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概要編集

1911年創設の出光商会を母体とし1940年創設。

ギリシャ神話に登場するアポロンをモチーフとしたアポロマークを燃油と自動車用の潤滑油、このほかにギリシャ神話の女神ダフネをモチーフとしたダフニーマークを工業用、船舶用の潤滑油使用、また、正三角形内にSIが入った社章も存在する。


2000年代前半までは非上場の大企業として知られたが、2006年10月24日に東京証券取引所1部に上場した。


2016年6月17日のプレスリリースで、2017年4月1日に昭和シェル石油との統合統合を目指すと発表したが、創業家に反対されて延期した。7月3日に公募増資で約1,400万円を調達、創業家の持ち株比率を1/3未満にさせ、創業家単独の意見で合併否決させられなくする効果があった。翌日に創業家は東京地裁に差し止めを申請するも、18日に却下、19日には東京高裁に抗告するも却下された。2018年7月10日に昭和シェルと経営統合の合意書を締結、創業家との間にも合意書を締結した。

イラン産原油を増やしている企業のであり、特にアメリカ・西欧諸国の対イランの制裁解除後にイラン産原油を増やしている。


太陽石油と同様に楽天ポイントカードが使える店でもあり、どちらも給油は2ℓで1ポイントが貯められ、それ以外では100円で1ポイントである。


ウルトラマンゼアス

レギュラーガソリンの名称は「出光ゼアス」、ハイオクガソリンの名前は「出光スーパーゼアス」。実はウルトラシリーズのひとつである『ウルトラマンゼアス』は、これから取られたもの。


2019年4月1日、昭和シェル石油を株式交換で完全子会社化。出光興産のトレードネームは「出光昭和シェル」。7月1日には昭和シェルのすべての事業を統合した。

ガソリンスタンドの名称は、当分の間出光ブランド・シェルブランド併存となっていたが、2021年をめどに「apollostation」(アポロステーション)へ順次変更。

旧出光ブランドで使われていた太陽神アポロのロゴマーク(次期型)へと変更され、英文フォントに関しては旧シェルブランドに準拠したデザインに変更した。

また、シェルを統合したことにより、従来からの楽天スーパーポイントカードに加えてシェルで使えるPontaカードが使用可能になった(逆にシェルも楽天スーパーポイントも追加で使用出来る様になった)。

これをもって、旧東燃ゼネラル(自社ブランドのゼネラルに加えて外資系ブランドとしてエッソ・モービルを保有)と新日本石油(間接的には旧ENEOSとジャパンエナジーのJOMOも統合済)の経営統合に伴うブランド一本化に続き、日本に展開する外資系石油ブランドは全て消滅する事になる。


Drive On編集

出光興産の公式アプリ。

値引クーポンの配信・キャンペーン応募・カーメンテナンスの予約などを行える。


値引クーポンは『マイ店舗』を登録した店から配信され、その店でしか使えない。また、同じ店に続けて利用(チェックイン)を行うとその回数に伴い、クーポンの値引額が大きくなる。


しかし、現状Drive Onを利用できる店が少ない。



CM編集

1990年代のCMにウルトラマンとんねるずが出演していた。


出光に関するエピソードと諸問題編集

  • 日章丸事件 - 1953年
    • 出光の社長の出光佐三がイラン国民の困窮と、独自のルートで石油を輸入できなくなったことによる日本経済の発展の足かせを考慮し、極秘で日章丸を出航。4月10日に日本の民間企業がイギリス海軍に「喧嘩を売った事件」として報道され、日本では新聞の一面記事となった。5月7日にイギリス石油メジャーのアングロ・イラニアン(現在のBP)が東京地裁に仮処分を申請したが、アメリカがイギリスによる石油独占を快く思わず、行政処分が見送られ、裁判でも出光側の主張が認められ、5月27日に仮処分の申請が却下された。アングロ・イラニアンが即日控訴したものの、10月29日に取り下げ、出光側の勝訴となった。この事件は産油国との直接的な取引の先駆けとなった。
  • 石油連盟一時脱退 - 1963年
    • 1962年7月に「新石油法」が施行。1963年1月に竣工した千葉製油所は1日10万バレル製油できる規模だったものの、新石油法により1日5万バレルしか製油が認められなかった。新石油法は需給調整が骨子となっており、出光は「消費者の利益を損なう」と反対した。制定後、市場から割高な製品を調達しなければならず、これに抗議した出光は11月に石油連盟を一時脱退した(1966年10月に復帰)。
  • 廃油不法投棄事件 - 1980年
    • 出光のタンカーが廃油を洋上に不法投棄したことが発覚した。出光は原油を運んだ空きのタンカーに廃油を積み込んで洋上に廃棄していた。当時の国会でも海洋汚染の問題として取り上げられた。
  • 公害防止協定の虚偽報告 - 2003年
    • 愛知製油所で、愛知県と知多市と結んだ公害防止協定に基づくデータを虚偽報告した。2003年1月から2005年12月までの3年間の虚偽報告584件のうち、ばいじん総排出量1件、ばいじん濃度16件(うち2件が大気汚染防止法および電気事業法のの規制値を超過)の協定値超過が判明した。2006年2月22日の中部近畿産業保安監督部による立ち入り調査中に過去のばい煙管理項目についてのデータの整合性が取れなくなったことから、出光が社内調査をした結果発覚した。
  • 北海道製油所における火災不届け事件 - 2003年
    • 北海道苫小牧市にある北海道製油所における火事を消防署に届けず、報道された。

関連項目編集


JX日鉱日石エネルギー コスモ石油

キグナス石油 東燃ゼネラル石油エッソモービル太陽石油

ウルトラマンゼアス Mydo


外部リンク編集

出光興産HP

Wikipedia

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