概要
揶揄と混同されやすいが、あちらはからかう・皮肉るという意味である。
比喩の種類
直喩(ちょくゆ)
「ようだ」「ごとし」「似たり」などの語を用いて、二つの事物を直接比較して表現する方法。
明喩(めいゆ)ともいう。
例:「雪のように白い」「花に似た形をしている」「鬼のごとく強い」「死ぬほど退屈」「人がゴミのようだ」
隠喩(いんゆ)
「…のようだ」「…のごとし」などの形を用いず、そのものの特徴を直接他のもので表現する方法。
暗喩(あんゆ)ともいう。
例:「人生は旅だ」「警察の犬」「花のかんばせ」「男はみんな狼だ」「○○ちゃんマジ天使」「君は僕の太陽だ」
擬人法
無生物を生物にたとえたり、無生物や人間以外の生物を人間にたとえたりする比喩。
活喩(かつゆ)ともいう。
例:「空が泣いている」「鳥が歌う」「ボールは友達」「風が頬を撫でる」「タイヤが悲鳴を上げる」
関連イラスト
別名・表記揺れ
関連タグ
比喩表現を含むタグ
風林火山:戦術を比喩表現で表している。
夢幻泡影:人生や世の中のすべての物事は、夢や幻、泡や影のようで、実体がなく、非常にはかないことのたとえ。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花:女性の美しい姿や立ち振る舞いを表す比喩。