概要
社長である長男のランゴ・ストマックをトップに、ストマック家に連なる者たちが菓子製造や技術開発、仕入れ統括を行っている。
今作の怪人であるグラニュートはストマック社の指示で人間達を襲撃しており、それぞれ腹部の〈ガヴ〉で人間を丸ごと咀嚼し、アクリルフィギュア状にプレスした「ヒトプレス」をストマック家の眷属のエージェントに献上し、捕らえた人間の数に応じた報酬の闇菓子を与えられる。
闇菓子の製造工場など様々な部署が存在するが、機密エリア内では人間態でいなければならないルールとなっている。
これは元々違法な稼業であることから情報漏洩の防止、もしくは末端のグラニュートたちへの下剋上を防ぐための措置である可能性が高い。
バイトとして活動するグラニュートにも、それぞれコードネームを与えるなど機密保持の厳しさは末端でも例外ではない。
事業全体としては闇菓子偏重と言うわけでもなく、グラニュート向けの通常の菓子類も取り扱っている様で、それによりグラニュート社会での表向きの地位を確立している模様。ただし現状ではグラニュート界全体に強い影響を持つほどの大きな力は有しておらず、より強い権力を持つ公安機関や富裕層相手には敵わないのが実情である模様。
第2話の時点でかなりの規模が窺えるが、人間界に行くための方法や異なる世界の住人に擬態するための装置があるなど、技術力に関しても高い水準に達している。
ストマック社及びストマック家の本拠地一体は、紫色の不気味な風景と上下に大小様々な建造物が立ち並ぶ異様な景観となっている。
バイトにはマニュアルが作成されており、改造手術を終えた新人にはダウンロードした業務用スマホと共に渡している。その後人間界へと通じている扉でアルバイトを送り出すが、機密保持のため人間界に出るまでバイトには顔に布を被せて移動させている。
余談
ストマック社の組織としての構造は、俗に言う麻薬カルテルやマフィアのそれの比喩であると考えられる。
- 人間界(海外)から人間の幸福の感情(合成用の物質)を集める(密輸する)。
- 闇菓子(違法薬物)を秘密裏に製造・販売する。
- 闇菓子に魅入られたグラニュート(薬物中毒者)を人間を集めるアルバイト(運び屋)として雇う。
関連タグ
ザミーゴ・デルマ:メインライターが同じ別作品の敵キャラ繋がりで、ストマック家の所業は彼のシノギを組織単位で行っているものといえる。