「勝って、ダイくん! 誰のためでもない……キミ自身のためにっ!」
「人間をアンタたち(魔王軍)みたいな化物と一緒にしないで!人間が誇りを失わない限り、アンタたちに牙をむく者たちが必ず現れるわよ!」
プロフィール
概説
パプニカ王国の第一王女。劇中では「レオナ姫以外の王位継承者はいない」ことが語られているため親以外に血の繋がりのある親族はいない様子。
レオナ姫は敬称だが、レオナは名前の重複があるためこちらで記述。
本作のメインヒロイン。
人物
王国が魔王軍に襲われた際に行方不明となった父王に代わり、配下と共に国を支えた。
年齢は若いながらも指導力やカリスマ性は相当なもので、確固たる正義の心を持つ勇猛果敢な姫として他国にも名を知られている。
アバンの使徒には憧れを抱いており、もしもアバン先生が生きていたら色々教えてほしかったとクロコダインに述べている。
そういった思いからか祖国を滅ぼしたヒュンケルを謗ることなく許し、生涯をかけてアバンの使徒として生きるよう諭すなど、度量の広さと寛容な心も併せ持っている。
特に魔王軍による鬼岩城を用いたパプニカ侵攻では、対魔王軍のための国際会議に集まった各国の王が動揺するなかで、主催国の長として毅然とした態度で窮地に対処している。
一人前な賢者となる儀式を行う目的でデルムリン島へ向かいダイと出会い、王国の実権を握ろうと目論むテムジン司教と賢者バロンの陰謀から命を救われた一件がきっかけでダイに好感を持つようになり、アバンにデルムリン島へ赴く様に依頼する切っ掛けを与えている。
正面から戦闘に参加する機会に乏しいため活躍が目立たない一方、先述の通り高いカリスマ性と芯の強さを併せ持つことから、アバンの使徒のリーダーとして味方を牽引する役割を担っている。(司る魂の力は『正義』、魂の色は『白』)
一国の王女である立場から、ダイたちへの公的なサポートを担っており、ダイたちの冒険を支える縁の下の力持ちである。ダイたちが手厚い援助を各国から受け、大魔王バーンと憂いなく戦うことが出来たのも、レオナが世界中の王達と連携を取ったことが非常に大きい。
性格は、相手に対し物事を濁さずにハッキリと言うタイプで物怖じせず、活動的かつオテンバな性格。(ダイと初めて会った時には、ピースをしてアピールするダイに「あなたが……勇者ダイ!?」と第一声こそまともだったが、次に『……やっだぁ~~っ! こぉ~んなチビなのぉ!? カッコ悪~~いっ!!』と発言もとい嘲笑してしまったがために ダイからは『性格悪そう』と認識されてしまった)
アポロ、マリン、エイミが『ダイと冒険の旅に出たい』と言われた時には、『貴方達は、国を守らないといけないでしょ?』と諌め諭した。 が、その後小声で『それに・・・ダイ君とはアタシが、(冒険の旅に)行くんだから・・・』と零してしまった。
耳年増な一面もあり、他人の恋愛事情にズケズケと首を突っ込みたがる俗っぽい一面もあり、王族という身分とのギャップ溢れる言動で周囲を呆れさせることもある。
一方で、立場やTPOをしっかり弁えるだけの自覚と分別はきちんとできている。
王族として、指導者としての立場を自覚しつつ、自分を「王国の姫ではなく1人の仲間として見て欲しい」と願い、特に年齢の近い仲間に対しては「姫ではなく名前を呼び捨てにして欲しい」と頼んでいる。
ただ、例外としてポップからは「姫さん」「お姫さん」、メルルからは「レオナ姫」と呼ばれている。
前者は改まった呼び名ではないためおそらく通称として認識しており、後者は基本的にメルルが誰に対しても敬語・敬称付きで接しているためと思われる。
またヒュンケルやクロコダインなど「大人」からの呼称や敬語を訂正する描写はない。
漫画の表紙と2020年版では茶髪、1991年版では金髪と髪の色が異なっている。
スリーサイズは上から83・53・85。
(解説本「パーフェクトブック・ダイの大冒険」より)
マァムには劣るものの、14歳と言う年齢(そして、それに由来する伸び代)を考えれば抜群なプロポーションである。
常時パンモロしているマァムに目が行きがちだがレオナ姫のパンチラ率は劇中で随一を誇る。
劇場版第一作では鉄壁スカートだったり暗黒空間だったりでまったくパンチラしない。
なお、そちらでは怪物(モンスター)が住むデルムリン島を家臣達と共に訪れる。 その時に出逢った人間の少年ダイと一悶着あったが、『この島に、悪い怪物がいないか確かめに行く!』とダイを連れて夜のデルムリン島を冒険する。 夜ということもあって物音に臆してしまう事から始まり、眠っていたキャタピラーを起こしてしまったり、落とし穴に引っかかったり、斜面を滑り落ちることになったり、寝息を立てたサーベルウルフに驚いたりと大変な目に遭う。
更に、地の底から現れたドラゴンに襲われたり バピラスに誘拐されて地の底に祭られていた邪神像の前で複数の怪物達の生贄にされかけてしまった。
原作並びに1991年版では、フレイザード戦終了後の宴でワインを飲んで酔う描写があったが、2020年版ではカットされている。※実際にも国によって飲酒できる年齢に違いがあるが、流石に今のネット配信で世界の何処でも視聴可能なご時世、土曜朝のアニメで14歳がへべれけになるのはグローバル社会で監視される2020年という状況かつコンプライアンス的にNGだった模様。
また2020年版アニメではベンガーナのデパートのデパ地下にてスライム型の菓子の『スラまん』と『スラタピ』を購入しており、ダイとポップにスラまんを奢り、自身はスラタピを飲用していた。
また、28話でバランに記憶を消されたダイにパプニカのナイフを渡して抱きつくシーンでは、口付けをしたと思われる描写があった。
小説版「それぞれの道」
詳細はリンク先を参照。
漫画版クロスブレイド
6巻から登場。本作では戦闘力が低いことにコンプレックスを抱いており、そこに触れられると激怒する様を見せている。今まで単独行動で魔物から逃げ続けていたので必死だったという。そこへユウキとダイたちの活躍を聞いて合流にやって来た。
ユウキたちは谷の門番を名乗るナゾ仮面(マトリフ)なる人物から試練を受けるように言われる。付き合う必要はなかったが挑発を受けたレオナが怒って了承してしまったため、メイロ、マァム、レオナの3人で挑むことに。
その試練とは水着姿でツイスターゲームをするというものだった。ナゾ仮面は「柔軟性、忍耐力、判断力が詰まった完璧なゲーム」と主張し、マァム側も3人なら有利とのことで勝負を開始。3人がかりでナゾ仮面の体制を崩して勝利する。
これで終わりと思いきや今度はコスプレして俺をモミモミマッサージ勝負と完全にスケベ目的な提案をされ、ついにマァムとレオナの怒りが爆発。スペシャル連携“氷華破砕拳”でぶっ飛ばした。
7巻(最終巻)ではロムドラド軍に滅ぼされたスライムたちの村で救助活動を行っている。傷付いたスライムたちを回復呪文で癒していた。
そこへ極大召喚でフレイザードを模した巨人が出現。再び村を蹂躙し始める。ユウキとその友人タイガが応戦に出るが劣勢となる。しかし二人の想いが起こした奇跡によりレオナのEXカードが出現。力をもらったタイガの空裂斬で逆転勝利を果たす。
ちなみに本作のレオナ姫は最終決戦前の彼女らしく、EXカードの絵柄(老バーン戦で代をサポートするの姿)を見て「あれ私!? いつのことよ」と疑問に思っていた。
最終話ではロムドラドとの総力戦となり、皆と一緒にユウキたちを援護した。
インフィニティストラッシュ
本作のステージで使用できるアイテムは彼女からの支給品という設定だが、鬼岩城編までの本作はレオナがその場に居ないor行動できない状態である事が多い。
そもそも原作で戦闘してない為かアバンの使徒の中で唯一使用不可能でかつ3Dモデルが無い。
戦闘能力
賢者バロンからヒャド系呪文は伝授されたことが語られている(この時点ですでにギラを習得していた)。
「賢者」と言えば強いように聞こえるが、パプニカ三賢者と違い本格的な戦闘訓練を積んでいないため戦力としてはアバンの使徒はおろかバーンパレス突入メンバーの中でも最低クラス(チウですら超魔生物化したザムザや魔界モンスターと闘って善戦出来る)。
攻撃呪文はそこそこだが、回復呪文はベホマを扱えるなど大変優れており、マァムの一時離脱後はパーティの回復役を受け持つ。他にもザオラルやミナカトールといった高度な呪文を使いこなしており、後方支援役としてダイパーティを支えている。
ダイを精神的に支えるという意味でもポップ並に重要な存在でもあるが、アバンの使徒は余りにも優しすぎる為、勝利の為に冷徹な判断を下せる人物はレオナしかいないとアバンにフェザーを託された。
劇場版「ドラゴンクエスト-ダイの大冒険」
原作の「ダイ、爆発」を基にした劇場版作品。
ラスボスであるハドラーに苦しめられるダイを救うべくパプニカのナイフで斬り掛かり、手傷を与えた。
劇場版「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」
劇場版「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」では復興中のパプニカを豪魔軍師ガルヴァス率いる6大将軍に襲撃され、レオナはマァムと共に妖魔将軍メネロと交戦する。しかし二人掛かりでも勝負にならず、レオナはメネロの鞭に撃たれそうになるが、庇いに入ったマァムが倒れてしまう。その間隙を突く形でマァムはデスカールに魂を抜き取られてしまった(彼らの態度から本来狙われていたのはレオナの方のようである)。
マァムの魂を取り戻すべくダイはベルナの森へと乗り込むが、瘴気によって普段の半分も力を出せない上に多勢に無勢で苦戦を強いられる。そこへ駆け付ける形でレオナもまたポップと共に参戦。全身を燃やされ火だるま状態のダイを助けるべくヒャドで鎮火するなど援護するが、ポップに髪を燃やされてブチ切れたメネロに為す術もなく打ちのめされてしまう。
残念ながら戦力になれず、戦闘はダイ、ヒュンケル、クロコダインが担当した。
ちなみにこの作品ではダイを呼び捨てで呼ぶシーンがある。
※この経緯があって、会議の時に【現在の自分の戦闘能力の乏しさ】に嘆くマァムに己を重ねて【新しい武器捜し】への背中を押す件へ繋がっている
装備
- 王家の服
大魔王討伐完了まで四着が登場している。
一着目はデルムリン島上陸時に身に付けていたもの。この時は儀式を行おうとしていた関係か、ちょっとした装飾品は身に付けてるもののデザイン自体はシンプルなもの(儀式の際に別の衣装に着替えたようだがバストアップしか描かれなかった)。
初登場時しか着ていないため、王家の服の中では着用期間が最も短い。ちなみに髪型は一つ結びである。
二着目はバルジ塔のフレイザード襲来~ベンガーナへの旅立ちの間に身に付けていたもので、並みの防具よりも高い魔法防御力を備える。劇場版「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」でも着用された。
パプニカ産の布や貴金属は高品質であることから、売却した場合新品でなくとも20000~30000Gという高値がつく為、ベンガーナのデパートでダイ達の装備購入の軍資金にするために売却された。
ちなみに連載当時にこの衣装のレオナ姫がフィギュア化しているのだが……見た目はお察しください。
三着目はテランからの帰国後、王女として各国首脳との外交に徹するにあたり着替えた服。終盤まで着用。このため着用期間が最も長い。髪型もロングヘアに戻った。
レオナ愛用の一着で、高い魔法防御力を有する。
バーンパレス突入後は溶かされる、破られるなどによりボロボロになってしまった。
なお三着目の服は当時の少年ジャンプ連載時に募集された読者がデザインしたものを元にしている。
2024年4月23日にフィギュア化の原画が公開された。
なお、原作36巻では戦闘中に胸元が破れてしまったため、衣服を束ねて即席のブラトップ(右画像)にしている。2020年アニメではコンプライアンスに配慮し…。
パプニカの岬へ集合した際に纏っていた四着目の王家の服。
王家の衣装は、セクシーさはあれど露出は抑えられているので、この衣装はレオナ姫の普段着なのだろうか?
- ベンガーナ装備
ベンガーナのデパート~テランでの決戦終了まで着用。ダイの新しい武器を見繕うためベンガーナ王国のデパートを訪れた時に購入した装備。初登場時の衣装をベースにしている。髪型も一つ結びに戻っている。
- ワイズ・パーム
指輪が付いた手袋で、装備者の魔法力を増幅させることができる女性用装備。
- 旅人の服
同じくデパートで購入。見た目が戦闘にそぐわない他の服をポップに却下された末、無難なこの服を選んだ。
なお、試着した衣装は以下の通り。2020年版では露出度や時世の流れから原作と異なる衣装になっている。またドラゴンクエストの歴史をなぞるようなニクイ演出が成されている。
原作 | 1991年版 | 2020年版 | 備考 | |
1着目 | 踊り子の服 | 踊り子の服 | 天使のレオタード | 踊り子の服はビキニタイプ。天使のレオタードはSFC版のもの。 |
---|---|---|---|---|
2着目 | 天使のローブ | 女商人(DQ3)風 | ||
3着目 | あぶない水着 | きぬのエプロン | ||
4着目 | ぬいぐるみ(DQ3版) | 男遊び人(DQ3風) | ||
5着目 | 派手な服 | ネコの着ぐるみ&被り物(DQ11版) | 着ぐるみと被り物はベロニカの装備→ネコニカ |
- カールの法衣
邪気を祓う効力を持つ法衣。破邪の洞窟に挑戦する際、一時的にパーティを組んだフローラ、マァム、メルルも同様のものを着用。
- コミックス版33巻の扉絵での衣装
- パプニカのナイフ(太陽)
デルムリン島でダイに託した「太陽」のナイフ。
- パプニカのナイフ(風)
テランでのバラン戦で「太陽」のナイフを失ったダイに下賜していたが、バーンパレス本丸に乗り込む直前に「ダイの全力に刀身が耐えられない」「レオナは魔法とフェザーを除けば丸腰だったため、いざというときの自衛手段がない」などの理由から返却され、ダイに装備させて貰った。大魔王バーンにかすり傷を与え『大魔王とて無敵ではない』ということを証明し、ダイを精神的に支えた。
- パプニカのナイフ(金)
劇場版第一作にて使用。最初は、『デルムリン島に悪い怪物がいないか調べる!』とお守り代わりに持ち出し、島の最深部に眠る邪神像との戦闘でも使用している。おそらく原作やTVアニメ版での「太陽」のナイフと同一のものだろうと思われる。
- ゴールドフェザー&シルバーフェザー
バーンパレスにてアバンから授かった金と銀の羽を模したアイテム。ゴールドは投擲武器に、シルバーは回復アイテムとして使える。老バーン戦ではダイとの連携でシルバーを使用し、ドルオーラ連発という無茶を行った。
呪文
- 火炎呪文(メラ、メラミ)
- 氷系呪文(ヒャド、ヒャダルコ)
- 閃熱呪文(ギラ)
- 真空呪文(バギ)
- 催眠呪文(ラリホー)
- 回復呪文(ホイミ、ベホイミ、ベホマ)
- 解毒呪文(キアリー)
- 麻痺回復呪文(キアリク)
- 覚醒呪文(ザメハ)
- 蘇生呪文(ザオラル) ※ザオラルを使用する際は、原作漫画では十字を描いていたが、宗教的なコンプライアンスを配慮し2020年版では、本家ドラゴンクエストⅧ以降の教会のエンブレムを描いている。
- 鑑定呪文(インパス)
- 結界無効化呪文(トラマナ)
- 大破邪呪文(ミナカトール)
名前について
名前の由来は「獅子(レオ)」から。
原作者によると「ダイが竜なので虎に引っ掛けようと思ったが可愛くならなかったから獅子」らしい。
立体物
- タカラ(現:タカラトミー)の冒険の勇者シリーズにラインナップ。二着目の王家の服を身に纏った姿となっている。※現在、入手困難
- ダイコロシリーズにラインナップ。武器としてパプニカのナイフが付属する。※現在、入手困難
余談
オフィシャルファンブックに収録された三条上のインタビューによれば、料理の腕前はアバンの使徒の中では最下位とのこと。
レオナ姫は王族ゆえに食べる専門なので一番ヘタと言うのが理由。
また同著には「家族はパプニカ王のみ」「父王を喪い、若くして国を継いだ」と記されている。
父親は勇者アバンと獄炎の魔王によると娘同様、賢者だったらしい、ちなみにレオナの容姿は父親譲りである。
稲田の中にある「勝気なお姫様」をイメージしたという。当時は洋風のお姫様=金髪が主流だったのであえて茶色の髪にした。姫らしくないシーンは書いてて楽しかったとのこと。
人物関係
アバンの使徒
レオナが訪れたデルムリン島で出会った少年。
ダイの相棒である魔法使い。
バラン編の序盤(ダイとベンガーナに買い物に行く時)ではポップを過小評価するフシがあったが、自分達が戦ったバランとの戦闘でその評価を改める。
ダイの仲間である僧侶戦士(後に武闘家に転身する)。
アバンの一番弟子である戦士。
魔王軍に所属していた頃に彼が率いる不死騎団によってパプニカが壊滅的な被害を受けるが、前述の通り『アバンの使徒として正義のために魔王軍と戦い続ける事』を贖罪とする事で赦した。
パプニカ王国
- パプニカ王(仮)
パプニカ王を治める王。
魔王軍に属していたヒュンケルが率いる不死騎団の襲撃によって亡くなるが、その前にアバンにダイに勇者としての家庭教師を就けることを依頼した。
「勇者アバンと獄炎の魔王」で掘り下げられておりレオナに似た美形の王として描かれている。キラーマシンの襲来から国を救って魔王の脅威から世界を救ったアバンやその仲間達にも好意的でハドラーとの戦いの後はマトリフを王宮に招く。
パプニカ王国に仕える老兵で、レオナのお目付け役でもある。
それぞれが太陽、海、風のシンボルを与えられた賢者の家系に属している。
三人纏めてパプニカ三賢者と呼ばれ、その実力はパプニカ最強と称される。
- テムジン、バロン
テムジンはパプニカ王の側近を務める司祭で、バロンはレオナの賢者としての教育係を務めていた賢者だったが、結託してレオナの暗殺を企むもダイの活躍によって阻止され逮捕された。
魔王軍
魔王軍氷炎魔団の軍団長を務める氷炎将軍。
レオナはフレイザードの伝説の禁呪法で氷漬けにされて危うく命を落とすところだったが、ダイがフレイザードを撃破した事と、マァムが魔弾銃を犠牲にして氷を溶かしたことで事なきを得た。
魔王軍超竜軍団の軍団長を務める戦士。
魔王軍でも魔軍司令ハドラーをも凌駕する戦闘能力の持ち主で、ダイとは深い関りを持つ。
彼の正体を知ったレオナはバランに何度も説得の言葉を掛けていたが、耳を貸されることはなかった。
しかしバランは後にダイに対して「愛する者と人生を歩め」という言葉を送っており、間接的にだがレオナ姫(を含めた人間たち)を認めたと言える。
その他
カール王国の女王であり、国の指導者としてレオナが憧れる存在。
かつて魔王だった頃のハドラーを倒し世界を救った勇者にして、レオナ達『アバンの使徒』の師でもある。
本編終盤にてダイ達に加勢する形で再登場したアバンからレオナは『ダイ達を牽引するリーダー』としての教えを受ける。フローラに認めれアバンのしるしを受け取ったレオナは罠の解呪をアバン先生に教わっているが、その特技はラスダンで教わったものだった為に作中で活躍する機会は無かった。
関連イラスト
関連タグ
パンチラ 白パンツ 服ビリ へべれけ:グローバル対策で控えめもしくは削除。
類似・関連するキャラ
ビアンカ(DQ5):『ドラゴンクエストⅤ』の登場人物。主人公が幼少期に出会った初めての女友達、金髪で2歳年上、主人公と二人で魔物の巣窟に向かい拉致される、呪縛によって意識と身動きを封じられ武器の力で助け出されるなど、レオナ姫をかなり意識したと思われる。
ヘンリー(DQ5):『ドラゴンクエストⅤ』の登場人物。読み切り版のレオナと同じく王位を狙う者のの策略に主人公を巻き込ませてしまう。
バーバラ(DQ6):『ドラゴンクエストⅥ』の登場人物。お転婆な性格、古代の呪文(マダンテ)を習得する、漫画版では主人公との恋愛要素があるなど共通点がある。
ミーティア姫:『ドラゴンクエストⅧ』の登場人物。主人公に好意を抱くお姫様で、ドルマゲスの呪いによって馬の姿に変えられてしまうなど禁呪法を掛けられ氷漬け封印状態だったレオナを思わせる。