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フレイザード

ふれいざーど

漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場キャラクターの一人。“氷炎将軍”の異名を持つ。
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「オレは戦うのが好きなんじゃねェ! 勝つのが好きなんだよ!!」

概要

漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場する敵幹部・六大軍団長の1人で、氷と炎の魔物を束ねる氷炎魔団長。
アニメ版の声優は山口健

ハドラーが禁呪法で作ったエネルギー岩石生命体ばくだんいわ等)で、体の中にある核(コア)によって炎と氷の体をつなぎとめている。コアそのものが無事なら何度砕かれようとも平気で、空の技がないと撃破できない。

「魔王軍の切り込み隊長とも呼ばれ、炎のような暴力性と氷のような冷徹さが同居した性格の持ち主。同時に魔王軍団の中では数少ない軍人的思考の持ち主でもあり、パプニカ三賢者の一人である女性賢者マリンの顔を高熱で焼いたことを咎められた際には「傷つくのが嫌なら女が戦場に出てくるな。戦場に出れば、男であっても女であっても関係ねぇ!」と言い放った(ただし、攻め込んでその場に戦場を作り出した側が言うのは少々複雑であり、またフィンガーフレアボムズの衝撃で吹っ飛んだマリンのところにわざわざ移動し、顔を掴んで持ち上げて焼く、というのはパプニカ側の心を折る見せしめ的な意味合いも強いが)。
魔王としてのハドラーの知性を継承しているだけあり、一般的な岩石生命体にしては頭の回りが良い。

外見はドラクエモンスターフレイム」と、氷のモンスター「ブリザード」を真ん中で切って足してごつくしたような姿をしており、名前もこの2体から取られている。岩石部分は溶岩魔人氷河魔人を意識しており、顔は爆弾岩を意識している。

生まれて間もないゆえに自分の人格と人生の経歴そのものが浅いことにコンプレックスを持っており、自分の存在を周囲に認めさせるため、勝利栄光に異常な執着を持つ。さらに勝つためなら手段を選ばない冷酷残忍な強敵で、しかも主君(評価を下す者)であるバーン以外の者は、目上である他の軍団長や造物主であるハドラーにすら一切の敬意を払わない傲慢な性格。

につけている『暴魔のメダル』は、六大軍団長の初お目見えの際、軍団結成祝い兼忠誠を試すための試練としてバーンが送ったもので、フレイザードが生まれて初めて手にした栄光の証。業火に包まれたメダルを前にクロコダインヒュンケルはおろか、かのミストバーンバランですら躊躇するほどの灼熱の中に飛び込み、の右半身の大半を失いながらも手に入れた。
故に己の命以上に大事にしていたものだったが、過去の栄光を捨てて新たな栄光を得るため、ダイたちに追い詰められた際にその場で投げ捨てている。

鎧武装(アーマード)フレイザードとその最期

フレイザードは相手を弱体化させる『氷炎結界呪法』によって一度はダイ一行を敗走させるものの、再度対峙した際にはダイの空裂斬によってコアを破壊され窮地に立たされる。

フレイザード戦2


そこで戦況の視察に現れたミストバーンに懇願し、授けてもらった魔影軍団最強の鎧と同化、鎧武装(アーマード)フレイザードとして復活。
ダイを倒した後はミストバーンの寝首もかこうと画策するが、空裂斬を極めたことで完成されたダイのアバンストラッシュの前に敗れ去る。

一片の魔炎気になりながら辛うじて生きながらえたフレイザードは自分を騙したとミストバーンに罵声を浴びせるが、ミストバーンにとっては最初から勇者ダイの力量を測る捨て駒として利用するためにフレイザードへ鎧を授けたに過ぎず、罵声を何ら意に介さずに残されたフレイザードの欠片を踏みにじって消してしまった。

非道極まりない下衆な敵ではあったがあまりにも哀れ過ぎる末路にポップはせめて鎧の欠片を拾い集めて墓の一つでも作ってやろうかと皆に提案するが、フレイザードの同僚でもあったヒュンケルは「あれが奴の墓標だ」と指をさす。
その先には、フレイザードが新たな栄光を得るために投げ捨てた『暴魔のメダル』が空しく転がっていた。

人気

メインキャラクターの中では唯一の早期退場者であるが、左右非対称でインパクトのある外観、メラゾーマ5発を同時に放つ『フィンガーフレアボムズ』や全身を構成する岩石を用いた捨身の全方位爆撃『弾岩爆花散(だんがんばっかざん)』などの必殺技によって読者に強烈な印象を残し、非常に知名度が高い。
また、記事冒頭の「オレは戦うのが好きなんじゃねェ! 勝つのが好きなんだよ!!」「ここは戦場だ! 殺し合いをするところだぜ!」「たとえ全てを失ったとしてもオレの勝利だけはのがさねぇ…!!」などインパクトのある台詞を多数発しておりその点でも人気。

また究極魔法の一つを取得できるだけの素養があり、マトリフ曰く、誕生したて(実年齢は1歳前後。六大軍団長で文句なしの最年少である)でレベルが低く助かったが、氷と炎の呪文を同時に使えるほど成長していたとしたらまず勝てなかっただろうとも言われている。氷と炎しか使えないフレイザードにとってその成長は時間の問題であり、魔王の知性をそのまま継承しているフレイザードにとって、究極の魔法メドローアに気づくには何の支障もなかったことだろう。
事実、急激な温度差によって相手の鎧をボロボロにして砕くなど相反する二つの力は使いこなすことでより強力な力を生み出すことに気づいており、早い段階で始末できたことは非常に幸福だったと言える。

余談

  • 同じくハドラーによって生み出された親衛騎団と比較された際には「凶暴で栄光だけに執着するクズ野郎」と評され、実際に『結界を張って相手の力を制限し、その場にレオナ姫を凍結させて人質にすることで結界内で戦わざるを得ない状況を作る』という策を弄する悪役らしい残忍で冷酷な性格だが、ザボエラのように他人を利用して自分は戦わず手柄だけを掠め取ろうとする真似はせず、曲がりなりにも弱肉強食の矜持を掲げ、自ら前線で戦い、不器用で荒々しい口調ではあるが自身が倒す相手には一人の戦士として敬意を払って倒している。
    • この部分については創造主である魔王ハドラーとの共通と言える(マトリフが言うには「禁呪法で生み出された者は作った者の精神的影響をモロに受ける」ので、悪役らしい性格ながらも体を張って闘う姿勢を見せたのも必然だったのかもしれない)。
  • ドラゴンクエストビルダーズにて第3章である『マイラ・ガライヤ編』の最後に登場するボスで、ようがんまじんとひょうがまじんが合体した姿であるがったいまじんの姿が、炎と氷の左右非対称の姿であることからフレイザードにしか見えないと話題になった。


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関連タグ

ダイの大冒険 DQ フレイム ブリザード
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