概要
『ドラゴンクエストⅢ』と『ドラゴンクエストⅧ』に登場した防具。あぶないみずぎと同じく、装備するとキャラクターが水着姿になる。
ビキニなのに何故か防御力が高い。理由としては、『ドラゴンクエストⅢ』では「魔法の力が込められた布地で作られたから」『ドラゴンクエストⅧ』では「守りの魔法がかけられており、魔法のバリアによって守られているから」とのこと。
作品別の解説
ドラゴンクエストⅢ
女性用防具でかなり防御力が高いため、終盤に装備されることが多い。またファミリーコンピュータ版では勇者と戦士以外の最強防具となっている。
リメイク版から登場したと思われがちだが、実は最初から存在する(ファミリーコンピュータ版ではキングマーマンのドロップアイテムのみの入手の上、攻略本への記載が無かった)。この時点では、女武闘家、女商人、女遊び人の最強防具(女僧侶、女賢者は同じ守備力で「まほうのよろい」が、女魔法使いは「みずのはごろも」がある)で、呪文ダメージ軽減効果は無いが、どの道これが単独トップになる職業だと何装備しても耐性を持てない(一応みかわしのふくでかわす効果は得られる)ので、手に入ればそれなりに有用であった(ファミリーコンピュータ版にもちょっとあった女尊男卑といえよう)。
スーパーファミコン版からはキングマーマンのドロップのほか、終盤で条件を満たすと入手できるようになり、守備力も「やいばのよろい」を追い越し、「じごくのよろい」に並んだ…のは良いのだが、女戦士を除く殆どの職業にまともな守備力、特殊効果、耐性を持つ鎧が大量入荷した上に、その女戦士でも特殊効果のあるよろいや耐性のあるよろいがあるのに、相変わらず呪文ダメージ軽減効果が無く、水着姿になるだけでは女尊男卑と呼べるかどうかは大いに微妙…おまけに、より守備力が高く、特殊効果を持つしんぴのビキニも登場しているため、高守備力高露出度装備としてのアイデンティティまでもが…もっとも、あちらは1着しか入手できないため、全員水着姿の痴女パーティーを組むなら、出番は回ってくるけど。
しかし、ゲームボーイカラー版では呪文ダメージ軽減効果が付き、「しんぴのビキニ」との差別化に成功した(あちらは相変わらず無耐性のため)。
スーパーファミコン版のデザインは黄色のビキニで赤い宝石の装飾付き。ガイドブックでは女賢者が着用して掲載されている。
ドラゴンクエストⅧ
リブルアーチの店で簡単に手に入る。守備力+50、魔法ダメージを軽減する効果もある。価格は13800Gと、お金が貯まりにくい今作では少々お値段が張る。
青を基調に金属の装飾が施されたパレオとチョーカーが付属した水着。
ゼシカのグラフィックが変わる装備品の一つであるが、グラフィックが変わる装備の中でも一番露出度が高い。
そのため家族が傍に居る中でプレイすると妙な誤解を招きかねないのだが、この装備はラスボス戦までに重宝する守備力と能力を持っているから装備させているのであって、決して趣味とか嗜好のために装備させているのではない。多分。
13800Gと高価だが、リブルアーチのボス戦終了後すぐに手に入ればかなり役に立つ。
だが、その後向かう先が雪国のステージであるので、見てるこっちが寒くというか確実に凍死しそうなゼシカの様子が描かれてしまう。しかも軽減できるのはメラ系・ギラ系・イオ系魔法のため、氷系攻撃の多い雪山では耐性が役に立たない。
ニンテンドー3DS版では表現規制のため露出の高いグラフィックは軒並みデザインが修正・変更されており、この装備も全体的に布面積が増量、特にパレオはロングスカート並の長さになった。