⛽概要
自動車やオートバイにガソリンを給油し販売する店のことである。スタンド。
自動車用燃料以外に、家庭用ストーブの灯油も販売する他、スタンドによっては、整備工場を併設し、タイヤ交換、修理、整備、車検、洗車、果ては中古車販売やレンタカーなどの副業も手掛ける所がある。
店員が給油するフルサービス式と、客が自分で給油するセルフ式がある。
人件費が浮く関係上、セルフ式の方が安いため、フルサービス式からセルフ式に転換するスタンドが増えている。
ガソリンスタンドによって燃料の名称が異なる場合がある。
かつては黙っていても客が来る安定業種であったが、自動車の燃費の向上で来店頻度が減ったことや、規制の強化でスタンドの維持管理費用がかさむようになったため、多くの事業主が閉店を余儀なくされ、現在のスタンド数は全盛期(1994年)の半分以下にまで落ち込んでいる。
詳細はWikipediaを参照。
なお、『ガソリン・スタンド』は和製英語であり、イギリスでは“petrol station”、アメリカでは“filling station”、“gas station”、"service station"などという。
石油業界内では「サービスステーション」、略して「SS」という呼び名が一般的なようである。
ガソリンスタンド併設のコンビニエンスストアはアメリカでは一般的だが、日本では1987年に消防法の規制緩和によりガソリンスタンドでドライバー用品以外の販売が可能となり、1989年にアルコ社のコンビニエンスストア部門だったam/pmが共同石油の100%出資で進出した。