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ロン・ベルク

ろんべるく

漫画「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の登場キャラクター。
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…あの世でせいぜい自慢しろ。オレがくれてやった…その十字の餞別をな…!

概要

魔界の名工と呼ばれる武器職人。鎧の魔剣をはじめとする、鎧の魔槍ダイの剣等の強力な武器を多数制作した。
普段からアルコール度数の高い酒瓶を懐に携帯し、居眠りしながら作った手抜きの剣でさえ覇者の剣に匹敵する存在感を持っていた。

ダイを人外であることを一目で見抜き、ヒュンケルとダイの二人を同時に軽くあしらうほどの剣の達人(但し、ヒュンケルはラーハルトから鎧の魔槍を受け継いで、武器を槍に切り替えたばかりだった)。

特徴と言うべき顔の大きな×字傷は、90年前、魔界にある大魔王バーンの宮廷から彼の元を去った時、一軍を率いる地位を蹴って大魔王の面目を汚した責を咎めたミストバーンの攻撃を甘んじて受けて負ったもの。

後に魔界から地上へ移り、ランカークス村周辺の奥まった森にある小さな工房に居を構える。ポップの父ジャンクとは最近知り合ったばかりだが、『偉そうにふんぞり返るお偉い方に反抗して野に下った者』と究めてよく似た境遇から種族の垣根を越え信頼し合う仲である。
ただし登場当初は不愛想な面が強く、気分が高揚して笑った顔も悪人顔だった。

名工としてのプライドは高く、ダイがハドラーの超魔爆炎覇でダイの剣にヒビを入れられたときは「材質が同じとはいえどこの馬の骨が作ったのかわからないものに負けた」ことに機嫌を悪くしていた。この後、ロン・ベルクはヤキを入れるという名目でダイ&ヒュンケルと手合わせをすることになる。

魔界の名工として

単行本に掲載された設定によると、彼の鍛冶は通常のそれとは違い、己の魔力や精神力を武器に込めるという、正に心身を削るやり方なのである。ダイの剣を制作する際に「この剣には命が宿っているんだ」とダイに語ったのも比喩表現では無く、ロン・ベルクが命を削って剣に与えたことの証左である。ロンの作る武器は言わば彼の分身なのである。
彼が作った武器が生物のように変形し、壊れても自己修復するのは、ある意味ロンから命を与えられた生き物だからだと言える。
ために、ロンの鍛冶仕事は著しく心身を消耗する行為であり、滅多やたらに出来ることでは無い。ジャンクの店に卸していた武器が手抜きだと公言したのもこういった事情があるようだ。
あらゆる呪文や攻撃を跳ね返す最強金属であるオリハルコンを剣に加工出来たのも、彼がオリハルコンに魔力と全精力を注いだからである。ロン・ベルクは神が作った金属であるオリハルコンを武器へと鍛造できる世界でたった一人の職人なのである。

過去

生まれて10年も経たぬ内、最強の剣技を極めてしまい、強敵にぶち当った時に、技を使用した結果自身も深手を負う。
完治後は自身の強さよりも武器の弱さを憎み、自ら武器職人となって自身の力に見合った最強の武器を作り上げる道に進んでいた。ダイの剣を作ったのも、「強すぎる力故に武器の方がついて行けない」という共通の悩みに共感したからである。

90年前にはその実力を見込まれ、バーンから一軍の将を餌に勧誘を受けたが、バーンは片手間に作った光魔の杖を「余にとって最高の武器」と絶賛しており、その心情など何一つ理解していなかった。
光魔の杖は装備した者の魔力によって強化される。即ち、杖が強いのではなく「バーンの魔力が規格外に強いから最強の武器になる」ということに過ぎず、最強の武器を追い求めるロンにとって大魔王ほどしらける依頼人はいなかっただろう。去り際にロン・ベルクは「光魔の杖程度のものを最高と言われては、オレの究極の武器への探求は完全に途絶えてしまう。オレは腐りたくない」と告げている。

この後、見とがめたミストバーンに刃を向けられ、顔に十字の傷を付けられた。

戦闘力

必殺技は二刀一対の細身の剣「星皇剣」による、縦横同時に二刀を振るい敵を十字に切り裂く「星皇十字剣(せいおうじゅうじけん)」。その破壊力は、自身が作った「グレイトアックス」すら刃が立たなかったザボエラ超魔ゾンビを完全破壊したほど。欠点はあまりの衝撃に武器が耐え切れず両腕の骨ごと壊れること。超魔ゾンビを倒したときも代償は大きく、両腕と武器はその威力に耐えきれず嫌な音を発てて潰れた。
腕は回復力の高い魔族でも回復に時間がかかるダメージを負い、200年近く前に強敵との戦闘の際、上記の理由で腕を壊している。繰り出した後、決戦前に完全に仕上げるべきだった事と、周囲の者が生きている間に新しい武器も一切作れず悔やむ事を口に漏らしている。

因みに目指すべき最大の目標としていたのは神が竜の騎士の為に作った専用武器である真魔剛竜剣

終盤では

ノヴァとは普段の姿勢から不仲だったが、超魔ゾンビ戦を経て和解し、彼を弟子に採り、共同でピラー・オブ・バーン内部の黒の核晶を停止させている。

あらゆる生物を消滅させる腹づもりのバーンであったが、死なすには余りにも惜しい実力を有し、同族である彼を死んだミストの代わりに側近兼大幹部になるよう勧誘したが、
「オレも何百年も生きてきたが、おまえの下にいた時が最も恵まれていた、最も裕福だった………だが…一番退屈で一番自分が最も腐っていくのが実感できた時だった………!あんな日々はもう二度と御免…だ!!あれに比べればダイたちに出会ってからのこの数週間は…短いが、本当に充実した日々だった。オレの今までの生涯に匹敵する輝きがあった………!同じ過ちを二度くり返すぐらいなら……オレは多少なりとも気に入った人間たちと運命を共にするさ………!!」
とハッキリ訣別した。

大戦後は工房のあるランカークスへと戻り、ノヴァを最高の武器職人にすべく基礎のいろはを逐一教えながら養生している(完治させる方法は近年のメディアミックス別ドラクエ作品では非常に多いので可能性はあり得る)。
自然治癒に頼ると両腕を治すのに魔族の高い再生能力を持ってしても70年近く掛かる。しかし、失った腕の再生そのものはハドラーやバーンはもちろん、描写そのものはないがザボエラですらやってのけている事である。戦闘中に失った腕を一瞬で再生させたバーンとの比較は論外にしても、ハドラーやザボエラの例からして魔族にとって腕の再生程度なら時間がかからないと思われ、それが70年もかかる星皇十字剣の反動とはどれだけ異様な事かはっきりわかるだろう。

製作した武器

武器所有者
星皇剣ロン・ベルク
鎧の魔剣ヒュンケル
鎧の魔槍ラーハルト、ヒュンケル
光魔の杖バーン
ダイの剣ダイ
ブラックロッドポップ
魔甲拳マァム
グレイトアックスクロコダイン


関連イラスト

ロン・ベルク
[ダイ冒]傷つき迷える者たちへ


伝説の迷工



余談ではあるが、バトルロードに登場したダークドレアムグランドクロスのモーションがこの技に酷似している。
参考・この動画の2:00あたり。http://www.youtube.com/watch?v=1V3ujgTG8lM

関連タグ

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