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長さの基本単位をヤード重さの基本単位をポンドとする単位系。
1ヤード: 0.9144m、1ポンド: 0.45359237kg

歴史

イギリス、そしてその勢力圏たるイギリス連邦において採用され(イギリス単位→帝国単位)、そこから独立したアメリカ合衆国においてもほぼ同様のものが用いられている(米国慣用単位)。

ヤードの基準は現統治者の身体測定の数値(身長・座高・足の大きさ・指の長さと掌の大きさ、など)であり、現在のように明確に数値化される以前は国王の世代交代ごとに数値が変わり、わざわざ一から計測しなおす煩わしさを伴った。ポンドも統治者の都合で1ポンドの基準が変動し、ともに時代によって統治者が誰だったかを確認する必要がある。
これは古代ローマ帝国の「度量衡(どりょうこう)法」を参考にした結果であり、19世紀初頭になって外交の国際化が進むにつれて、他国との調整や植民地との連携に支障をきたすと懸念されてようやく改正のメスが入り、現在の数値に収まっている。

七つの海を制覇した大国とその覇権に取って代わった超大国で採用されているという意味ではメジャーな単位系であるが、他の欧州・米州諸国、さらに非欧米世界においてはフランス発祥のメートル法が標準単位系の地位を獲得していった。


現状

現在では本国を含むイギリス連邦各国もほとんどはメートル法を標準として用いており(完全に置き換わったわけではない)、ヤード・ポンド法が多くの分野で用いられている国家は実質的にアメリカ合衆国「だけ」になってしまった。

ところが。
アメリカ合衆国が圧倒的に強い分野である航空軍事分野や一部スポーツにおいては、ヤード・ポンド法が未だに支配的地位を保っているのである。
結果、特にメートル法を公用単位としていてアメリカの技術を多用する国(例:日本国)にとってはそれらの分野での苦労が絶えないことになる…

艦これ漫画 ヤードポンド法襲来



「やはりヤード・ポンド法は悪い文明!粉砕せよ!」

英米の艦娘が入渠するようになってから一週間後の明石さん



関連タグ

単位 度量衡
ヤード ポンド フィート
鉄道:イギリス発祥。軌間(レールの幅)の多くはヤード・ポンド法由来である。
尺貫法:日本の歴史的単位系。(
クォーターパウンダー(マクドナルド):ヤード・ポンド法に馴染みの薄い地域では「マックロイアル」の商品名で販売。
ギムリー・グライダー:メートル法とヤード・ポンド法の取り違えによって燃料切れとなり、旅客機が墜落しかけた世界的にも有名な航空事故。メーデー!航空機事故の真実と真相でも紹介された。(パイロットと管制官の的確な判断で着陸に成功し死者なし)

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