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大魔王バーン

だいまおうばーん

漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場する大魔王であり、ラスボス。
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今のはメラゾーマではない、メラだ
「……知らなかったのか…?大魔王からは逃げられない…!!!」

概要

ダイの大冒険」に登場する大魔王。いわゆるラスボスである。「魔界の神」の異名を持つ。人間が脆弱というだけで太陽の恵みを人間のみに与え、魔族と竜族を地底にある暗黒の魔界に閉じ込めた神々を憎んでいる。

本編の数百年前には、冥竜王ヴェルザーと対立関係にあったが、神々を憎む考えが一致したため、「各々に神になるための戦略を進め、成功した方に従う」という一種の休戦協定を結んでいる。

大ストーリー後半までヴェールの向こうに姿を隠していたが、武人として成長したハドラーに敬意を表しその向こうから遂に姿を現した。
その姿は豪奢な衣装を纏ってはいるものの、杖をついた老人であり、ハドラー及び読者達に少なからぬ衝撃を与えた(ちなみにかつて「魔王」であったハドラーは筋骨隆々体型)。

その姿に似合わず、『今のはメラゾーマではない、メラだ』に象徴される圧倒的な強さで大魔王の貫録と老獪さを強烈に印象づけてくれた。

一方で”支配者”というものを体現したかのような悪辣さと強大さを兼ね備えた大人な人物であり、少年誌では珍しいタイプのカリスマ悪役である。
ハドラーを復活させ、魔軍司令ハドラーとして取り入れて6人の強者を集めて六大団長を結成される。

最終決戦では全盛期の若かりし肉体を取り戻し、「竜魔人」化したダイと死闘を繰り広げる。

人物像

一人称は「余」だが、一度だけ「私」と発言しているシーンがある。強者が弱者を支配する魔界の頂点に立つだけあって、「弱肉強食」「力こそ正義」を信念として掲げる徹底した実力主義者である。

ゆえに弱者に対しては容赦なく、力で蹂躙することを楽しいと言って憚らないが、一方で強い者に対しては種族を問わずそれなりの敬意を払うと述べており、種族として軽蔑している人間であってもヒュンケルのように軍団長にまで取り立てたり、敵であるダイをも部下に誘おうとしたこともある。

但し、敬意を払うと言っても、相手の意向を考慮しない独り善がりなものであるため、反感を抱かれる事も少なくない。彼自身もそれは自覚している様だが、上記の価値観ゆえに直すつもりは無いようである。
例として、最強の武器を目指すロン・ベルクに対し、彼にとっては大した代物では無い「光魔の杖」を絶賛した事で不興を買ってしまうなど、相手の気持ちを全く理解しようとしていない(ロン・ベルクとしては「ナイフ一本持っただけで強くなるバーンは、武器の作り甲斐がない」とのこと)。


「天地魔界に恐るる物なし」と自負するほどの強さに加えて、老獪な知略にも長けており、純粋な力においては自分に及ばないバランも予測しがたい面があるからという理由で一目置いたり、自分が信奉するそれとは全く違う種類の強さを持つ者として人間であるアバンの力を認めて警戒し、地上侵攻の際には真っ先にハドラーに始末を命じるなど、深い洞察力、戦略眼を持つ。
また、失敗を繰り返したハドラーにも「次はない」と追い詰めた上で温情処置を与え、化けるきっかけを作るなど、鞭と飴に優れた統率者としての器も端々に見せる。

ただし、魔界を太陽の光で照らすためであれば、禁呪法を扱う者でさえ恐れるという黒の核晶(くろのコア)さえも平気で扱うなど、目的のためには手段を選ばない。
さらにハドラーの体内に本人に告げず核晶を埋め込んでいたり、「反旗を翻すおそれがある」として魔王軍から離れたバランの抹殺を命じるなど、部下や敬意を払うと言った相手であっても目的のために情に流され過ぎない現実的非情さ、用心深さも持っている。

良くも悪くも合理主義者であると言えるだろう。言ってしまえば他人を認めることはあっても、他人を信じることはない人物なのである。
それ故にどれだけ優秀な部下であっても、どれだけ忠誠心を持った部下であっても、"今がその時"と判断すれば眉一つ動かさず捨て駒にすることができる。

短所としては弱者への理解が及ばないところである。
老獪で慎重さを併せ持つものの、自身の力が強大過ぎて何かしらの物事にそれ以上の力で解決出来てしまうため、不意打ちでない限り自分に及ばない力で倒されるはずがない、事態以上の力で臨めばよいと「力を持たないが故に工夫したり協力する」必要がなかった(バーンは単独でも目的を成し遂げられるが、遊びで最強の軍を欲したので結成した)。
ために、対照的に「力を持たない」ポップに天地魔闘の構えを破られ、人間の力で地上消滅計画を止められた時には呆然自失と化してしまった。

老バーン

CV:内海賢二

大魔王バーン様


永遠に近い寿命を得るため肉体を2つに分け、魔力と知性を残した姿。つまり肉体的な強さは、分かれた片割れと比べて劣るが、それでも圧倒的な戦闘能力を持つ。

  • 軽く闘気を放っただけでダイをダウンさせる(同様の攻撃をクロコダインにも放ち、彼をダウンさせている)
  • 最下級呪文のメラでさえポップのメラゾーマ以上の威力
  • アバンストラッシュが直撃してもベホマで一瞬のうちに回復
  • イオナズンに匹敵するイオラを連続で放つ
  • 片腕が崩れ落ちても瞬時に再生させることが可能
などの活躍を見せた。

ダイの一撃により傷を負った(しかし直後にベホマで全回復)後、ダイパーティの実力を見て素手では勝てないと悟り、光魔の杖を使用。ダイの剣と正面から打ち合い、これを折る事で圧倒的な実力差を見せ付け、ダイを戦意喪失させる。
本来、ダイの剣は作品中でも一、二を争う強さの武器であり、製作者ロン・ベルク曰く光魔の杖とは比べ物にならないほど強いはずなのだが、その力関係を逆転させたのは、バーンの魔力によるものである(後述)。

また、今は敵わぬと見るや全滅を防ぐために冷静に撤退を試みるポップの行動を阻止。彼に「知らなかったのか? 大魔王からは、逃げられない」と語り、一行に逃げる事すらできないという絶望感を与えた。RPGで定番の「ボスキャラクターから逃げられない現象」を物語内に巧妙に取り入れた一場面とも言える。


ダイパーティにとどめを刺すべく必殺技カラミティウォールを放つもすんでのところで部下であるハドラーに阻まれる。
当初は互角の戦いをするも、光魔の杖を使った影響で魔力が弱まっていることもあってか(ハドラー自身も飛躍的なパワーアップをしている)次第に押されていき、ハドラーの必殺技である超魔爆炎覇を受けそうになったが部下であるザボエラの援護によって危機を脱した。

ハドラーを処刑すべく光魔の杖を投げつけるものの、ハドラー親衛騎団のブロックがキャスリング(※)を行い、結果的にはダイ、ハドラーを逃がしている。
(※チェスの手の一種。キングとルークの位置を一手で入れ替え、攻撃を円滑にしたりキングを守ったり出来る。王手がかかった後にこれを使うと反則)

バーン様と黒い太陽



光魔の杖

老人の姿の大魔王バーンが使用するロン・ベルク作の武器。持ち主の魔法力を打撃力に変える、いわゆる理力の杖の一種である。
違うのは、変換する力の上限がないことであり、通常の理力の杖は誰が使っても威力は同じなのに対し、光魔の杖を莫大な魔力を持つ大魔王バーンが使うことによって、オリハルコンで出来た武器すらヘシ折るほどの破壊力を持つようになる(実際、ダイの剣を一度折った)。

ただし、変換する力の上限がないということは、使い手の魔力を吸い上げる上限もないということであり、握っているだけでも無尽蔵に魔力を消費し続け、考え無しに使い続けるとバーン程の魔力量ですら枯渇し、威力が弱まっていくという弱点を持つ。

真・大魔王バーン

凍れる時間の秘法を掛けてミストバーンに預けていた「若さと力」の肉体と合体した、真の姿。
容姿は人間でいえば20代ぐらいの若々しい青年の姿となる。魔族なので角は生えてるが、人間と同じ肌の色をしている。
「若さ」を取り戻したためか老人態ほどの思慮深さはなく、血気盛んな面が目立つ。

実力的には老バーンより、格段上(老の時は1度の動作で2回行動だったのが真では3回)であり、圧倒的優勢な戦いを進めた初回戦闘に比べ、かなりの苦戦を強いられるが、相対的強さによるもので、2人の成長速度が凌駕したと言える結果である。
この点では一時は三流魔王まで卑下されたハドラーが終盤作者の予想をも覆す武人ぶりを見せたのとは対照的である。

若さと力を兼ね揃えたバーンは圧倒的であり、ダイ個人では太刀打ち出来なかった。
レオナ姫を捕らえ生涯自分の事を語るように要求するも拒絶されナイフで傷を負う。これに激怒し彼女を「瞳」と呼ばれる小さな球に封印。駆けつけたダイの仲間たちも敵に及ばないと見なし、大半をその「瞳」に閉じ込める。

天地魔闘の構え


最大最凶のカウンター奥義「天地魔闘の構え」で、ギガスラッシュを無効化して打ち倒し、駆けつけた仲間たちを次々に「瞳」へと変えるもポップの奇策で破られ、ストラッシュXで左腕を切断、左心臓を突かれるなど大ダメージを受けてからは次第に追い込まれていく。

ダイとの戦闘と同時に地上消滅の準備も進めており、核晶の爆発力を増幅する六芒星を完成させ、もはや自分を倒しても地上の消滅は避けられないと勝利宣言するがゴメちゃんの起こした最期の奇跡と、地上の人々の奮闘にで全ての結晶が凍結され失敗。
この結果により一時は呆然とするが、すぐさま「勇者を一行を皆殺しにする」「また一から同じことをすればいい」と立ち直り、戦闘を続行。

その際、仕掛けを使って仲間たちを大魔宮の中核へ落とし、これまで表に出さなかった闘争本能をむき出しにしたダイが双竜紋の力を全開にし力関係は逆転。より強い力で一方的に殴られる。
この時バーンは「より強い力で殴られればお前は満足なのか」という言葉を指摘される。「力こそ正義」とは、勝者であることを盾にしたものに過ぎなかった。

この一騎討ちで勝ち目がないことを悟った彼は、決して譲れぬ「勝利」の為に、大きすぎる代償を承知で『鬼眼』の力を解放した。

鬼眼王バーン

第3の眼『鬼眼』の力を全開放した形態。ラストバトルに於ける最終形態に相当する。
バーンの上半身が、鬼のような姿の巨人の頭部に埋め込まれたような姿になる。巨体の腹部に力の源である『鬼眼』が備わっている。

この姿になると二度と元の人型には戻れないが、勝つ為だけに竜魔人となったダイを倒すべく変身。
よく似た形をしている鬼岩城も、バーンが自分の最終形態はいずれこうなるだろうと予想して建造したものである。

その力は絶大で、真バーンを凌駕する竜魔人ダイですら一蹴し、国一つを一撃で消し去れるドルオーラを受けても微動打にせず、竜の騎士専用の武器である真魔剛竜剣さえも破壊する。

一方、魔法やカラミティエンドなどの技が使えなくなったのか、攻撃方法は殴る・蹴る・突くなど原始的な手段ばかり。

『天空の決戦!!!』


片腕を失いながら一時はダイに致命傷を与え勝利を確信するも、渾身の力で残りの腕を破壊される。
懐に潜り込まれ、変身前から胸に刺さったままのダイの剣を放置していた事が仇となり、それを起点とした斬撃により急所の『鬼眼』ごと一刀両断され、ついに力尽き事切れる。

残った上半身は石化した状態で、宇宙空間へと消えていった。

コラボ

ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3プロフェッショナル

アップデートにより部下達と共に追加された、アップデートすれば誰でも仲間に出来る(勝てば)。

登場時は「ここでは自分の方が来訪者なのでそちらが負けても命までは取らない」といいつつ「全力でかかってこなければこの世界をいただく」とブレイクワールドを奪う気も満々だったりする。
2周目以降の前口上では「こうも何度も来るとは簡単に勝てる相手だと思っているのか」「お前は余の恐ろしさを知らぬ」などと言うが、勝利後には「余の世界であれば部下にしたいくらいだ」と改めてこちらの実力を評価してくれる。
 
シナリオクリア後のイベントバトルで勝利すると貰えるアイテムを使うと老人の姿の「大魔王バーン」としてバトルを仕掛けてくる、部下達の後の3日毎に登場し勝てば彼の「分身」を仲間にする事が出来る。さらに彼と部下の「ミストバーン」「キルバーン」そして配合終着点だったジョーカー3のラスボス裏形態「魔界神マデュラーシャ」の4体配合で「鬼眼王バーン」が仲間になる。

大魔王バーンは賢さが最高値で火属性が得意なのでメラゾーマ並みのメラはおろか構成次第でメラガイアー並みのメラを打てる、というかメドローアも得意だったりする。

鬼眼王バーンはまさかの「超ギガサイズ」、これはモンスターズオリジナルモンスター以外はあのブオーンしかデフォで持たないサイズで配合の終着点にされた事も合わせてかなりの特別待遇であると言える、さらに所持スキルには特技「鬼眼砲」、合体特性はHPを1000 上げる専用の「鬼眼王」とこれまた特別待遇。

能力値はHPが最大値、攻撃も最大値近い守備もかなり高いと重戦車タイプだが賢さがえらく低くあまりに低いためAIが「アタックカンタ」や部下の「ファントムレイザー」などを半別できないためある程度の補強は必要となるだろう。

星のドラゴンクエスト

コラボイベントで老バーンと真・大魔王バーンが登場。敗北後は自爆することで一行を道連れにしようとしたが、ダイによって空高くまで連れて行かれ、勇者と共に消え去った。原作の結末を少し改変したものになっている。

ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

コラボイベントで老バーンと真・大魔王バーンが登場。老バーンを仲間にして転生させると真の姿となる。
イベントでは戦いの最中、鬼眼王になろうとしたが、バランが遺した神魔剛竜剣を手にした主人公によって最期を迎えた。こちらも原作の要素が窺える結末である。

技・呪文


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ドラゴンクエスト 魔王 (バーン バーン様
魔王軍(ダイの大冒険) バーンパレス
ミストバーン キルバーン ハドラー
老魔法王

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