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曖昧さ回避編集

  1. ドット
  2. 得点
  3. 商品サービス購入金額に応じて、一定の得点を付与する施策。ポイント還元。→ポイントカード
  4. Perfumeの楽曲。2013年リリース。
  5. 小数点コンマ
  6. 線路分岐器
  7. フォント・組版における長さ単位ヤード・ポンド法由来だがいくつかの種類がある。本項で詳述。
  8. 何かしらの行為を行うのにおあつらえ向きな地点魚釣りサーフィンなど。
  9. マウスなどのポインティングデバイスカーソルで画面上のオブジェクトを指し示すこと。

概要編集

文字のサイズを表す単位ptと略表記する。現在のDTPWebページの制作などで世界的に広く使われているDTPポイントと言われるものでは1[pt]=1/72[inch]≒0.35278[mm]ということになっているが、活版印刷で伝統的に使われていたポイント(後述)はまた異なる。


ptはヤード・ポンド法や分数区切りで考えるのに慣れていない日本人にはなじみにくい単位であるが、悲しいかなインターネットコンピューターの世界ではptが世界標準になってしまっており、事実上アメリカ合衆国ローカルの単位であるヤード・ポンド法が世界的に幅を利かせている分野の一つになっている。


組版・印刷におけるポイント編集

北米やイギリス(日本のJISもこれ)のアメリカ式ポイントでは0.3514mm、フランス、ドイツなど欧州大陸諸国で採用されるディドー式ポイントでは0.3759mmが1ポイントである。


ポイントはフランス由来である。1737年当時のパリで使われていたインチを基準にポイントを定めた(これをフルニエ・ポイントという)。これをフランス王国統一規格のポイントをもとに定義し直したのがディドー式である。しかし、18世紀のヨーロッパでは物差しを作るたびに狂いが生じるという有様だったため、1799年にメートル法が施行されるまでは互換性は完全なものではなかったそうな。


アメリカ式は当時のアメリカ合衆国で広く流通していた「ジョンソン・パイカ」という活字の1/12という基準で決められた。後に正確に1/72インチとして定義し直したのがDTPポイントである。


なお日本の出版・印刷業界では写植由来のq(Q数)も併用されている(qは文字サイズの単位で文字送りを表す場合はh《歯》と表記するが同じものと考えて良い)。こちらはメートル法準拠の0.25mm単位で組版の見当がつけやすく、デザイナーやオペレーターの間での支持が根強いことからInDesignなどのDTPソフトも日本語版はq(h)が使えるようになっている(Illustratorでも使用可能)。


このほか、今では廃れた単位であるが、日本では号数活字というものも使われており、日本語のWordのデフォルトの文字ポイントが10.5ptになっているのは、日本の公文書の基準で「五号活字」が基準と定められていた名残である。


CSSにおけるポイント編集

CSSで文字サイズを指定するfont-sizeプロパティでは、em・rem・%などの相対値と並んで、pt・px(ピクセル)などの絶対値指定も可能。画面上は1インチ=72pt=96pxということになっている。


CSS3から相対値指定にqが追加されたが、これは画面上は0.95pxに相当する。


関連タグ編集

単位 版下 フォント ドット ピクセル Q数級数DTP 印刷 活版印刷 出版 ワープロソフト CSS ヤード・ポンド法

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