ポイントに応じたサービスが受けられる。多くは1ポイント1円の値引きだが、中には規定のポイント数貯めると商品券などに交換というのもある。
大体還元率は1%が主流だが、1%未満の設定のカードもあれば、5%から10%の太っ腹設定のカードもある。また、換金性の高い商品など、加盟店側の要請によっては利用のみで付与無しにされたりすることもある。
特定の期間の利用金額に応じて還元率がよくなったり、特定の日に利用することで還元率がアップしたりする。
貧乏性にとってはそもそもの価格が安い店舗へ行くか、ポイントが貯まるけど少し値段が高い店舗へ行くかのせめぎ合いになる。
主なポイントカード
共通ポイントカード
楽天が発行するカード。単体のポイントカードの他、Edy一体型もある。
ミスタードーナツ、くら寿司、出光興産、デイリーヤマザキなどで利用できる。
三菱商事系のロイヤリティマーケティングが発行するカード。ローソン、ゲオ、HMV、出光興産、ケンタッキー、ルートインなどで使用できる。
NTT Docomoが発行するカード。ドコモ以外のキャリア利用者でも利用できるが、元がキャリア向けの会員基盤であるため、オンラインサービスの認証周りのクセが非常に強い。
Pontaなどと加盟店が被っていることが多く、dポイントだけに加盟する加盟店はマツモトキヨシなどやや限定的。セブンイレブン以外の多くのコンビニやビックカメラなどで他のポイントカードと共に利用できる。
- Vポイント
カルチュア・コンビニエンス・クラブと三井住友カードの合弁会社が発行するポイントカード。
名称こそ三井住友カードの2020年6月以降のポイントサービスと同一だが、その出自はTSUTAYAの会員証、早い話がTカードである。
TSUTAYA以外ではファミリーマート、エネオス、エディオン、ロッテリアなどで使用できる。
店舗別ポイントカード
セブン&アイが発行するカード。電子マネーのカードを兼ねており、電子マネーで決済した場合に限ってポイントが付与される。
イオングループが発行するカード。現金決済でポイントがたまる専用のカードのほか、イオン銀行発行のカードの利用分や、電子マネーで貯まるポイントがある。
多くはイオングループの店舗(イオン、マックスバリュ、ミニストップなど)でしか付与されないが、ドトールコーヒーなどイオングループ外の加盟店もあるほか、電子マネーは決済可能な店舗なら一部を除き付与される。電子マネー決済に限り、会員登録してイオングループの店舗で利用すると1%に増える。
- アニメイトカード
アニメイト、書泉で利用できるポイントカード。還元率はアニメイトの場合は5%、書泉の場合は1%で、アニメイトでカード、電子マネー払いした場合、還元率は3%に下がる。1ポイント1円で商品の購入に使用可能。
会員証も兼ねているので、商品の予約をしたい人にも必須のアイテム。
- ゲーマーズカード
ゲーマーズで利用できるポイントカード。還元率は999円ごとに1ポイント(≒0.001%)で、商品の購入には使用できず、ポイント景品との交換にのみ使用可能。
- とらのあなカード
とらのあなで利用できるポイントカード。還元率は20円ごとに1ポイント(≒5%)ゲーマーズカード同様商品の購入には使用できず、ポイント景品との交換にのみ使用できる。
- メロンブックスカード
メロンブックスで利用できるポイントカード。還元率は基本2%だが、1ヶ月の利用金額に応じて還元率がアップし、最高還元率は7%。ただしカード決済の場合、基本還元率は1.2%になる。1ポイント1円で商品の購入に使用できる。
- ビックポイントカード
ビックカメラ及びグループ各店舗で利用できるポイントカード。還元率は10%とかなり高い。1ポイント1円で商品の購入に使用できる。JMBや楽天ポイント・dポイントとの併用加算も出来るが、この場合では還元率が5~8%と下がってしまう。またカード決済等の場合は2%下がってしまう。
- ヤマダポイントカード
ヤマダ電機各店で利用できるポイントカード。かつては還元率は10%とかなり高かったが、多くの商品は0%に設定されるようになり、実質的に無いものと同じ。
- ココカラポイント
ココカラファインがマツモトキヨシと経営統合する前にあったポイントカード。還元率は1%だが、特定の曜日には還元率が最大5%まで上がる。貯まったポイントは1ポイント1円換算で500ポイントずつ値引きに使用できる。なお、マツモトキヨシとの経営統合後のココカラファインではdポイントも利用できる。
- スギポイント
スギ薬局グループの各店で利用できるポイントカード。還元率は1%だが、たまったポイントを景品やANAマイレージクラブと交換する形になる。