概要
1985年に昭和石油とシェル石油が合併してできた原油企業である。
シェル石油は、オランダのロイヤル・ダッチ・シェルから来ている。
日本でも多くみられる給油所の一つであり、コスモ石油に次いでカード決済が可能である。
三菱商事が主導するPontaポイントが使える店の一つであるが、その理由は資本的にはENEOSで使われるべきところ「既に商売敵であるTポイントが抑えていた」ため、やむを得ず加盟したという実情がある。
Pontaでは1ℓで1ポイントで貯める事が可能で、Ponta価格で給油が可能になる場所もある。
2018年7月10日に出光興産との経営統合を決定。
出光と同じくイラン産原油を対イラン制裁解除後に増産している。
2019年4月1日に出光興産に統合された。トレードネームは「出光昭和シェル」。7月1日には昭和シェルのすべての事業が出光に引き継がれた。
ガソリンスタンドの名称は、当分の間出光ブランド・シェルブランド併存となっていたが、2021年をめどに「apollostation」(アポロステーション)へ順次変更。
旧シェルブランドで使用されていた貝印マークから旧出光ブランドで使われていた太陽神アポロのロゴマーク(次期型)へと変更され、英文フォントに関しては旧シェルブランドに準拠したデザインとなっている。
また、出光に統合されたことにより、従来からのPontaカードに加え出光で使える楽天スーパーポイントカードが使用可能になった(逆に出光もPontaも追加で使用出来る様になった)。
これをもって、旧東燃ゼネラル(自社ブランドのゼネラルに加えて外資系ブランドとしてエッソ・モービルを保有)と新日本石油(間接的には旧ENEOSとジャパンエナジーのJOMOも統合済)の経営統合に伴うブランド一本化に続き、日本に展開する外資系石油ブランドは全て消滅する事になる。