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カップやきそば現象

かっぷやきそばげんしょう

カップやきそば現象とは、ネットスラングの一つである。
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概要

漫画みなみけ』から発生したネットスラング


オリジナルの模倣品・代替品が、オリジナルとは別の魅力・需要を持ち、個性として確立してしまう現象。
コンセプトが同じなのに、作品の世界観や立ち位置によって別キャラ化する現象である。

作中での「焼きそば」を食べたいときと「カップ焼きそば」を食べたいときは違う。これらは既に別の食べものという話から。
ラーメンカップラーメンを例えに使わないのは、語感をより強める為だろう。

オリジナルと模造品が別物になるケース

「カップ焼きそば」は「焼きそば」の模造品だが、「焼きそば」と「カップ焼きそば」は年を重ねるごとに別の進化を遂げてゆき、それぞれが別の加工食品になっている。

似たような例は、特に食べ物関係(「カニ」と「カニカマ」、鳥肉と「がんもどき」、「バター」と「マーガリン」が今は別の食べ物)でよくあり、創作作品では、元々パクリ(もしくはオマージュ)だったのが、そのうち別の個性を獲得して全く別人と化す場合がそれに当たる。変身前と変身後が別のキャラとして人気を確立したケース、一時的に登場させたオマージュキャラがファンによって作られた二次設定で掘り下げられ、オリジナルをほったらかして有名になったケースを言う。

キャラクターの例


ゲーム、スポーツの例


もはや作者じゃないとモチーフに気付かない例


pixivにおいて

pixivでは、外見のよく似た別のキャラクターを並べて描いているイラストに付けられる。似たような外見・性格・設定を持つキャラを並べた場合や、元ネタとパクリ(オマージュ)キャラを並べることが多い。

  • 同じような見た目のキャラは世の中に数多くいるが、「それぞれの作品・世界観ごとに違った魅力がある」こと、また「単に性質が似ているだけのキャラを読者が勝手にオマージュだと断定する行為は双方に失礼」だということを留意しておく必要がある。

このため、現在のpixiv百科事典の記事におけるカップ焼きそば現象のタグは本来の意味合いが薄れ、単に「似て非なるもの」 他人の空似といった意味合いでの使用例が非常に多くなっている。
  • 「似ている」と感じるかどうかは個人の判断によるが、意図的に外見を似せた場合はモドキキャラに当たる。稀に作者自身が意識していたと言う場合や元ネタであると公言する場合もなくはない(例・葛城ミサトのデザインの元ネタは月野うさぎ)。
  • 同じ作者・キャラクターデザイナーが関わっているもの(例:則巻アラレルッカ)は含まれない。

厳密には、ただ外見や性格が似ていたり、中の人が同じというだけではカップやきそば現象に当てはまらない点に注意を要する。
しかも、最近では例えば「髪の色や髪型が似てるだけ」というだけでカップやきそば現象だと持ち出すユーザーが非常に増えており、傍から見れば「全然似てないじゃん」という感想を持たれることも少なくないため、同タグの乱立にならないように控えよう。

具体例

各リンク先を参照。



※元々は「現実」の延長線上の表現だったり、一つの作品の特徴(その作品にも影響元があるが)だったのに、一つのジャンルと化してしまったものが多い。

文化論・生物においての解釈

本来、同じ文化をもっていた人間の集団(社会)が、別の場所に移り住むことによって環境の変化により徐々に変化することがある。
移り住んだ土地の気候や風土に対応しようとしたり、あるいは元々いた原住民の文化を吸収するという「ニーズの違い」によって直感的には全く違うものと認識できるレベルの変化を起こすことはしばしばある。
たとえば、インドイラン神話は元々共通のものであった。民族が大陸を移動した際に、イランに定住したものとインドに定住したものによって生活に「必要とされるもの」「欠乏するもの」などが変化したために、信仰する神(正義の神)と敵対する神(悪する神)が各々分かれた結果と考察されている(インド神話の神を表すデーヴァは、イラン神話ではダエーワと呼ばれ悪の存在である)。
結果として、神話という起源を同じくするものが全く別のものとして確立するに至った訳である。

そうでなくても、日本人がアメリカに帰化した際に生活スタイルが変化したり、外国の人が日本で生活する際に「日本で入手できるもの」「必要なものの代替」「日本で求められる態度・礼式」という変化から、その土地での生活のために変化する現象は普通にある。


生物の進化も、言い方を替えれば「環境のニーズが変化したから、スタイルを変える」という風に言うことも出来る。
「環境の変化に適応する」とは「求めるニーズが替わったから、それに合わせる」というものであったりする。
そのため元ネタとなる生物の集団が隔離され、一方は変化しないもののもう一方が別の道をたどり結果として大進化(完全に別種として確立するレベルの進化)を遂げるケース生物学的にも多々見られる。

そも、遺伝子の変化…その遺伝子によってデザインされる蛋白質の系統に関しても…
「最初はコピーした配列がもうひとつあるだけ」であったものが…、突然変異などにより変化が蓄積してゆき、別の機能を有するに至り、それが別の役割を持つということが体の中でも起っている。(赤血球に含まれるヘモグロビンを構成する蛋白質サブユニットのaとbも、元々は同じ配列を1つ多くコピーしたものがaとbに分かれたもの。)

このように、起源を同じくするものがニーズの違いによって変化するというものは「現象(我々の目に見える変化)」としてはいたるところにある。
その中において、ニッチを同じくするキャラクターが別々の世界観や背景を持つことで変化するというのはある意味で必然でもある(キャラクターも、生物と同じく‟自らの置かれた環境”に対してアクションを起こすことに起因する)。

というより、‟人間(という生物)”の‟共有派生形質”である「文化」がその性質を備えているのは自然な成り行きとである。


これはキャラクターの著作権を守る際にも生起され、「キャラクター単体の著作権を守る」となると「じゃ?何をもってそのキャラクターの特徴とするか?」という分類学的な区別が必要となり事実上無理になる。
しかし、「キャラクター単体」ではなく「作品」という単位で著作権を守るほうがはるかにたやすい。キャラクター単体では上記のように類似する特徴を備える場合が多いが、そこに世界観の変化や背景、そのストーリー上における役割や成長を加味した「作品」の単位のほうがそのキャラクターを差別化できる。

故に、起源を同じくしても別々のものになってしまう現象はある。(というか無いと、この世界の多様性そのものが説明できないというか…)

逆に、別々に進化したのに似たような生物相をもつオーストラリアの有袋類のように、‟全く違う起源からスタートしても、同じものになってしまう”という現象(‟収斂進化”)も起こるため、安易な起源認定・同一視にも注意が必要である。

関連タグ

現象
中の人繋がり 外の人繋がり 中の人ネタ
そっくりさん 他人のそら似 似たもの同士 共通点 完全に一致
ドッペルゲンガー 時空を超えた三姉妹 テイルズ界の魂の双子
人違い パチモン レプリカ もどき プロジェクトの姿
だいたいあってる 概ねこんな感じ
クロスオーバー 夢の共演 コラボ コラボレーション
ジャンル 独立 細分化
混ぜるな危険
モドキキャラ・・・意図的に外見を似せた場合。

ペヤングだばぁ

関連リンク

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