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ピクシブ百科事典

大魔王バーン

だいまおうばーん

漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』に登場する大魔王。地上を焼き尽くすもの
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だが神々は人間に地上を与え、魔族と竜を魔界に押し込めた!!
人間が我らより脆弱というだけの理由でだ!!
それを正義と言うのなら、我らの力もまた正義…!

概要

ダイの大冒険』における魔王で、いわゆるラスボス。光を求める大魔王。
魔界の神の異名を持つ、魔王軍の総支配者である。

強者が弱者を支配する魔界の頂点に立つだけあって、「弱肉強食」「力こそ正義」を信念として掲げる徹底した実力主義者。部下に対しては基本的に寛大だが、本性は深謀遠慮に長けた大悪党であり、必要とあらば目をかけた部下であろうとも平然と切って捨てる冷酷非情な人物である。
しかし力がすべてと語る一方でチェスを嗜み、美しさでは超一流な宮廷と称されるバーンパレスを居城として建造させるなど蹂躙だけを趣味とする単なる悪漢どもとはまた違う一面を見せる。
また人材マニアな部分もあり、作中でもミストバーンバランハドラーヒュンケルロン・ベルク、主人公のダイなどあらゆる逸材に声を掛けてはスカウトを行っている。
力があり自身の地位を脅かすであろう猛者を疎む人間とは異なり、力があり頭も賢ければどんな種族だろうと受け入れ尊重するバーンだが、逆を言えばそれ即ち、あまり任務を失敗したり力や頭脳が衰弱したりすれば、上記の目をかけた部下であろうともいつでもどこでも切り捨てることを意味する

魔界の神


かつて神々は、人間が脆弱だからというだけで太陽の恵みを与え、魔族と竜族は地底にある暗黒の魔界に追いやり、地上という蓋で閉じ込めた。バーンはそんな神々を「我らを冷遇した」と憎んでおり、復讐のため数千年も前から力を蓄え続け、魔界に太陽の光を差し込ませる『地上破滅計画』を進めていた。バーンはこれを「神々が犯した愚行の償い」と述べている。
なお、表向きは「神々が魔族のために魔界を与えた」ということになっているようで、キルバーンがバランに語っている。
最終目的は一方を厚遇し、一方を薄遇する愚かな神々に代わり新たな神となること。地上を消し飛ばすことで魔界に太陽の恵みを与えた暁に、真に魔界の神を名乗ろうと考えている。
「地上が消えれば天地魔界のバランスが崩れる」「三界を支配する恐怖の魔獣となって恐れられ続けるのもまた一興」という口ぶりから将来的に天界へ攻め入ることも考慮していたようだ。
もしそうならば地上破滅計画は神々に対する復讐の前奏曲に過ぎず、そのために数千年も時間を掛ける辺りバーンの憎悪の強さが計れる。

バーンが力を崇拝する背景には、こうした今の三界の秩序を神々が力によって形成したのであれば、自身も力によってその秩序を覆すという、神の模倣による部分もある。ちなみにチェスはバーンが語ったところによると、元々は神々が始めた遊びとのこと。こういった部分からもバーンが神々を意識(模倣)していることが窺える。
加えて「いかなる種族であろうとも強い奴に差別はせん」と述べており、自分は神々とは違うということを暗に主張している。もっとも自分以上の強さを引き出したダイに対して「化物め」と差別の代名詞みたいな発言をしているのだが……。

劇中にはバランやラーハルトなど種族的な差別を受けた者たちが登場しており、バーンもまた神々から差別された立場と言える。ただし彼らとは違い、差別した者たちだけではなくその連中から恩恵を受けた種族や地上まで憎悪するなど恨みはかなり醸成されている。この辺りはパワーアップしたダイとの戦いで一度は敗れた相手を上回ることの感想について言及したり、自分たちに平穏を与えなかったことが許せないとの神々への怒りなどバーン自身が魔界の神と称されるまでの魔界という修羅の世界で生きた苦労が影響しているのかもしれない。

長期連載作品でありながらも一貫してラスボスという立場が変わることはなかった。

老バーン

CV:内海賢二(1991年版)、土師孝也(2020年版)


具体的にどうやるのかは不明ながら、バーンは肉体を「魔力と叡智」「力と若さ」の二つに分けることができ、普段は「魔力と叡智」の体を本体(ベース)として活動している。
肉体的な強さこそ全盛期に劣るが、それでも

など、列挙するだけでも恐ろしい圧倒的な強さを誇る。

若バーン

大魔王バーン


凍れる時間の秘法をかけてミストに預け、数千年もの間管理させていた方の肉体。人間で言えば20~30代ぐらいの精悍な姿をしている。
この肉体と老バーンが一体化した状態を、真・大魔王バーンと呼ぶ。実力は老バーンより格段上であり、老バーンは1ターンに2回行動できるが、真・大魔王バーンになれば3回行動が可能になる。
一度元に戻ると、次に凍れる時間の秘法を使えるようになる500年後の皆既日食まで、この肉体で過ごさなければならないのが欠点。
二人称は基本的に「うぬ」だが、レオナに対しては老バーンと同じく「そなた」を使う。しかし気が昂ると「子供(ガキ)」「うざったい」など言葉遣いが乱暴になる。恐らくは精神も「若く」なったのだろう。

鬼眼王バーン

竜魔人と化したダイに追い詰められたバーンが、自らの魔力の源である第三の目“鬼眼”の力を開放し、自身の肉体に上乗せし魔獣化した最強の姿にして最終形態。竜魔人となったダイを圧倒するほどの力を持つ。

荒々しい岩山の様な頭部と肩装甲を持つ巨人で、額部分に本体である本来のバーンの上半身が埋まっており、腹部に巨大な鬼眼を持つという異形の容姿をしている。

なおバーン本人も最強の姿と自認しているが、他者に干渉するのと違い、魔力の源である自身の肉体そのものを変質させるため、二度と元の姿には戻れない形態である為、バーンにとっての最終手段でもある。

これまで強力無比な呪文や体術を駆使していた各形態と違い、技らしい技はなく、原始的に殴る蹴るなどの打撃が中心となるが、巨体の質量を高速で振り回す威力は単純にして圧倒的。しかもドルオーラの直撃に耐えてダイを殴り飛ばし、唯一弱点である筈の腹部の鬼眼も硬質の瞬膜(しゅんまく)で覆い竜の騎士の剣を押し合いの末にへし折るなど、驚異的な防御力も誇る。
これといった名称はないが、腹部の鬼眼から光線を発したり、そこから溢れる魔力を拳に収束して放つ拳打など技らしいものを披露している。

なお元来、老人形態、本来の姿である真バーン形態から圧倒的な強さを誇っていたバーンは、そもそもこの形態になる必要が迫られる程に追い詰められる事があるとは思っておらず、試す必要になるような事態が訪れる事も無いだろうと考えていた為、せめて自身の最強の姿を想像の中の形で実現させようと作成させたのが鬼岩城である。

それ故にこの形態に変貌する事自体がバーンにとっては屈辱的な事であるが、勝利の為に全てを捨てて戦いに挑むダイに勝つには自分も全てを捨てなければならないと悟り、敗北よりは良いと鬼眼の力を開放し、最後の戦いへと赴く。

なお戦いの一部始終を見守っていたバーンのかつてのライバルである冥竜王ヴェルザーも、バーンに最終手段を選ばせた竜魔人ダイの力に「それ程の相手か…」と驚嘆しており、鬼眼の解放がどれだけ重大な決断であったかを裏付けていた。

人物像

「天地魔界に恐るる物なし」と自負するほどの強さに加えて、老獪な知略にも長けており、純粋な力においては自分に及ばない竜騎将バランも「予測しがたい面があるから」という理由で一目置いたり、「自分が信奉するものとは全く違う種類の強さを持つ者」として人間であるアバンを認め、警戒し、地上侵攻に際して真っ先に始末するようハドラーに命じるなど、深い洞察力、戦略眼を持つ。
欠点としては、圧倒的な強さを持つが故にいざ戦闘となると相手を侮ってしまうこと。ダイとの初戦では、竜の騎士の力を警戒したミストバーンの進言を聞き入れず余所見までしてしまい、全身を黒焦げにされるという痛手を負っている。

部下の失敗も「三度までは許す」と公言しており、ハドラーに対しては「次はない」と追い詰めた上で温情を与え、化けるきっかけを作るなどムチとアメに優れた統率者としての器も端々に見せる(と同時に「殺すのはいつでもできる」という『保険』もしっかり掛けている)。
地上を消滅せんとした悪魔だが、バーンの目的はあくまでも「故郷である魔界に太陽の恵みを降り注がせる」ことであり、彼自身の私心や欲望のために動いたことは劇中一度も無い。その意味では無私の人とも言える人物であり、己の欲望から地上を欲したヴェルザーとは好対照である。

弱者に対しては一切容赦せず、圧倒的な力による蹂躙を「楽しい」と言って憚らない。若さを取り戻してからは、相手を完膚なきまでに打ちのめし、心まで折ってから殺すという陰湿な残虐性を見せるようになった。
一方で強い者に対しては種族を問わずそれなりの敬意を払うとも述べており、種族として軽蔑している人間であってもヒュンケルのように軍団長にまで取り立てたり、敵であるダイも部下に誘おうとしたことがある。
ヒュンケルのアバンに対する復讐心と尊敬の念を見抜いていたり、ロン・ベルクが最強の武器を求める理由も見抜くなど、相手の心情を見抜く確かな目を持っている。

しかし「敬意を払う」と言っても、相手の心情を考慮しない独り善がりなものであるため、反感を抱かれることも少なくない。バーン自身もそれを自覚しているようだが、自身の力が強大すぎて不意打ちでもない限りほとんど単独で物事を解決できてしまうため、まず他者との協調を重んじる必要がないのである。

例えば、最強の武器を作ることを目指していたロン・ベルクに対し、彼にとって大した代物ではない光魔の杖を絶賛したせいで不興を買っている(後にロン・ベルクは「バーンはナイフ一本持っただけで強くなる。武器屋にとってこんなにしらける客がいるか」とも述べた)。
その光魔の杖も、必要なくなったと判断したら即座に踏み砕いてみせた。

また、ダイとバランに命を賭けた勝負を挑むハドラーに対し、敗色が濃いと判断した場合、ハドラーに告げずに反逆に備えて仕込んでおいた黒の核晶を爆発させるつもりでいた。
平然と捨て駒にしておきながらバーン自身は「最初から捨て駒にするつもりはなく、(生き返らせた後で)万が一のことを考えて(黒の核晶を)埋め込んでおいた」「結果の見えた勝負はつまらない。だが可愛い片腕の最後の晴れ舞台は見届ける」「ハドラーに勝ち目がない以上、爆発させてやるのが情け」と述べており、これが彼なりの「強者に払う敬意」なのだろう。
腹心の犠牲については一切触れていないが、「老バーンの頃は」必要だった光魔の杖を踏み砕いたことが何よりの答えだろう。

一方、終盤ではバーンの「地上破壊」という目的達成のために我が身を顧みない部下(ジャミラス)も登場している。バーンが部下に求める忠誠心とはこういうものなのかもしれない。

とは言え、地上の魔王として君臨していたハドラーや竜の騎士であるバランは、バーンが地上の破壊を望む限り対立を避けられない運命にあり、結果的には相容れず、バーンにとって敵となることも事実である。

しかし、ほぼ全ての他者を下に見るその性格こそがバーンの隙でもある。それ故に、自身の居城でハドラーとの最後の一騎打ちを制する瞬間までダイの力を警戒することなく捨て置いたり、自分と対照的に「力を持たない」ポップに天地魔闘の構えを破られ、地上破滅計画を人間の力で止められた時には驚愕した。

若さを取り戻して真・大魔王バーンとなった後は、老いていた頃ほどの思慮深さは見られなくなり、血気盛んな面が目立つようになる。
圧倒的優勢で戦いを進めた老バーン初出陣時に比べ、ダイたちにかなりの苦戦を強いられたが、これは相対的強さによるもので、特にダイとポップの成長速度がバーンを凌駕した結果に過ぎない。この点は、一時は「三流魔王」とまで卑下されたハドラーが作者の予想をも覆す武人に変化したのとは対照的である。
そんなバーンも終盤には人間の力と団結力を思い知り、一時戦闘不能になったダイに対しても「いかんいかん、奇跡は起きる。何度でも!」と発言するなど一切の油断を見せなくなった。

技能・能力

主にミストバーンとの交信に使用。テレパシーと言ってもこの人のように「遠くの人間と会話する能力」に近いようである(ロン・ベルクを嘲笑った際に側にいたノヴァにも聞こえていたり、ロンの返答をバーンが聞いて激怒している)。

  • 魔力による凶暴化
その名の通り、魔力の影響で地上の魔物たちを凶暴化させる。かつてはハドラーもやっていたが現代においてはバーンが実行している。

呪文

火炎呪文を得意とする。魔法力の高さが桁外れで、溜め無しで高威力の呪文を放つことができる。


  • 衝圧(しょうあつ)

掌をおもむろに突き出し、衝撃波を放つ。天地魔闘の構えに組み込んで使用され、ラーハルトのハーケンディストールを容易く跳ね返した。素顔をさらしたミストバーンも使用しており、こちらはヒムたちを壁面に叩きつけるほどの威力を見せている。

  • 闘気弾
掌を突き出し闘気の砲弾を発射する。既に負傷していたとはいえダイを一撃で戦闘不能に追いやった。素顔を晒したミストバーンも使用したが、こちらはビースト君にジャンプで回避されてしまっている。
  • カラミティウォール
極めて闘気に近い衝撃波を半円状に放つ。その威力はオリハルコンも砕くほどで、たとえ耐えても吹き上がる大きな衝撃波によって大ダメージを受けてしまう。老バーンの時は光魔の杖が必要だったが、全盛期の肉体なら素手で発動できる。ダイたちとの最初の戦闘ではこの技でとどめを刺そうとしていた。
破る方法はヒムがやったように強引に破壊するか、衝撃波の影響がない場所まで逃れるか、ダイのように同質の闘気をまとうことですり抜けるかしかない。
  • カラミティエンド
暗黒闘気を込めた手刀による一撃。直接斬り付けるパターンと、手刀のモーションから渾身の暗黒闘気を叩き込むパターンがある。後者が真のカラミティエンドであり、直接触れずとも暗黒闘気によって床に穴を開けるほどの威力を持つ。暗黒闘気の性質上、受けた負傷は回復呪文でもしばらくは治せない。
「地上最強の剣」「神の手刀」と自負するバーンであったが、魔獣となったダイには歯が立たなかった。
  • フェニックスウイング
全盛期の肉体に戻って初めて使用できる攻防一体の掌撃。放つ際、あまりの速度に空気との摩擦が巻き上がり、不死鳥の羽ばたきを彷彿とさせることからこの名が付けられた。
呪文に対しては跳ね返し、物理攻撃に対しては受け止め、呪文と斬撃の特性を併せ持つギガストラッシュでさえも軽く防いでしまう。
衣を脱いだミストバーンによって初めて使用され、あらゆる物質を消滅させるはずのメドローアをも跳ね返した。だが、この技を披露したことでヒュンケルとアバンに正体を暴かれ、ポップには天地魔闘の構えの欠点を見抜かれることになる。
リンク先を参照。

その他の能力

  • 鬼眼(きがん)

バーンの額にある第三の眼。竜の紋章と同様に様々な能力を持つ。

    • 魔力結界
鬼眼から放つ魔力によって結界を展開する能力。近づく者を押し返し、逆に出ようとする者を弾き返す性質を持つ。バーンパレスに結界を張っているが、侵入防止のためというよりは地上を消し飛ばす際の爆発から守るために使っていた。魔力結界はミナカトールで無効化できる。
    • 「瞳」化
鬼眼から光線を浴びせ、「レベルが低い」「傷を負っている」など、己が手を出すに値しないと判断した者を玉の中に閉じ込めてしまう。閉じ込められた者は見る・聞く・考える以外の行動が一切取れなくなり、言葉すら発せない。そして「見る」ことができる故に、凄惨な光景であっても目を背けることはできない。強制力は高く、一度術中に陥ると自力で抜け出すことは不可能である。
強いダメージを受けると「瞳」化を維持できなくなるらしく、ダイに左角を折られた際にアバンたちは解放されていた。
    • 映像投影
鬼眼から放つ光によって遠くの映像を虚空に投影できる。
    • 強化
鬼眼の魔力を分け与え、進化させる。ダイとの最後の一騎討ちでは、自らを進化させることで「鬼眼王」という魔獣になった。ただし魔力の源であるバーン自身が進化すると二度と元に戻れなくなる。他者を強化することもできるらしくハドラーやゴロア等に力を与えた。
  • 自己再生
他の魔族に比べて再生力が非常に高い。三つある心臓が再生を司っており、心臓を一つ潰されると再生不能となり筋力も弱まる(少なくとも左心臓を潰された時は左腕の再生ができなくなった。受けた負傷も治っていない)。ダイの剣によって左心臓を潰され、以後も突き刺さったままだったので再生能力を封じられた。バーンはベホマも使えるが、剣を引き抜くことを優先していたことから剣をどうにかしないとベホマでも効果がないことが覗える。またレオナの見立てでは竜闘気で受けたダメージもすぐには回復できないとのこと。
リンク先を参照。

作中での動向

本編開始以前

数百年前までは魔界を二分していた冥竜王ヴェルザーと対立関係にあったが、神々を憎む考えが一致し、バーンの方から休戦協定を持ち掛ける。ただし条件付きであり、それは互いに神になるための戦略を進め、成功した方に従うというもの。その際にヴェルザーから友情の証としてキルバーンを派遣されるが、キルバーンの素性は自身の監視役兼暗殺者。バーンはすぐに真意を見抜き、「そんな物騒な死神を買うのも一興」とあえて重用する。
ロン・ベルクに対しては名工にして剣術の名手として気にかけ、武具の作成という名目で呼び出し厚遇する。そして鎧の魔剣鎧の魔槍光魔の杖を渡されると魔軍司令の誘いを掛けるが、向上心がなくなり堕落するという理由で断られ決別している。

それから数百年後、勇者アバンとの戦いで負傷した魔王ハドラーに「魔界の神」を称して声のみで接触。その後アバンとの戦いで敗北したハドラーを復活させ、傷を癒すため地下に潜伏させる。同時に魔軍司令の地位を与え、地上を征服した暁にはその支配を任せると告げる(バーンの目的は地上の破壊なのでこれはウソである)。
15年後、多くの強者を集め、新生魔王軍を旗揚げすると、邪悪な魔力で各地の魔物を凶暴化させ、真っ先にアバンの始末をハドラーに命じ、六団長には各地の国々を陥落させていった。

この頃のバーンは表舞台には現れず、常にヴェールの向こうの玉座に姿を隠していたため、彼の素顔を知る者はミストバーンとキルバーンぐらいしかいなかった(当時のキャラクタープロフィールは殆どの項目が「不明」)。バーンはヒュンケルの眼つきを気に入って軍団長に登用したが、常にヴェール越しだったことを考えるとあくまのめだまを通して見ていた可能性がある。

アバンの使徒編~竜の騎士編

アバンを倒したハドラーの功績を讃え、新たな肉体と閃熱系最強呪文ベギラゴンを与えたものの、以降のハドラーは失敗が相次ぎ、六大軍団の戦力が半分に減少。
さらに、ハドラーがダイが竜の騎士の血を引いていることをバランはおろか主であるバーンにも隠匿していたことが発覚する。
これにはバーンも

「愚か者! お前のつまらぬ小細工が見抜けぬ余だと思ったか! バランの失態は余にすらダイの正体が竜の騎士であることを明かさなかったお前の罪だ!!!」

とご立腹。それでもアバンを倒した実績を鑑み、温情としてハドラーに最後のチャンスを与え「今度自分の前に現れる時までに勇者たちを倒していなければ次はない」と告げた。

死の大地編

ザボエラと組んだハドラーは敗れはしたものの、超魔生物に改造され復活し、ダイを打ち倒す。
その後ハドラーは死刑を覚悟でバーンに謁見しに行くが、ヴェールの奥にいないことに気づく。
バーンは見事武人として成長したハドラーに対する評価の証として素顔を見せることを決意したのである。

「…どうした? あまりに枯れた年寄りなので拍子抜けしたか…?」
「余がバーン。大魔王バーンだ」

実際、ハドラーからは本当に強いのか疑問を持たれたが、その思考を見破り「試してみるか」の一言で器の違いを見せつけ、頭を下げさせた。
そして、チェスで用いたオリハルコンの駒をハドラーに与え、禁呪法を用いて新たな軍団を作ることを提案。一方で、ダイに敗北して姿を消したバランをキルバーンに始末させようとしたが失敗し、バラン叛逆のきっかけを作る。

バーンパレスに乗り込んだバランとハドラーの戦いぶりを水晶玉から監視し、竜魔人と化したバランに圧倒されるハドラーを見て彼に仕掛けていた黒の核晶を起動させるが、企みに気づいたバランの竜闘気に阻止される。
自らハドラーの下へ行き核晶を起動させようとするが、ミストバーンが代わりに起動させ、死の大地は消滅。全力で爆発を抑えたバランは死亡した。また、この一件でハドラーから決別される。

バーンパレス突入

バーンパレスにてアバンの使徒と対面。非力な身でありながら自らの下に来たことを褒め称え、その褒美としてミストバーンとキルバーンに手を出させずに1対5で戦ってやると宣言する。
戦いの前にバランの死体をメラで焼き尽くし、その圧倒的な実力を印象付けた。

ダイの一撃により(直後にベホマで回復したものの)手傷を負わされ、素手では勝てないと悟り、光魔の杖を使用。ダイの剣と正面から打ち合い、これを折ることでダイを戦意喪失させる。
本来、ダイの剣は作品中でも一二を争う強さの武器であり、製作者のロン・ベルク曰く「光魔の杖とは比べ物にならないほど強いはずなのだが、その力関係を逆転させたのは、バーンの魔力によるもの」であった。

今は敵わないと判断し、全滅を防ぐため冷静に撤退を試みたポップの行動を阻止。「知らなかったのか…? 大魔王からは逃げられない…!!!」と告げ、一行を再び絶望させたところでとどめを刺すべく必殺技カラミティウォールを放つも、ハドラーに阻まれ戦闘に突入する。

当初は互角の戦いをするも、光魔の杖を使った影響で魔力が弱まっていたこと、ハドラー自身が飛躍的な成長を遂げていたことにより次第に押されていき、ハドラーの必殺技・超魔爆炎覇を受けそうになったが、ザボエラの援護によって形勢は逆転。

ハドラーを裏切り者として処刑すべく光魔の杖を投げつけるものの、ハドラー親衛騎団ブロックがキャスリング(チェスの手の一種。キングとルークの位置を一手で入れ替え、攻撃を円滑にしたりキングを守ったりできる。王手がかかった後にこれを使うと反則)を行い、ダイとハドラーを逃がすもののこの戦いでは勝利に終わる。

最終決戦

その後は各地にピラァ・オブ・バーンを投下して地上に攻撃を開始。更に捕らえたヒュンケルとクロコダインの処刑を宣言し、地上の戦士たちを誘き出しに掛かる。魔力結界に絶対の自信を持っていたバーンはダイたちがバーンパレスに来れるはずがないと見ていたが、ミナカトールという誤算によって突入を許してしまう。これによってバーンは、魔力をバーンパレスに送る機能をマヒさせられ結界の維持ができなくなってしまう。

そして迎えたダイとの二度目の戦い。修行と死闘の末に双竜紋を発動させたダイとは互角の戦いとなり、その実力を見込んだバーンは「……余の部下にならぬか……?」と勧誘する。

「…人間は最低だぞダイ。おまえほどの男が、力を貸してやる、価値などない連中だ」

「…賭けてもいい。余に勝って帰っても、おまえは、必ず迫害される…!」

「……だが余は違う! 余はいかなる種族であろうとも強い奴に差別はせん!」

「……さあ! どうするダイ! 無益と判っている勝利のために生命を賭けるか? おまえの価値を判っている者のために働くか…」

「いくらおまえが子供でも…この二択は迷うまい!?」

さらに人間の愚かさを的確に指摘し「おまえの父親はYESと答えた」と告げる。否定するレオナ姫に対しても「それはダイに対する個人的感情に過ぎない」と返し、沈黙させた。

悩んだ末にダイは「おまえの言う事もうそじゃないと思う」とバーンの発言を一部認めながらも「それでもおれは人間たちが好きだ」と誘いを拒絶。その後は戦闘が続行され、レオナと協力して放たれたダイの二連続ドルオーラをまともに受け、消滅したと思われたが、バーンはまだ生きていた。
光魔の杖が破壊され、今の状況ではダイに勝てないと判断したバーンは、ミストバーンに肉体を返却させて全盛期の肉体を取り戻す。

「………余は…!限りなく永遠に近い生命を得るために自らの肉体を二つに分けた…!」
「叡智と魔力のみを残したこの肉体を本体に…!若さと力をもう一つの肉体に分離させた…!」
「そして、皆既日食が来るたびに凍れる時間の秘法をかけ、全盛期の肉体を封印し続けてきたのだ…!」
「今、それが一つに戻る…!!」

真・大魔王バーン降臨

「余は、心底ダイとの闘いを楽しみたいと思っているのだ」
「私の、不老の時間を数百年分も奪った代償を、おまえたちからもらわなければ、つり合いが、とれんではないか……!」
「…余を精一杯楽しませるのが…おまえたちの義務だ!」

若さと力を得たバーンの強さはまさに圧倒的であり、ダイ個人では太刀打ち出来なかった。最大最凶のカウンター奥義「天地魔闘の構え」でギガストラッシュを無力化して打ち倒し、倒れ伏したダイの前でレオナを捕らえ、生涯自分のことを語るように要求する。
そして彼女の前でダイを嬲り殺しにするべくイオラの雨をお見舞いする。先の言葉通りバーンはこの戦いを楽しんでおり、ダイを圧倒することで己の無力さを味わわせ、レオナを翻意させることで人間の卑小さを知らしめてから殺すつもりだった。
ところがレオナにパプニカのナイフで腕を切りつけられ「この世に本当の無敵なんていない」と言われてしまう。文字通りプライドに傷をつけられたバーンは、これに激怒してレオナを「瞳」に封印。完全に服従するなら解放すると嘲笑う。

駆けつけたダイの仲間たちも同様に「瞳」へと変える。しかし「瞳」化を逃れたポップ、アバン、ラーハルト、ヒムがダイに代わって対峙。バーンは「天地魔闘の構え」でアバンを戦闘不能にし、続けてラーハルトとヒムも容易く打ち倒して3人を「瞳」に変える。だが「天地魔闘の構え」をポップの奇策に破られ、直後にアバンストラッシュX(クロス)で左腕を失い、左心臓を突かれるなど大ダメージを受けてからは思うように行かなくなる。
心臓を貫かれたことで再生能力を失い、しかも剣自身の意思で突き刺さっているため引き抜くことができなかった。後にこれが最大の敗因となる。

思わぬ奇策に逆転されかけたが、バーンにはまだ秘策があった。ミナカトールの影響を受けながらも唯一バーンパレスに干渉できる場所……それは心臓部に搭載されたピラァ・オブ・バーンであった。最後の一柱を地上へと投下し、真下にいたダイの仲間たちをミナカトールごと消し飛ばす。更に各地に投下したピラァ・オブ・バーンに黒の核晶を搭載してあること、最後の投下を合図に時限装置が起動し間もなく爆発することを告げる。ダイたちを誘き出したのは、地上の実力者に柱の秘密を嗅ぎ付けられるのを避けるためだったのだ。
柱は六芒星の魔法円を描くように投下されており、それよって増幅した爆発によって数分後に地上が消えるという。
こうして大魔王はダイとポップの心を折り、かつての仇敵ヴェルザーもこの状況に苦々しくも祝辞を述べに姿を見せたことで完全勝利を確信する。

だが事前に危機を察知したメルルが仲間たちを避難させ、ロン・ベルクとノヴァは、いや世界中の戦士たちが黒の核晶を凍結させることで爆発を阻止しようとしていた。
立ち直ったポップは生きることの大切さを大魔王へとぶつけ、その想いが今一度勇者を立ち上がらせた。

(………わからん!!! 余の理解を超えている!!!)
(あのポップが言うように…人間自体が、こんな…こんな底知れない感情を持つ生物なのか!?)

地上消滅が避けられないにも関わらず諦めようとしないダイたちの姿に、バーンは初めて恐怖を感じた。

「……い…いい加減にしろ!! この不愉快な生物めらが…!!!」
「今…はっきりと悟ったぞ!! 地上だけでなく、うぬら人間どもも余にとって、耐えがたい存在であるという事がっ!!!」

余裕を失ったバーンは、爆発のタイムリミットを待たずに魔力を送ることで黒の核晶を起爆させ、地上を消滅させようとする。
だが、ダイ達が所有していた【神の涙】の力で「瞳」たちが一斉に襲い掛かりバーンをより恐怖させる。
しかし「起こされた奇跡」によってオーザムにいる勇者達マトリフが事態を知り、黒の核晶の凍結に動く。こうして地上の人々の奮闘で全ての黒の結晶が凍結され計画は失敗。茫然自失となるバーンだが……。

「……やあ…済まなかったな。言葉は聞こえていたが…少々考え事をしていたものでな…」
「いや………実際、余の負けだ。人間の絆の力…恐るべきものよ」

「………うぬらを殺す!!」
「竜の騎士の血は絶え、地上の強者たちは全滅! それで終わりだ!!」
「再び地上破滅計画は続行される。しかも今度は邪魔者無しで…!!!」

「余は、今はじめて人間に感服しているぞ、ポップ!!!」
「おまえの言う通り人間は凄い!! 凄絶な生き物だ!!!」
「実際…最後の最後の時のおまえたちは美しかったよ…!!」
「閃光のように…!!!」
「フハハハハハハッ!!!!」

皆殺しを宣言したバーンは、手始めにダイとその仲間たちを手に掛けようとする。ここに至ってダイは、父から受け継いだ紋章を完全に開放することで竜魔人に変身することを告げる。バーンは「子供(ガキ)の絵空事」と笑い飛ばし、見せしめとしてポップたちを大魔宮の心臓部へと落下させ幽閉してしまう。

「怒るか? 怒れ怒れッ!!! 言ったような力が本当にあるならこれで出しやすくなっただろう!!?」
「そんなバカげた力があるなら、見てみたいわ…!!! カ――――ハッハッハッ!!!」

このことがダイを激怒させ、これまで表に出さなかった闘争本能と双竜紋の力を全開にさせてしまう。
竜魔人となったダイは凄まじいパワーを発揮し、力関係は一気に逆転。一方的に攻撃され、「より強い力でぶちのめされればお前は満足なのか」と涙ながらに指摘される。バーンの言う「力こそ正義」とは、自分が蹂躙する側に立つからこそ成立する論理に過ぎなかったのだ。それを示すようにダイはカラミティエンドと同じモーションの攻撃で……「バーンの技」で左側の角を叩き折ってしまう。

「今のあやつは魔獣…!! 勝利のためにすべてを捨てているッ…!!」
「……余も…捨てねばならぬか…!!」

この一騎討ちで大ダメージを受けたバーンは、今のダイには例え両手があっても敵わないと実力を認めた。
しかしそれでも己の信念を曲げることはせず、決して譲れぬ勝利のために、大きすぎる代償を承知で額から鬼眼を引きずり出しその力を解放する。

鬼眼王バーン

「ダイ!! 竜の騎士!!!」
「おまえにさえ勝てればッ…!!!」
「おまえに勝つ事が今の余のすべてなのだッ!!!」

鬼眼の力を全開放したバーンは、上半身が巨人の頭部に埋め込まれたような魔獣形態、鬼眼王バーンの姿へと変貌。
鬼岩城によく似た形をしているが、これはバーンが「自分の最終形態はこうなるだろう」と予想して鬼岩城を作ったからである)
弱点は巨人の腹部にある鬼眼だが、攻撃しようとしてもエネルギー波で迎撃してくる上、オリハルコンの刃も通さない硬質の瞼を閉ざして守りを固めてしまうため破壊は不可能に近かった。

この姿になると二度と元の姿には戻れないが、バーンはダイに勝つためだけに変身、つまり竜魔人へと変身したダイと同じ覚悟を持って挑みかかる。その力は絶大で、殴る・蹴る・突く・握り潰すなど原始的な攻撃手段ばかりでありながら、真バーンを凌駕した竜魔人ダイですら一蹴する。
さらに国一つを一撃で消し去れるドルオーラを受けても微動だにせず、爪を用いてダイに致命傷を与えることに成功する。そして動かなくなったダイを見てバーンは勝利の美酒に酔い痴れる。

「………どうだッ……!!!」
「………勝った…!」
「…勝ったぞッ…!!! 余は勝ったッ!!!」
「ア――ッハッハッハ!!!」
「ハァ―――ッハッハッハ!!!!」

だが「奇跡は何度でも起こる」ことを知っていたバーンは、ダイを粉々にすることで完全なる勝利を得ようとする。

さらば!! 大魔王

『天空の決戦!!!』


直後、ダイの下へ最後の味方が駆け付けバーンの行く手を阻む。更に太陽の輝きが、母ソアラの幻影がダイの意識を目覚めさせ、剣に宿ったバランの魂がダイを立ち上がらせた。そして両者は再び激突を繰り広げる。
だがしかし、ダイのすべてを込めた一撃を以てしても鬼眼王を斬ることはできず、逆に刀身が折れてしまう。この一撃で片腕を失ったバーンだが、剣が折れるとすかさず反撃に転じ哄笑する。そのままダイを握り潰してトドメを刺そうとするが、渾身の力で手首を破壊される。

それでも決着を付けるべくダイを追うが、懐に潜り込まれ、変身前から刺さったまま抜くことが出来なかったダイの剣を掴まれる。そして刺さっていた胸を起点としたアバンストラッシュにより鬼眼ごと一刀両断され、ついに力尽き事切れる。

残骸となった上半身は自ら求めた太陽を背に石化した状態で、宇宙空間へと消えていった。

肉体的な能力ならば神が作り出した竜の騎士を鬼眼王が上回っていた事からバーンは、バーンが信じた個の力では最後まで作中最強だった。だが、バーンから見て全く異質だった出会い・学び・成長していく「集団の力」に敗れ去った。
加えて「この身一つで全て叶う」と言いロン・ベルクの作った光魔の杖を破壊したバーンが敗れた最終的な原因が、ロン・ベルクがダイの為に作ったダイの剣で有った事は皮肉である。

コラボ

ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3プロフェッショナル

コラボイベントで部下たちと共に追加された。勝てば誰でも仲間に出来る。

「ここでは自分の方が来訪者なのでそちらが負けても命までは取らない」と言いつつ「全力でかかってこなければこの世界をいただく」とブレイクワールドを奪う気も満々だったりする。
2周目以降の前口上では「こうも何度も来るとは簡単に勝てる相手だと思っているのか」「お前は余の恐ろしさを知らぬ」などと言うが、勝利後には「余の世界であれば部下にしたいくらいだ」と改めてこちらの実力を評価してくれる。
 
シナリオクリア後のイベントバトルで勝利すると貰えるアイテムを使うと、老人の姿の「大魔王バーン」としてバトルを仕掛けてくる。
部下たちの後の3日ごとに登場し、勝てば彼の「分身」を仲間にすることが出来る。
そしてバーン+ミストバーン+キルバーン+魔界神マデュラーシャの4体配合で「鬼眼王バーン」が仲間になる。

大魔王バーンは賢さが最高値で火属性が得意なので、構成次第でメラゾーマはおろかメラガイアー並みのメラを打てる。メドローアも得意だったりする。

鬼眼王バーンはまさかの「超ギガサイズ」。これはモンスターズオリジナルモンスター以外はあのブオーンしかデフォで持たないサイズで、J3Pの裏ボスであるマデュラーシャを押しのけ配合の終着点にされたことも合わせてかなりの特別待遇であると言える。
さらに専用特技「鬼眼砲」を覚え、合体特性はHPを1000上げる専用の「鬼眼王」とこれまた特別待遇。

能力値はHPが最高値、攻撃も最高近く、守備もかなり高い重戦車タイプだが、賢さが恐ろしく低い。あまりに低すぎてAIが「アタックカンタ」や部下の「ファントムレイザー」などを半別できないため、ある程度の補強が必要となるだろう。

星のドラゴンクエスト

コラボイベントで老バーンと真バーンが登場。敗北後は自爆することで一行を道連れにしようとしたが、ダイによって空高くまで連れて行かれ、共に消え去った。原作の結末を少し改変したものになっている。

ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

コラボイベントで老バーンと真バーンが登場。老バーンを仲間にして究極転生させると真バーンになる。
後に新生転生が実装され、老バーンと真バーン形態のどちらかを選択可能に。老バーンはクエスト向け、真バーンは闘技場向けの性能となっている。
イベントでは戦いの最中、鬼眼王になろうとしたが、バランが遺した真魔剛竜剣を手にした主人公によって最期を迎えた。こちらも原作の要素が窺える結末である。

余談

劇中では圧倒的な力とカリスマ感溢れる言動でダイ達と読者を絶望に叩き落したが、ネット上ではコラ画像やそれを基にしたネタで親しまれているキャラクターでもある。有名なのが「ハドラーや六大団長におすすめアニメを尋ねる」というシリーズである。プレゼンされた作品はほのぼの作品と見せかけて不穏な空気が漂うことが多く、「どうなってんの?」とハドラーを叱責するのがお約束
完全にネタなのだが、バーンが神々を憎む理由が「自分たちを魔界の過酷な環境に押し込んで平穏を与えなかったのが許せない」なので、実際に神々が魔族や竜を魔界に追放していなければ宿敵ヴェルザーと今日のアニメ談議に興じていたかもしれない。

バーン様はクリエイティブエナジーでポジティブハート


コラ画像の一つに光魔の杖の初使用シーンを改変して「これが余の武器、どんな時でもポジティブハート」と言う画像がある。
一見すれば単なるネタ画像なのだが、ダイの大冒険と言う作品にとって最大の武器とも言えるのは、最後まで諦めない心である
そして実際、バーン自身も自分の目的に対して「諦める」と言う選択肢を持つことだけは絶対になかった。概要の項目でも取り上げられた、「奇跡は起きる。何度でも」と言う言葉はそれを端的に表した言葉でもある。
その為、ある意味ではこの言葉は間違っていない。だいたいあってるのだ。

また、バーンが自身の保有するオリハルコンのチェスの駒について語る際、かつてはこの駒を使って対局する相手がいたらしく、その相手が後の魔界編でダイが新たに対峙する敵の首魁の予定だったのかもしれない(あるいはこのチェスの駒の本来の役割から、「対局する相手=自分の居城への侵入者」という意味で、長い間こいつの出番がなかったことを示しているのかもしれない)。

関連イラスト

「…これが…余のマヒャドだ…」
ダイ大飲み絵2



コスプレ

大魔王バーン



関連タグ

ダイの大冒険 バーン バーン様
魔王軍(ダイの大冒険)

ゾーマドラゴンクエストⅢのラスボス。炎を得意とするバーンと逆に冷気を得意としており、太陽の光を求めるバーンとは逆に光を奪う大魔王。連載当時に登場済みの本家のボスとしてはかなり意識していると思われ、ダイの大冒険の連載開始時期が1989年なら、ドラゴンクエストⅢの発売日はその前年1988年である。

ラプソーンドラゴンクエストⅧのラスボス。「世界中の魔物を凶暴化させる」「仮の姿が少年で真の姿が中年(バーンとは逆)」「『城』を吸収することで屈指の巨体に変身(バーンの最終形態を反映させたのが鬼岩『城』)」「真の姿は結界に守られているためまともにダメージが通らない」「最終決戦場所が空の上で、主人公たちは神鳥に乗って戦う(大魔宮のデザインは不死鳥)」「決戦の最中、杖に宿った魂が主人公たちの助けとなる」など共通点が多い。

マルチェロ:同じくドラゴンクエストⅧの登場人物。本来なら領主の父の後継者になるはずだったが理不尽な理由で追放され、自分に代わって父の恩恵を受けた弟を憎むようになる。神々とその恩恵を受けた人間を憎悪するバーンと似ている。

メカバーン:ゲーム本編シリーズに登場するモンスター。名前に「バーン」が含まれている事から、ドラゴンクエストXでは「異世界に君臨する大魔王によって造られたのかもしれない」と記述されている。

ピッコロ大魔王ドラゴンボールの登場人物。見た目は魔族の老人だが主人公との初対決では圧勝する。後にパワーアップした主人公との再戦では自身も若返った姿で対峙した。また善と悪の「二つの肉体に分離」しており、最終的に一つに戻り大幅なパワーアップを果たした。などなど類似点がある。

セル(ドラゴンボール):同じくドラゴンボールの登場人物。孫悟飯(人間と異種族の混血児)を怒らせて眠る力を引き出させ、追い詰められると自爆して地球を消滅させようとするなどバーンの役回りとよく似ている。一騎討ちの際には亡き父親に鼓舞された息子に負けるという点も同様。また上述のように「星ドラ」ではバーンは自爆を行おうとしている。

黒の貴公子聖剣伝説3の登場人物。生まれて間もなく実の親から牢獄に幽閉され、人間を憎むようになる。そこに目を付けて接触して来た魔王を殺し、魔界の支配者となった。また彼が従える魔族は、過去にマナの女神によって異次元(魔界)へと追放された者たちである。ラストバトルの際には「三界の王」を名乗り、変身形態も怪物の首から人間の上半身が生えたものとなり、最終的に怪物の顔に変身して元の姿を失った。また決戦の際には他者の肉体に乗り移ることで「今の自分の姿を捨てようと」した。

終の女神シバPSO2の登場人物。神と崇められた者たちに生み出されるも亜空間へと捨てられ、そのことから宇宙のすべてを消滅させるという憎悪に囚われる。また決戦の際には主人公に対して「私に勝ってもあなたは脅威と見なされて排斥される」と言い放つなどバーンと同じ意味の台詞を述べている。

大魔王ルシファー女神転生シリーズの登場人物。同じ「大魔王」の肩書を持つものだが、人間に対する印象はまったくの正反対。

????PSO2の登場人物。終の女神シバの後に戦う真の黒幕。最終形態が巨大な化け物の顔(眼球)から本体が伸びているなど鬼眼王バーンと似たコンセプト。

三条陸

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