された運転手たちを左右の片手キャッチで救出する反射神経
  • 始の秘密基地からかなり離れたコンテナヤードまで一瞬で駆け付ける走力。

ガヴ 第2〜3話 ネタバレ

  • 人間なら数人がかりの重量物を、まとめて軽々持ち運ぶ腕っぷし。
  • 闇菓子の材料となるスパイス(ヒトプレス)にされない。

と、まさに人外の域にある身体能力の持ち主。


ただし、仮面ライダーに変身しなければ、純血のグラニュートには力は及ばない模様。


人物像編集

幼い頃からグラニュート界で事実上軟禁生活を送ってきたからか、人間界のことを母・みちるからの伝聞くらい(お菓子の名前やおおまかな特徴など)でしかほとんど知らず、無垢純粋な子供のような性格をしている。


母が囚われた際に何もできず目の前で闇菓子の材料にされて守れなかった過去の後悔から、「守る」という行為に強いこだわりを持っている。そのため、たとえ人間に化け物と恐れられようと同族殺しをすることになろう(関係性が最悪だったとはいえ、彼なりに情のあった姉であるシータ・ストマックにも手にかけた)と、人間の幸せを奪うグラニュートには敢然と立ち向かう。当初は人間を不幸にしたくないという思いが強すぎるあまりに、戦いに巻き込んだり自身が幸せにした結果闇菓子のスパイスとして狙われることを恐れて人と深く接することを拒んで放浪生活を送っていたが、デンテとの対話を経て、「たとえ善意からだとしても相手を不幸にすることはよくない」という考えに至る。同時に「関わった人がグラニュートに狙われたとしても力がある自分が守ればいい」と決意し、はぴぱれで人を幸せにするために働くことを決めた。


幸果から貰ったおいしいものノートを愛用しているらしく、初期は単に食べたいお菓子の名前を書くだけに留まっていたが、袋なども貼り付けたりお菓子の絵を描いたりと自己流に着々とノートを埋めている。先述の過去の経緯もあって、人を幸せにしたいと願い実行に移している幸果を心から尊敬しており、彼女への「想い」が窮地を救う新しい力に至ったこともあった。


人間界の常識に疎いようにみえて、みちるによってある程度の教育は施されていたのか、ひらがなとカタカナは書けるものの、グラニュート界の文字と異なる日本語で手紙を書ける程度の識字能力や、箸が問題なく使える、年上相手には敬語を使い、感謝と謝罪もしっかり言う、恩人の会社を立て直そうと他人の家から金品を盗もうとした筋元弥彦に対しても「そしたら今度は盗まれた人が困るだろ?」と彼を諌めるといった善悪の基準はわきまえており、漢字や家事といった人間界の常識についてもはぴぱれでの生活を通じて習得に励んでおり、地道にできることを増やしている。


天涯孤独どころか人間界にツテすらないという状況ながらも、「人間界で、人間と一緒に幸せになる」という目標のために折れない強固かつポジティブな意志と覚悟を持つことに加え、デンテの気質をうまく利用して協力を取り付けたり、ゴチゾウやガヴフォンをうまく利用して凪浜市全域に独自のネットワークを張ったりと、浮世離れしているように見えてデンテが舌を巻くほど頭は切れるタイプであり、過酷な現実を逞しく生き抜いている。

またブーシュからある程度鍛えられていたのか、クセの強い武器の使い方をわずか数回で掴んだり、ガヴドル(ベルトのハンドル)を回す腕を掴まれて妨害された際には、バク転することで本体の方を回転させて必殺技の発動を完了させたりと、適応力・応用力に長けた戦闘センスの持ち主でもある。


上記の通り侮れない性格ながらも、根底にある優しさは本物であり、バトルで相手グラニュートにトドメを刺す直前には「どうする?二度と闇菓子に関わらないか・・・この場でオレに倒されるか!と通告を突きつけるのが決まりである。もっとも、基本的には素直に前者を選ぶグラニュートは皆無であり、ショウマ本人もあまりグラニュートが警告通りにする気がない者が多いのは承知しているのか、第3話では、必殺技の待機状態で通告する場面もあった。

第15話では、闇菓子をやめるグラニュートが現れたが、実際は騙すための演技だった事実に対して「残念だよ・・・」と、失望と怒りを顕にしていた。


先行登場編集


「大丈夫?これ食べて元気出して!」


ヴァルバラドグミ・・・?笑えないジョークだ


ドレットルーパー軍式軍団に圧倒されていた黒鋼スパナ仮面ライダーヴァルバラドの前に颯爽と現れ、拘束を剥がし(上記の人間離れした肉体を持っていることの示唆でもあった)突然ポッピングミを渡す。


仮面ライダーガヴに変身し、ドレットルーパー軍式軍団とドレットルーパー壱式と交戦し、スパナをヘルクレイト撃破に向かわせ自身はパンチングミアシストを活用して軍式軍団と壱式を撃破した。

その直後、お腹を空かせてその場を去った。


「あぁ〜お腹空いたぁ〜!」


なお、スパナはエンドロールの夏祭りで、ショウマから渡されたポッピングミを花火を眺めながら食している。


また、この時のショウマは門矢士仮面ライダーディケイドが連れてきたという裏設定があり、これをガヴパートの演出を担当した杉原輝昭監督が拾い、彼が登場するシーンにオーロラカーテンのSEを組み込んでいる。

時系列的には自身を「仮面ライダーガヴ」と名乗ったことから第7話以降と思われる。


  • 『仮面ライダーガッチャード』最終回

例年の令和ライダー同様、最終話にも先行登場。

キャストクレジット後ビルの屋上を走っていたところ、鳳桜・カグヤ・クォーツ仮面ライダーレジェンドと出会い、「カグヤ様からゴージャスなゴチソウをプレゼントだ」と、突然クウガゴチゾウを渡され、「これゴチゾウっていうんだけど…でもありがとう!」と感謝していた。その直後、登場した一ノ瀬宝太郎仮面ライダーガッチャードとレジェンドが「俺が提案したんだからね」「調達してきたのはカグヤ様だ」と手柄を巡って争い始めたため、ガヴに変身して「ほーら、2人とも喧嘩しないでグミでも食べて!」と2人にポッピングミを渡し、どこかへ去っていった。

その後、二人が渡されたグミを変身したまま食べる形で『ガッチャード』の物語が締めくくられた。


宝太郎・カグヤ「美味い!」


時系列的にはゴチゾウの名前を呼んでいたことから、第6話以降と思われる。


動向編集

第1クール(#1~#12)編集

グラニュート界エージェントに追われている所から物語が始まる。エージェントの銃撃を交わし続ける内に扉と階段しかない空間に迷い込み、偶然開いたドアから人間界に来訪。


海岸で倒れていた所を通りがかりの始少年に助けられ、秘密基地へ案内される。彼からお菓子をもらい始めにポッピングミを食した際、ポッピングミゴチゾウが生まれたことに困惑し「人間じゃないことがバレるといけない」と赤い上着を渡されつつ出してもらったお菓子も受け取り、しばらくはそこで生活することになる。

ジューシー!!

その後、彼がハウンドに襲われたことで母が捕まった時の記憶がフラッシュバックするも、恐怖を克服しガヴへと変身。自身も始の母やハウンドに「化け物」と言われながらもそれを割り切り、ハウンドを撃破。その後は彼に感謝の手紙を残し、秘密基地を後にした。


そしてブルキャンゴチゾウでブルキャンバギーの代わりにオフロードバイクを生成し、街を去った。

しかし、再び行き倒れ、今度は甘根幸果に拾われる。


幸果に拾われる形でなんでも屋「はぴぱれ」に招待され、シャワーのみならず弁当やポテトチップス「ザクザクチップス」を提供される。特にザクザクチップスはかなり気に入っていた(無論ザクザクチップスゴチゾウをこっそりながら生み出している)。


その恩返しとして佐藤律の引っ越しの手伝いをしたいと申し出て、自慢の力仕事で解決。律の新居でもポテトチップスを頬張っていた。その後、帰ってきたザクザクチップスゴチゾウから律がウィップルに攫われヒトプレスにされたことを知らされ、救出に向かう。


ウィップルの触手に苦戦するが、ザクザクチップスゴチゾウの「イート スナック!」という助言を受けザクザクチップスフォームに変身。最初はザクザクチップスラッシャーの独特な機能に使い勝手が分からず困惑したが、すぐに理解しウィップルを圧倒。最終的に「ザクザクチップスフィニッシュ」でウィップルを撃破した。


救い出した律からはやはり「バケモノ」呼ばわりされてしまったが、「これからもバケモノには気をつけて」と告げて、ブルキャンバギーで走り去った。

その後、幸果宛に置き手紙を残してまた何処かへ放浪の旅に出た・・・。


またもや行き倒れになった際に通り掛かった筋元弥彦という男に助けられ、彼の善意でのり弁当を与えられ、お菓子だけではなく他の料理も食べるよう忠告を受けていた。


持ち前の馬鹿力を筋元に買われたショウマは彼の仕事を手伝う誘いに乗るが、実は彼が恩人である会社の社長を助けるために泥棒しようとしていたことに気付き、すんでの所で盗んだ金を家に返した。


当然筋元に八つ当たりされることになるが、それでも「おじさんはオレに泥棒させるためにご飯をくれたの?」と投げかけた結果、筋元には拒絶されてしまう。


直後、筋元は弁当屋の金を狙ってグラニュートにヒトプレスにされてしまい、たまたま様子を見るよう頼んでいたゴチゾウからの連絡でグラニュート・ボンと対決。

just gavving around

ガヴへ変身するも打撃を受ける度にパワーアップする特性を持つボンに苦戦するショウマだったが、筋元と会う前に購入していたソーダグミからパンチングミゴチゾウを生成しており、パンチングミアシストに追い菓子チェンジ。


いつもの如く、必殺技でボンを撃破し筋元を救出。当然何も知らない彼にはバケモノと呼ばれてしまうが、「もう、悪いこと考えるなよ・・・」と警告した後、その場を去った。その直後、絆斗と酸賀研造と遭遇するが、正体がバレるを避けるため、すぐさまその場から離れた。


とある田舎を彷徨っていた所でその辺の草を食べる勢いで畑の野菜を食べようとした所を畑の主である仲村夫婦に見つかり、20年前に亡くなった2人の息子に面影が似ている縁からしばらく彼らの家で生活していた。


仲村夫婦と良好な関係を築いていたショウマだったが、そこに「赤ガヴ」の存在を嗅ぎ付けて来襲してきたエージェントやシータジープと遭遇する。


かつて母をヒトプレスにした仇の一端でもある姉兄達を前にして仮面ライダーガヴへと変身するが、戦闘能力の高いエージェントに大苦戦を強いられるショウマ。しかし、命からがら生き延びた身で母が生きてきた世界を守るため、仲村夫婦から貰ったマシュマロで生成したふわマロゴチゾウの力でふわマロフォームに変身。

ふわマロ!

エージェントをそのまま新フォームの力で倒したショウマはなんとかジープとシータを追い払うが、このまま家に残っていれば仲村夫婦が今後もストマック社に狙われ続けると判断し、再び静かに放浪の旅に戻る。しかし、力を使い過ぎた反動でまたもや道端で倒れ込んでしまう。


倒れたところを大叔父のデンテ・ストマックに拾われ、自身のガヴが他の者と異なるのは眷属を産み出せる力を与えられるよう父がデンテに頼み込んで手術をされたものと説明された。


父はみちるとショウマに少なからず愛情を持って保護していたと話すデンテだが、対するショウマは勝手に見初められた母共々屋敷に閉じ込められる環境にいたことで父に強い嫌悪感を持っており、怒りのあまりデンテの元を離れてしまう。


彼の元を去ってまもなく、泣いている男の子と慰める母親を目にするが、デンテから聞いた父の内情である「幸せになれば闇菓子のスパイスとしてストマック社から狙われるかもしれない」という懸念点が過り、一度は躊躇してしまう。


それでもショウマは男の子を助けた後、笑顔で立ち去る親子を見た途端「そうだよ、幸せにしちゃいけないんじゃない。それをスパイスにする方が悪いんだ。」という考えに行き着く。


その後、ちょうどエージェントがヒトプレスを受け取りを行っていることを突き止めたゴチゾウの報告で現場に急行し、仮面ライダーガヴに変身して絆斗を救出。


エージェント戦ではデンテから渡された辛いポテトチップスで生み出したヒリヒリチップスゴチゾウの力で「ヒリヒリチップスアシスト」を発動し、エージェントの片割れを撃破。その後絆斗と共にヒトプレスを救出した際にまたもバケモノとして助けた人々に恐怖されてしまうが、自身やヒトプレスを助けていたとこを目にしていた絆斗から仮面ライダーとして怪物から人を守っていたと擁護され、彼に礼を言いながらその場を後にした。


その日の夜、かねてからその理念に共感していた幸果の元に再び戻り、はぴぱれの従業員兼同居人として正式に生活する傍ら、グラニュート達から人を助ける仮面ライダーとしての道を歩むこととなった。


本格的にはぴぱれを拠点にゴチゾウに交代制で人間界のパトロールを命じ、ビラ配り中にマジックショーに見せかけてヒトプレスを作ろうとしていたオタケの凶行を阻止した。


その後、オタケと戦闘になり、ガヴガブレイドによる斬撃で優勢に立ち、トドメにキッキングミアシストを使用し「キッキングミフィニッシュ」を発動したが、オタケの持つ粘液によってライダーキックが通用せず、取り逃がしてしまう。


その後、オタケに引導を渡した新たな仮面ライダーと初めて遭遇し「え?誰?」と困惑、さらにはチョコドンゴチゾウを奪い去る酸賀の姿を見て「どっかで見たことあるような・・・?」と呟いていた。


今回でデンテに対し人間界のお菓子を渡す傍ら、ストマック社から抜け出した彼と協力関係を結んで連絡係のゴチゾウを託している(デンテにはこの交渉術を「案外強か」と評価されていた)。


前回から続きヴァレンと邂逅、紆余曲折あって彼も何者かに改造されたグラニュートの1人と勘違いし、お互いに素性を明かさないこと、そして無闇に互いを詮索し合わないことを約束し、ひとまず別れた(なお、この時「赤ガヴ先輩」と呼ばれたことをきっかけに、変身した自身を初めて「ガヴ」と命名した)。


幸果の大叔母である宝屋敷雅子の家事の手伝いも行っているが力加減が効かないが故に繊細な仕事が不得手なため度々ミスを犯してしまい、良くも悪くもあまり役に立てないと幸果から待機させられる。


その後、ゴチゾウたちの家としてメゾンゴチゾウを自作したり絆斗と既に変身後で会っていることも知らず会話したりと幸果の帰りを待っていたが、デンテから事前に渡されていたスマホ型アイテム・ガヴフォンとゴチゾウたちの連絡により、珠希がグラニュート・ディーンにヒトプレスにされたことを突き止め、彼と対峙する。チョコダンゴチゾウの力を使用したチョコダンフォームに変身し、ディーンを撃破し珠希を救出する。


前回救出した珠希とアトリエに戻ったが、諸々の事情でペンキだらけになっていた幸果を心配して後日謝罪に現れた宝屋敷と共に落ち込む彼女を慰めた。その後、絵川末継を狙って画商・アマントに擬態し再び屋敷に入ってきたディーンを幸果や絆斗と共に正体を暴き、隠れて仮面ライダーへと変身して再戦する。

デュアル チョコレイト

その後は乱入してきた幸果がディーンにペンキを掛けたのをきっかけに怪人の能力を見破り、ヴァレンと共に撃破。その日の帰りには、絆斗と幸果を遠回しに仮面ライダーから遠ざけるように仕向けたのに疑惑を持たれるまま、はぴぱれへと帰還する。


糖巧🍬🍫

ハロウィンに興味を示し、子供に紛れてお菓子を求め町中を回って集めており(流石に事情を知らない大人達からはやや奇異の目で見られていたが)、集めたキャンディを食べることでグルキャンゴチゾウを生成。他にも残っていたお菓子を楽しもうとしたところでエージェントにお菓子を入れていた籠を盗まれてしまい、待ち伏せていたシータやジープ達と対決する。


ニエルブがあらかじめシータたちに用意していた光熱弾丸を発射してガヴの数々のフォームを無力化してしまうニエルブマシーンによって大苦戦を強いられるが、事前に生み出したグルキャンゴチゾウを使用してグルキャンフォームに変身し、無効化する。そのままブルキャンガトリングの攻撃でエージェントを撃破。

帰還後、来年のハロウィンは幸せに過ごせる様に祈っていた。


「はぴぱれ」の仕事の一貫で工事の手伝いをしてる最中にドデカい物が動いてるという噂を聞きつけ、度々グラニュートが経営するケーキ屋を探していた絆斗の調査を手伝うことになる。


ゴチゾウ達の調査によってグラニュート・ヤードが幼稚園の子供達をヒトプレス化して出荷しようとしていたことを突き止め、一旦絆斗と別れたところでガヴに変身する。バクキャンアシストに追い菓子チェンジしたガヴはヴァレンと共闘してヒトプレスを奪還した後にヤードを撃破。子供達を無事に救出した。


その後、ゴチゾウ不足に困って分けてもらえないか頼み込んだヴァレンに対しては彼がかつての自分と同じく眷属を生み出せず冷遇されてきたグラニュートだと解釈し、快くチョコドンゴチゾウを譲渡した。帰還後は、逃げ出したという体でその場から離れたため絆斗から心配されていたことを幸果から聞かされ、笑顔になりながら自分の想像より彼が良い人であると回想する。


「はぴぱれ」で働いて貯めたお金で寿司屋を楽しんでいたところをマッチングアプリで揉めている2人の姉妹と出会い、絆斗の顔写真を勝手に使ってマッチングアプリを使っているらしい「ニワ」という人物を知る。


ニワに会おうとする栄美を心配して現場に幸果と訪れるが、待ち合わせ場所に彼女もニワも訪れていないことを知り、ちょうど彼女とすれ違った子供を追いかけたが、実はその正体がニワを名乗って栄美をヒトプレス化していたグラニュート・アーリーだったと判明。


視察に訪れていたランゴの従えるエージェント2体と変身して対決し、グルキャンフォームの力で返り討ちにした後でヴァレンと合流してヒトプレス化された栄美を救出。大ピンチに陥るヴァレンを手助けしてアーリーを攻撃するが間一髪間に合わず、変身を解除したヴァレンが絆斗だったことを知る。


絆斗に止めを刺そうとしたアーリーの攻撃を阻止し、彼をブルキャンバギーに乗せて安全な場所まで撤退するも、「(自分の素性は知られているのにガヴが正体を隠したままなのは)フェアじゃない」という彼の言葉に従う形で変身を解除した。


失神した彼を病院に連れて行くこともできず、一先ず「はぴぱれ」に運んで手探りながら応急処置を施すも絆斗の腹やこれまでの言葉から彼が人間しかも誰かから何かしらの改造手術を受けている事実に気づいてしまう。起き上がれるまでに回復した彼にグラニュートを倒さずに自分を優先した理由を詰め寄られるも臆することなく反論。

その後は互いの過去を断片的ながらも話し、別アカウントで暗躍していたアーリーを誘き寄せると、絆斗と共に変身し撃破することに成功した。


改めてグラニュートと戦う仲間であることを決意したが、グラニュートに全てを奪われた絆斗の怒りと悲しみを前に自分も同じ種族しかも闇菓子を製造している一族の血縁者であることを明かすことができず、僅かばかりの葛藤を抱くことになった。

さらに、絆斗に見せられた写真に激しい頭痛を覚えるなど彼自身も知らない秘密が隠されていた


第2クール編集

デンテとの会話で絆斗/ヴァレンがグラニュートの力を体内に宿している者がいると知ったショウマだが、絆斗の母の写真で何かがフラッシュバックしたことには疑問を晴らせずにいた。


帰宅したショウマは幸果が作ったブッシュドノエルを共に食べ平和な一時を過ごし、彼女と共に初めてのケーキ作りに挑戦する。幸果の外出後もなんとかショートケーキを完成させたが、直後ゴチゾウの報告でグラニュート・ロジョーの元へ急行する。

ブシュエルフォーム

仮面ライダーに変身してヴァレンに協力しようとするショウマだったが、エージェントの邪魔を受け、ヴァレンとは離れて幸果と共に食べたブッシュドノエルの力を使用したブシュエルフォームに変身し、エージェントを難なく撃破。


しかし、エージェントを差し向けたのは自らの力で赤ガヴを誘き出して始末するためのシータとジープの作戦であった。ブシュエルを含むこれまでの全戦力を駆使して奮戦するショウマだったが、なりふり構わずショウマを抹殺しようと本気になったシータ達の強烈なコンビネーションには大苦戦を強いられ、ついには必殺技の撃ち合いで押し負け、崖から落とされてしまう。


駆けつけた絆斗の助力も借り、一命を取り止めたショウマだったが、いずれすぐ姉達の追手が来ることを察していたショウマは、幸果と共に最後の決戦に備えてケーキを共に食べることを提案する。


怪我を心配する彼女に懇願する形で2人食事を楽しむショウマ達。彼には今までお菓子を食べた感動だけではなく、自分で作ったケーキを食べる中で「作ることの凄さ」「一緒に喜んでもらえることの凄さ」を実感する。


やがて、シータとジープに宣戦布告されたショウマは幸果を「はぴぱれ」に置いて兄姉と決着を付けることを決意、ロジョーは絆斗に任せて自身は呼び出された場所で再び対決する。ここで兄・姉を呼び捨てで呼んだことで、ストマック家からの決別を示したとも言える。


シータとジープのコンビネーション攻撃には相変わらず大苦戦を強いられるショウマだったが、幸果達にまだ元気を貰ったお返しをしていないと奮起する。


「ストマック家にいた時は元気なんてなくなる一方だったのに、幸果さんには元気を貰ってばっかりだ・・・!」


「ここでやられて、悲しみで返すわけにはいかない・・・!これからもっと、笑顔で・・・お返ししていくんだーっ!!!」

ケーキングフォーム


ショウマの思いに呼応して生まれたケーキングゴチゾウの力によって、ケーキングフォームにパワーアップ。ホイップ兵ガヴホイッピアを始めとする新しい力で、一転してシータとジープを追い詰める。


「あんたたちとも一緒に、ケーキ食べられればよかったのかもな」


最後にシータたちともケーキを食べられる未来があったかもしれないと回想したショウマは、必殺技を発動。すんでのところでシータがジープを庇ったものの、ついにシータを撃破することに成功する。疲労困憊のまま「はぴぱれ」に戻ると、幸果が作ったたくさんの料理とお菓子が用意されていた。


幸果やたまたま出会った絆斗たちとクリスマスのバイトをしていた商店街でロジョーを発見する。彼のストマック社を抜けたいという発言に半信半疑になりながらも本当に抜けたいならばそれを手伝おうとしていたところを、グラニュートを残らず抹殺したい絆斗と真っ向から対立する。


ちょうどゴチゾウからの連絡でエージェントに襲われるロジョーを助けたショウマだったが、それは赤ガヴを騙して始末し闇菓子を仕入れようとする作戦だった。ストマック社を抜けたい話は嘘だったことを知り怒りを露わにしたショウマは、そのままケーキングフォームに変身しエージェントを撃破する。


人を襲わないグラニュートがいたらいいなって………残念だよ……」


ストマック家との関係編集

本名は父方の姓に倣ったショウマ・ストマック。彼もストマック家の一員であり、一番年下と思われていたシータとジープをそれぞれ姉さん、兄さんと呼んでいたことから四男(末弟)に当たる。


しかし、兄や姉達との関係は極めて劣悪でストマック家でもかなり冷遇された立場にあり、第4話ではショウマ曰く「あっち(=グラニュート界)ではその辺の草しか食べられる物がなかった」とのことで、およそまともな食生活すら送れていなかったことも窺える。第13話では幼少期にシータとジープの誕生日に姉達を純粋に祝おうとして逆に虐められるという仕打ちを受けていた。


これは、ランゴ達に元々あまり好印象を持たれていない2人が幸せになった所をスパイスとして利用されないためのブーシュとデンテの計らいであったが、それでもショウマ達からすれば「勝手な理屈でわざと不幸にされていた事実には変わらない」 と強い嫌悪感を抱いていた。


ブーシュも人間の血を持つが故に眷属を生み出す力を持たないショウマを少なからず気にかけており、叔父であるデンテに彼が逞しく生きるための力を授けられる様に改造手術を頼み込んで時折ショウマにも戦うために自ら鍛えようとすることすらあった(みちるの必死の懇願でこれは止められている)。


どうやら父親がそれでもなんとかみちるとショウマの2人を『保護』という名目で平穏に暮らさせていたのだが、ブーシュの死をきっかけにランゴ達過激派が台頭したことで2人の立場は一変、闇菓子のスパイスにされることが決定されてしまう。


幸いグラニュートの体質を受け継いでいたショウマは圧縮されずに済んだが、そのままみちるは闇菓子の材料として処理後、彼女のヒトプレスは握り潰されてしまった。


母を目の前で無惨にも殺されたショウマはその後グラニュート界から脱出。ストマック家の者にも野垂れ死んだと思われていたが、第4話にてジープとシータに再会。再び彼等の因縁が動き出していくこととなる。


なお、兄達には名前ではなく単に「赤ガヴ」と呼ばれており、人間の血も入っていることから兄弟とはいえ家族とすら認識されていなかった模様(グラニュート界にいた頃は眷属を生み出す力もなかったため、「出来損ない」とすら蔑まれている)。


しかし、第11話で、ランゴが自身だけでなく、シータやジープ達にすら非道な仕打ちを行ったことに関して憤慨し、その直後にランゴからショウマの妨害が事の発端だと指摘された際には複雑そうな表情を浮かべるなど、関係は劣悪ながらも血縁者である故に非情になり切れない一面も持つ。


なお、意外にも変身能力を身に着けてからはその戦闘能力を兄からは評価されており、「(精神面は別として)想像だにしない成長ぶり」とランゴには評価されている。なお、シータ達には度重なるヒトプレスの出荷の邪魔によって半ば逆恨みに近い感情を向けられており、次第に強い敵意を抱かれることとなる。


第13話では遂に吹っ切れたのか、シータやジープに対しても本気で戦闘を行っていることからもショウマのストマック家に対する本気の敵意を感じ取れる。


そして14話で完全に肉親への情を捨て、シータに引導を渡すも、とどめを刺す直前に二人と仲良く過ごす幻想を抱くという悲しさを感じさせる内情が明かされた(ただし、母から「うち(グラニュート)のお菓子は食べちゃダメ」と躾けられている以上、どの道分かり合えなかったのではないかという指摘もある)。



余談編集



  • 最初はフルネームが明かされていない主人公としてはフィリップ以来15年ぶり(相棒は普通にフルネーム不明ではないので、単独の主人公としてならヒビキ以来19年ぶり)となるが、名前が明かされていないことやガヴとグラニュートは腹部に口の意匠がある事(ガヴはベルト型だがショウマ本人の身体から直接生えている)が共通している、グラニュート界という異世界がある、変身する際のエフェクトで目が妖しく光る等の描写もあり視聴者からは早くも「ショウマは実はストマック家(そうでなくてもかなり特殊かつ上位のグラニュート)なのではないか?」などの説も出ている。今後の続報に期待しよう。……と思いきや第1話でショウマの口からグラニュートであることが明かされ、エンディングのスタッフクレジットで思いっきり「ショウマ・ストマック」と表記されている。
    • あまりの解禁の速さに一部ファンからは間違ってフライングで表記してしまったのではないか?(他のキャラで例えるなら上記のフィリップを第1話から園咲来人と表記している様なもの)と疑われるほどであったが、翌週第2話のOPクレジットにて表記された他劇中で危うくストマックの姓を名乗りかけたことから、改めて公式が正式に出していると示された。

  • 『お菓子の美味しさに感動してはしゃぐ』=『賞味(しょうみ)』及び『旨(うま)い』が名前の由来と思われる。また、グッズで判明した「井上(INOUE)」という苗字は「胃の飢え」「胃の上」を意味しているとも考察されている。

  • 種族の設定上、変身の際に上着の腹部のファスナーを開けて体の一部であるベルトを露出させるという個性的なシークエンスがあるが、実は元祖変身ポーズの大先輩も初期はファスナーを開けて下に直に巻かれたベルトを露出させてからポーズを取るという工程で変身している(横開きと上下開きの違いはあるが)。


  • 「人類と世界の平和のために同胞を手にかける」という点は初代から存在する原点たる要素と言えるもので、また「改造人間と言う人間でありながら人間でない」という所もかつての仮面ライダー達と同じと言える要素である。

  • 怪人と人間のハーフの主人公は『仮面ライダーキバ』の紅渡以来(番外作品も含めたら千翼以来)。
    • 前者は変身アイテムに「ガブッ」と噛みつくアクションがある共通点、後者は周囲から化け物と非難されるという共通点から千翼を演じた前嶋曜氏は本作を見て「第1話から親近感が湧いた」とコメントしている。
    • また仮面ライダー以外の石ノ森ヒーローでは『アクマイザー3』のザビタンもそれに該当しており、彼もショウマと共通する部分が幾つかある(母親は人間で父親は怪人と言う家族構成で二人とも殺されている、人間の為に悪事を働く同胞と戦う等)。

  • ライダー主人公としては珍しい弟属性(大体のライダー主人公は一人っ子か長男が多い)である。また先述のフィリップも敵の中枢である一家の末弟である。それ以外だと野上良太郎葛葉紘汰ぐらいである。いたと明言されているのも含めれば津上翔一紅渡も該当する。



関連タグ編集

仮面ライダーガヴ ガヴ(仮面ライダー)


ショウマ・ストマック井上生真:別名表記。


令和ライダー主人公

一ノ瀬宝太郎ショウマ

関連記事

親記事

はぴぱれ はぴぱれ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 422229

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました