踊り子の服
おどりこのふく
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。上半身はブラジャーのみ、下半身は腰に着けた金輪上のアクセサリーから股間にかけて長い布を通し、前後に垂らしただけの衣装、という露出度が非常に高い装備品(布の下にショーツを身に着けているのか否かは不明)。
シリーズによっては下半身の衣装が、ビキニの前後に半透明の布を取り付けただけのものもある。
『ドラゴンクエストⅣ』では守備力は低いがマーニャの初期装備であり(他に装備できるのはアリーナのみ)、300Gで売れるので最初の金策に役に立つ。
人気の踊り子の衣装という事でプレミアがついたのかと思いきや、キングレオ城で回収出来る踊り子の服も同額で売れるため、単に金銭価値が高いらしい。
説明書に書かれているヒントでも「初期装備である踊り子の服を売って装備を整えろ」と書かれるあたり、換金アイテムとしての意味合いを強調されているのだろう。
ただ、もしあの世界にオークション制度があったら言い値で買おう的な紳士が続出しかねない。
なお、モンスターではエレフローパーがたまに落としていく。
『ドラゴンクエストⅤ』以降はなぜかくさりかたびらよりも高い守備力を持つようになる。
攻略本によると「宝石が多数あしらわれていて見た目よりも防御力が高い」という多少無理のある説明だが、なにぶん「シルクのビスチェ」が金属のよろいを凌ぐ防御力を持つ世界である。こまけぇこたぁいいんだよ。
『ドラゴンクエストⅧ』では着せ替えだけでなく登場時期に恵まれているせいもあり充分実用に耐え得る。
この防具の入手時期において錬金でもこれ以上のゼシカ用鎧を調達できない為。
『ドラゴンクエストⅪ』でも時期的に十分な性能を持つ防具として登場。
というか、この時期は姉は姉で砂漠のど真ん中でネコの着ぐるみをフル装備という防具の性能は申し分ないが別の意味でアブナイ絵面になりやすい。
この衣装は、たびたび「ふんどし」と揶揄される事がある。
『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』の衛藤ヒロユキの作品内で、マーニャの下布に動揺した男性陣を落ち着かせるため、なぜか勇者が大根を持って「ふんどし!!」と叫ぶシーンがあり、踊り子の服=ふんどしとして印象付けた。
なお、同様のポーズが『ドラゴンクエストⅩ』において実装された。
公式が一番混乱しとるわ!
しかしその『ドラゴンクエストⅩ』ではデザインこそ用意されたものの、結局「大人の事情」で実装できなかったそうである。『ドラゴンクエストⅩ』はCERO Aであり、このまま実装するとCEROからお叱りを受けてしまうと判断されたのだろう(前例もある)。ゆえに、『ドラゴンクエストヒーローズ』がCERO B(セクシャルアイコン付き)になった主な理由ということになる。
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唇泥棒にご用心!
*シリーズになっていますが、読み切りで一話完結のお話です。これだけでもどうぞ☆ 今回は、はい! みんな大好き定番中の定番、『踊り子の服』ネタですよ! もう書き尽くされたネタかもしれませんが、やっぱりどうしても書きたい! 私も大好き、踊り子の服(あのエロさは破壊的)! ここのカミュ様、世慣れ女慣れエロくて悪い兄貴です。(大丈夫です、そのうちちゃんとします) そんなカミュ様にまたしても翻弄されるセーニャちゃん……、ってお話です。 ☆読んでくださったみなさま、ありがとうございます。 あなたに、光あれ! (2020,12 『かわいいセーニャの冒険日記』シリーズ(完結済み)で連載していたものを、いくつかのシリーズに分けました。このお話は第2話を一部修正したものです)7,701文字pixiv小説作品