「どうする? 二度と闇菓子に関わらないか…この場でオレに倒されるか!」
概要
ショウマ/仮面ライダーガヴがグラニュートを追い詰めたときに下す最後通告。
前半が「二度と人間に~」、後半が「それとも〜」となる場合もある。
また、第4話では「人間に手を出すのをやめろっ!じゃなきゃ俺が…俺がお前らを倒す!さぁ…どうする?」と逆の順番が使われている。ちなみにこの場合、彼の言葉に対して双子の姉は「どうするだと?ハッ、赤ガヴのくせに偉そうに!」と罵り、双子の弟は「このままで済むと思わないことね!」と捨て台詞を吐いた。
具体的には「ストマック社と縁を切り、今後一切闇菓子製造から足を洗うなら見逃すが、そうでないならば今ここで殺す」という意味である。
つまり改心して生き延びるチャンスを与えているわけだが、グラニュート側からすれば「お菓子の材料だって生きてるんだ。だからお菓子を食べたり製造に手を貸すのをやめろ。でなければ殺す」といった具合の闇菓子の虜となったグラニュートからすれば無茶苦茶な主張としか受け取られず、大半は「闇菓子をやめれるものか」とそのチャンスをはね除け、ガヴに襲い掛かってそのまま返り討ちにされてしまうのがお約束となっている。しかし、闇菓子は普通の嗜好品ではなく違法な薬物に等しい代物であり、それらに手を出すことはグラニュート社会からしても違法であり、ましてや他の種族とはいえ命を材料として製造されている代物を愛好している立場で選択を与えられるだけマシとも言える。
救いようがない悪党とはいえ半分グラニュートであるショウマにとって同族を倒すのは思うところがあるのか、拒絶された際には静かな口調で返すか無言になる。
前者を選んで見逃されるグラニュートは果たして現れるだろうか……
10話で対立したヤードに対しては、その悪辣な手口故に選択肢を与えること無くヴァレンと共に容赦無く倒している(ヤードが逃げようとしていたことで選択肢を与えている暇がなかった可能性もある)。
グラニュート達の反応
※長大化が予想されるため一部のみ抜粋
- ハウンド
- 「闇菓子を諦める!?ありえねェ!!答えは『お前をぶっ倒す』だァァァッ!!」(第1話)
- ウィップル
- 「バカか?闇菓子をやめられるわけないだろ?」(第2話)
- 「どっちでもねぇ!お前をぶっ倒すだけだ!」(変身講座)
- ボン
- 「闇菓子をやめられるわけねぇだろっ!」(第3話)
- オタケ
- 「う、うるせぇっ!!お前の命を手土産にしてやるぅ〜!!」(第6話)
- ディーン
余談
必殺技発動前に問いかけ(第1話)→既に攻撃態勢を取った状態で問いかけ(2話)→必殺技を発動しトドメを刺す直前で問いかけ(3話)と猶予を与える隙が次第に減少しており、戦いを経る程にグラニュート達の価値観に対するショウマの期待と容赦が削げ落ちていく様が窺える。
グラニュートではないストマック家が生み出た眷属であるエージェントには説得は通じないからか一切の問いかけが無かった。
長い台詞のため、SNSでは「どう闇」と略されている。
また、「そのうちこの問いかけに『闇菓子を諦める』と嘘をついて見逃してもらったグラニュートがまた人を襲って、ショウマが信じたことに悲しんだり嘘をつかれたことに激昂して二度目は問わずに倒しそう」という声が多く散見されている。
関連タグ
仮面ライダーダブル:敵に投げかける形式の決めセリフの先輩。こちらもたまにだが返答されることがある。
一ノ瀬宝太郎(未来)/仮面ライダーガッチャードデイブレイク:相手に二択の質問を投げかける、前作主人公のifの姿。
答えは聞いてない:「倒してもいいかな?」と尋ねつつ速攻でこう続ける彼と違ってガヴはちゃんと回答する余地を与えている。
覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?:闇菓子から違法薬物を連想し、これを思い出した視聴者も多い模様。
トリック・オア・トリート:仮装した人間が怪人ではなく人間を訪ね歩き菓子を要求する点で、本記事の対極とも言えるフレーズ。