余談だが、インドネシア語の「勉強する」はブラジャーと読む
解説
女性用下着で、人間の女性の発達する乳房を保持し、形状を矯正する機能を持つもの。
日本では明治の近代化以降に欧米から輸入され、当初は乳バンドなどとも呼ばれたが、現在はこの名称が定着している。
上2音をとって短縮形とする戦後の文化のもとでは、ブラと略されることも多い。
pixivなど(主に男性が描く)創作品では、女性の胸部を包むトップスアンダーウェアやセパレート水着のトップスなどもブラと呼ばれがちである。
主なブランド
こぼれ話
for成人女性
良い乳房の形を永く保つためには、一人暮らしなど誰も見ていない生活環境でもブラジャーを着用すべきだそうである。長い期間ノーブラでいると乳房が垂れてしまい年の割にみっともない形になってしまうそうである。
(『森田一義アワー 笑っていいとも!』に出演したゲストの話より)
というのも、乳房の形を保っているのは皮膚などではなく乳房の内部の腱であり、これが伸びたり切れたりすると二度と元には戻らないためである。
つまりノーブラで激しい運動をするなどしてぶるんぶるん揺れるのは視覚的には大変嬉しいものだが、これによって乳房に取り返しの付かないダメージが蓄積されているということも忘れてはならない。
特に運動する時はおっぱいのためにブラジャーを着用しよう!
上の関連で、体型全般を保つコツ。
露出の大きいセクシー系の下着は、見た目は良いが、長く着けているとラインの崩れや弛みの原因となる。女性に大敵の「冷え」の原因ともなるので、若い時からおばさん系の大きな下着を着けて、体を守るべし。
ガードルなどの補正下着は、これも多用すると筋肉がサボることを覚え、余計に弛みの原因となってしまう。頼りすぎるのは考えもの。
胸を豊かにしたかったら、サイズが一つ上のブラジャーを着用し、隙間には肉を詰め込もう。
着用を続ける内に、本当にそのサイズの胸に「成長」する。
余談だが、太った男性がこれをやっても…胸の谷間が出来上がる。
for未成年女性
貧乳気味の女性への朗報だった「寄せて上げるブラジャー」は、成長期の女子小学生から女子高生の愛用者まで現れた。
しかし、このタイプのブラは、昔のコルセットのように胸をきつく締め付けるため、成長期に着用すると肺や肋骨など胸部の発育を阻害してしまう。さらにはバストそのものも成長が阻害され型崩れの原因となる。つまり本末転倒の事態になりうる。
虚乳のために、体の発育や健康を害しては意味がない。メーカーからも注意勧告が出ており、「身の丈」にあった下着を選ぶべし。
for未成年女性の保護者
通常のブラジャーと成長過程の女性のためのブラ(いわゆるジュニアブラ)は保持の機能が異なります。サイズが合うからと言って(成人女性である)母親のブラを成長期の未成年女性に着けさせることは厳に戒めましょう。母親が使っていたジュニアブラの“お下がり”も基本的にはダメです(計測した上でサイズが合っていることが確認でき、着用に違和感がないようであれば構わないが)。
for男性
ブラジャーは基本的に、バストを包み込んで保持する構造をしている。カップが明確に存在しているタイプのブラの場合、どんな小さなサイズでもそれに変わりはない。
よく、ブラを緩めずにたくし上げている絵が存在しているが、女性は実際にこれをやられると非常に痛い。あくまでフィクションの中及びお笑いの芸のネタ上の表現なので、リアルで実行しないのはもちろん、なりきりチャットなどでも相手に嫌がられる可能性が充分にあるので、注意されたい。
更なるこぼれ話
- 一般的にブラジャーには大抵肩紐がついているが、ストラップレス・ブラジャーといって肩紐の無いブラジャーも存在する。創作物だと銀河鉄道999のメーテルが着けているタイプのブラジャーが該当する。
- ホックが前についているフロントホック・ブラジャーも割と目にしやすい。合っていれば着脱が楽な反面、ホックに段がないためアジャスタビリティに劣ることがある。男性に人気だそうだが、“初めて”の女性がフロントホックを着けていると混乱する男性も多い。
- ブラが一般化する以前の日本では、そもそもあまり必要としなかったようである。→巨乳・貧乳の各項目も参照。基本的にアジア圏では女性の胸部を隠すものという習慣がなく、日本も例外ではなかったため、(キリスト教圏から来た)外国人の前でおっぱい丸出しで行水し、それを見た外国人が戸惑うなどといった、今ではうらやまけしからん光景がしょっちゅうあったそうである。
- とは言え個人差で発達してしまう女性もおり、その場合はサラシなどの布帯の類で締め付けて、乳房が大きい事自体を隠す傾向にあった。推奨できる行為ではない。
- 終戦直後などブラジャーが高価な物だった時代、ブラジャーを買えるような余裕のない家の女性は代用品として針金をお椀状に巻いて形作った物(ブラジャーのカップに該当する部分)を使っていたそうである。代用品なので肩紐もバンドも無い。
- もっとも、この当時は日本人女性の大半がAA~Bカップ止まりであり最低限の保護能力があればそれで良かった。
- バストサイズの「◯◯カップ」は下着の適合サイズから出されることが多いが、実はアジア地域と、ヨーロッパ大陸と、アメリカ大陸及びイギリスと、でそれぞれ微妙にサイズが異なる。これはメートル法と未だにアメリカがこだわり続けていr(げふんげふん ヤード・ポンド法の差異が原因だが、日本のブラは低い側の近似値に揃えられたため、北米大陸と1カップ分違う(日本を含むアジア圏のDカップ≒ヤード・ポンド法圏のCカップ)。
- ちなみに、日本で国内ブランドのGカップ以上のブラがマトモに流通するようになったのは1980年代以降と意外に最近。それ以前は、バストが大きくなってしまった女性はアメリカ製に頼っていたそうな。
- 余談だが、一方で男性下着の表記は同じ表記の日本のもののほうが大きい。(日本のMサイズ≒北米のLサイズ)つまり戦後の日本人男性にはデブが増えt(げふんげふん
- 高級品ではカップ部の形を保つように形状記憶合金で作られたワイヤーが使われているため、形状記憶合金の用途にブラジャーが必ず挙げられている。
- SARSが2002年~2003年にかけて流行した際は、いわゆる衛生用のマスクが不足したため、ブラのカップ部分で口元を覆う代用マスクにされたが、SARSウィルスやインフルエンザウィルス、コロナウイルスはもちろん、比較的サイズの大きいバクテリア類も防ぐことは出来ないので注意されたし(飛沫感染は防げるので、本当に気休め程度の効果は見込めるが)。
- 近年では、カップ付きキャミソール(ブラキャミ)派の女子も増えており、冬はこれの上にババシャツを着て、その上から上着を羽織る女子も増えているとか(これにレディース腹巻きが加わると何が何だか)。ラッシュガード付きのビキニが増えたのに似ているのであろう。
関連タグ
別名・表記ゆれ
種類
ストラップレスブラ スポーツブラ ジュニアブラ 天使のブラ 見せブラ
黒ブラ 白ブラ 縞ブラ ヌーブラ オープンブラ トップレスブラ
貝ブラ ヒトデブラ ベルトブラ 紐ブラ スリットブラジャー メンズブラ 貞操ブラ
部品・タイプ
類似品
下着 ランジェリー セクシーランジェリー ニプレス 大胸筋矯正サポーター
部位
シチュエーション
ノーブラ つけてない トップレス 透けブラ 浮きブラ ブラチラ 見えない構図
手ブラ 腕ブラ 指ブラ 髪ブラ タオルブラ 葉ブラ 花ブラ チョコブラ