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「貴様にとっては数千年に及ぶ大事業…!!
 それが見事成就したのだから……
 いまいましいが、たいしたものよっ!!!」

概要

竜族の中でも最強の力を持つ最後の知恵ある竜で竜の王。大魔王バーンとは魔界を二分する勢力を誇った長年の好敵手。一人称は「オレ」。

ヴェルザー一族とされる一派を率いて冥竜ヴェルザーと呼ばれていたが、劇中の数百年前にほぼ互角の実力を持った雷竜ボリクスと雌雄を決した決闘に勝利して冥竜王の名を手にし、その壮絶な闘いは以後『真竜の闘い』と呼ばれ『史上最も激しく過酷な決闘』として魔界で讃えられ続けている。

不死身の魂を持っており、肉体は滅びても時が経てば以前よりも強靭な肉体を持って復活する特異な体質を有していたが、竜の騎士バランに敗れ魂が抜け出たところを天界の精霊達にすかさず岩に封じられ、魔界の辺境で動きを制限されてしまう。

岩と化しても意思疎通や最低限の力の行使は可能で、バーンとダイ達の最終決戦にも顔を出した(本体は魔界にいるのでハドラーがやったように魔力による映像を送ったものと思われる)。その際はバーンを睨んだにも関わらず、側にいたポップを恐怖させている。直接戦ったバランも「恐ろしい奴だった」と息子に述べている。

物語上では直接関わってこない存在だが、話が続いていれば魔界編できちんとした出番が用意されていた模様である。

星のドラゴンクエストではネーム周回イベントで岩から完全復活した姿で会敵。かがやくいき、火炎系ブレスや爪の斬撃だけでなく、尾っぽの全体攻撃や羽ばたきを駆使する。魔王級初回特典の『冥竜王の盾』は守りに徹する装備の持ち主から痛恨の一撃を浴びせても半減にする。
此っきりと思われがちだが、『魔王級の鍵』はモガ屋で500モガポイントで売り切れ無しで売買されており、例え全滅されても、何度もトライが可能である。

魔界の三大勢力

バーンと同様、自分たちを差別して魔界に追いやり、人間たちに太陽の恵みを与えた神々を憎む。バーンとは魔界において勢力争いを繰り広げる敵同士だったが、数百年前にバーンから提案された「各々の戦略を進め、成功した方に従う」という賭けに乗り、停戦協定を結んだ。

ただし、隙あらばバーンを暗殺できるよう配下のキルバーンを表向きの協力者兼監視役として送り込む。石化した後もバーンに対する監視をやめさせることはなかった。
これはヴェルザーとバーンの思惑の違いが原因である。バーンは地上を消し飛ばすことで魔界に太陽の光を降り注がせようとしていたが、ヴェルザーは逆に地上も欲していた。この相違から功を焦ったヴェルザーは地上侵攻を企て、それを察知したバランに討たれる。

魔界にはヴェルザーとバーンの他にもう一つ巨大な勢力があり、その首魁が幻の魔界編のラスボスを張るという構想もあった。竜の騎士の母親たるマザードラゴンが語っていた「邪悪なる存在」がこの伏線。

竜騎将バランとの因縁

冥竜王ヴェルザー


前述のようにバーンの「地上破滅計画」を知ったヴェルザーは、準備も整わないまま地上侵攻に着手する。一族を率い竜の騎士バランと幾度も死闘を繰り広げた。
勝負を焦った末、魔界の悪名高き超破壊爆弾『黒の核晶』に手を出して抹殺を図るも撃ち漏らし、それどころか超爆発で支配領域の大半が消滅する憂き目に遭う。支配する場所がなくなっては元も子もないので二度と使うことはなかったが、続く最終決戦で討ち取られ、一族も滅ぼされた。
2020年版ではわずかだがバランとヴェルザーの戦いが描かれている。この時は竜魔人になっていないバランの連続攻撃で倒された。

本来であれば更に強くなって復活するはずであったが、上述のように精霊達によって魂を岩に封じられバランも精霊達も怨んでおり、『いずれも神々の遺産』ということで恨み骨髄だった。

また、ダイ好きTVでバランとヴェルザーが戦ったのは魔界そのものではなく、ヴェルザーが地上の寸前くらいにひそかに作り上げた前哨基地的な地底の空間というのが三条先生のイメージだという事が明らかになった(ただしバランによれば、ヴェルザーが黒の核晶を使ったのは「魔界のある大陸」とのこと)。
バランはそれを知ってヴェルザー軍を強襲し、地上に出る寸前で倒したそうだ。
瀕死のバランがテランの泉まで行くことが出来たのも、決戦の舞台が地上に近い場所だったからである。

人物

キルバーン曰く「あの方は欲深いんだよ。竜(ドラゴン)らしくないんだ。人間みたいだよね…」ということから、人間臭い性格が感じ取れる。

バーンが黒の核晶による地上破壊を成し掛けた時には「いまいましいがたいしたものよ」「この場は素直に負けを認めよう」とライバルを認めるなど中々の度量の持ち主である。しかしながら直後にバーンから「天界に攻め入って封印を解いてやろうか?」と言われた時は無言で立ち去ろうとするなどプライドも高い。
去り際には戦意喪失したダイを一瞥して「まるで屍だ。バーンに敗れたとは言えふがいない。やはり父(バラン)には遠く及ばぬわ」と言い残している(実力ではなく戦士としての心構え的な意味と思われる)。バーンは負け惜しみと受け取っていたが、純粋に自分を倒したバランの息子への失望とも受け取れる。
それでも、その後バーンが鬼眼の力全てを解放したのを感知し、考えを改めてはいる。

キルバーンに関しては、ダイ達の前で本性を現した彼から終始「ヴェルザー様」と呼ばれたりするなど忠誠心は持たれていたようであり(この時、バーンに関しては呼び捨てか大魔王と呼んでいる)、魔王暗殺の大役を任せている事から、ヴェルザーもキルバーンには一定の期待・信用を持っていたことが窺える。

ちなみにバーンから「キルは死んだぞ」と聞いた時は「何っ!!!」と大層驚いた様子を見せたが、後の事を考えると、これはアシストの為の芝居だった模様。

大魔王とのパワーバランス

バランを上回るというバーンと、バランに倒されたヴェルザー。このことから両者の均衡を疑問視する声は存在する。
これについては一概にバーンがバランを上回っていると言いきれないことが原因だろう。実際に老バーン状態では光魔の杖が無ければダイの一撃で黒こげにされており、さらに竜の騎士が持つ『戦いの遺伝子』によるカラミティウォールの対処法などはバーンも経験上、一度も完全に無効化されたことがなかったようで、ヴェルザー自身もこうした戦いの遺伝子の前に敗北した可能性が高い。いかに強力な魔王でも攻略本持ちのプレイヤーを負かすことは難しい。「バランを上回る」というのも飽くまでバーンの主観であり、実際に戦ったわけではない。

また、ヴェルザーは何度敗れても都度復活し更にパワーアップするという厄介極まりない能力を持った不死身のドラゴンだが、バーンは凍れる時間の秘法を使うことができ、これによってアバンハドラーを封印しようとしたように、ヴェルザーを封印することができる(ただし数百年に一度という制約付き)。

バーンが不利な点は、凍れる時間の秘法をかけ続けて肉体の若さを保っているが、術を解くと次の皆既日食まで肉体の封印を待たねばならず大きく寿命を削ることになる。
ウェルザーは、バランに使ったように復活すると言う利点を生かして黒の核晶で自爆攻撃を仕掛ける事もでき、黒の核晶を多数使った自爆攻撃に負ける可能性もある。

肉体の若さを保ち永遠に近い時間を生きたいという点では、ヴェルザーはバーンにとって最も相性が悪い宿敵であるといえよう。

余波

魔王と呼ばれていたハドラーが地上に侵攻出来たのは、結果的にヴェルザーが慌てて地上侵攻をしようとしたどさくさに紛れたのが大きい。

本来ならハドラーの対処は竜の騎士の役割であるが、ラーハルト曰く「ヴェルザーに比べればハドラーなど黙殺しても仕方ない小物にすぎなかった」という理由でバランは地上の事は放置せざるを得なかった。

ヴェルザーが行動を起こさなければ当時のハドラーはバランに軽く秒殺されていたのは間違いない(もっともヴェルザーがバランに勝っていても、ハドラーを粛清して地上を獲るだけであろうから、どの道ハドラーは最初から詰んでいたのだが)。

関連タグ

ダイの大冒険
ドラゴン 隠しボス 裏ボス

ケルレンドゥフェニックス(ファントム):同じく何度でも力を増して蘇る不死者。
ヴァンドール皇帝聖剣伝説2の登場人物。かつて世界の支配を目論んだが一人の騎士と刺し違えて敗れる。後に復活し、それを感知した騎士は聖剣を求めるが道中で力尽きる。などなどバランとヴェルザーによく似ている。
竜帝聖剣伝説3のラスボスの一人。ヴァンドール皇帝のオマージュキャラ。

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