概要
WAONとはイオングループの子会社、イオンリテールが提供する電子マネーサービスである。
基本的にイオングループ各店で使えるが、イオンの運営するショッピングセンターのテナント(一部除く)、ファミリーマートやローソン(イオンの自前のコンビニチェーンであるミニストップよりも使える所が多い)、マクドナルド(一部除く)や吉野家などでも利用可能。SuicaやiDの加盟店網と割と重なる。
ポイントサービスも搭載。レートは200円で1P(2019年7月から会員登録をするとイオングループの店での買い物では2P)、100PでWAON100円分に交換出来る。こちらは現金決済でポイントをためられる紫色のポイントカードもあるが、使える店舗がほぼイオングループの系列店に限られる。さらにポイントカードとして機能するスマホアプリが無いなど、他の大手共通ポイントサービスに比べると展開の遅れが目立つ。
毎月5,15,25日はポイント2倍、さらに今まではイオンカードでしか受けられなかった20,30日のお客様感謝デーの5%offの特典もWAONで受けられる。(レジの機械が自動で5%off処理をするので店員の手動で行われるイオンカードでの現金払いによる割り引きミス率が低くなる。)
また、対象商品を購入すると、ボーナスポイントがつくので効率良くポイントが貯められる。
ソニーが開発した非接触ICチップFeliCaを搭載したカード(ノーマルカード(ご当地柄含む)、イオンカード一体型、イオン銀行のキャッシュカードなど)、おサイフケータイ対応の携帯電話・スマートフォンで利用する事ができる。
pixivにおいては、マスコットキャラクターである犬の「Happy WAON」に関連したイラストにこのタグがつけられている。
バリエーション
JMB WAON
知名度は(あくまで通常のWAONとくらべて)それ程高くないであろうが、JMB WAONというものがある。
JMB WAONは日本航空のマイレージカードと一体化したWAON。
利用の際のポイントは、WAONポイントではなくJALのマイルとして積算される。
積算率は(特約店以外では)WAONと同じく200円=1マイルとなっている。
またビックカメラで提示した場合はビックポイントの3割(例:10%ポイントの商品であれば3%の積算となる)が、イオンにおけるボーナスマイル商品では表示されているWAONポイントの半分(例:100ポイントボーナスの商品であれば50マイル)がマイルとして積算される。
また、ファミリーマートなどの特約店においては200円=2マイルで積算される。
うまく使えばいつの間にか意外なほどマイルが貯まるので、旅行好きの方は検討してみるのもいいだろう。