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ストライク・マラサイ

すとらいくまらさい

ストライク・マラサイは、ガンダムシリーズの雑誌企画『Zionの星 MOBILE SUIT in ACTION』に登場する地球連邦軍のモビルスーツ(MS)。
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軍隊ってえのは人使いの荒いものよ。特に俺達は、元ジオンの生き残りだからな。


機体データ編集

型式番号RMS-108(d13)A / RMS-108(d13)B
所属地球連邦軍
開発アナハイム・エレクトロニクス(原型機)、DRAGOON13(改修)
生産形態現地改修機
全高20.2m
頭頂高18.5m
本体重量30.3t
全備重量55.7t
出力1,790kW
ホバー推力75,800kg
センサー有効半径11,800m
装甲材質ガンダリウムα
固定武装クラッカーラック、スモークディスチャージャー×5、他
携行武装50mm六連装バルカンポッド、他

※諸元はA型のもの。


概要編集

型式番号RMS-108(d13)

雑誌企画『Zionの星 MOBILE SUIT in ACTION』に登場。


一年戦争後に捕虜となった元ジオン兵によって構成される地球連邦軍の特殊部隊、第13独立機動戦隊「DRAGOON13」が主力モビルスーツ(MS)としている、マラサイの陸戦型現地改修機。「マラサイ改」とも呼ばれる。

推進器をはじめとする宇宙用の装備はオミットされており、バックパックはプロペラント・タンクへと換装。スカートは延長され、うちリアスカートには補助バーニアが設けられている。胸部といった要所には装甲が増設された一方で、機動性や操縦性の向上を目的に、全体的な装甲の量は削減された。また、頭部には従来のブレード・アンテナに代わってセンサー・ユニットを収めたバルジと通信用アンテナが取り付けられ、索敵性能も強化されている。塗装はザクⅡなどを思わせる緑系に改められた。

A型とB型の2つのサブタイプが存在し、A型は脚部と臀部にホバー走行ユニットが取り付けられている。DRAGOON13では、A型がホバーの機動性を活かして一撃離脱を主戦法とする前衛を担い、B型が後方からその支援にあたる、という運用が行われている。

「元ジオンの使い捨て部隊」という扱い故に装備の支給が十全とは言い難いDRAGOON13の事情を反映してか、ベースとなったのはスクラップに近い状態の機体であり、改修に際しては試作機から鹵獲機まで、様々なMSから掻き集められたパーツが流用されている。


配備数は、宇宙世紀0086年の時点でA型が2機、B型が6機。パイロットとしては、A型に搭乗したデグナー・ロメオ中尉が知られる。

グリプス戦役期には、ガルダ型巨大飛行艇「ハーピィ」を母艦としてカラバを相手に地球各地を転戦した。キリマンジャロ基地周辺や西アフリカ沿岸などでの戦闘が確認されており、西アフリカではカラバのエースパイロットであるクレイマン・アバルト大尉のディジェを撃墜する戦果を挙げている。

続く南欧での作戦行動中に、地球圏へと帰還したアクシズの地球降下部隊と接触。DRAGOON13は彼らによる「ジオン軍への復帰命令」に応じており、ストライク・マラサイもアクシズ(ネオ・ジオン)に籍を移すことになったと推測されるが、以後の戦歴は知られていない。


武装編集

50mm六連装バルカンポッド編集

A型の戦闘力の要と言える主武装。ガルダ型の副砲として開発されたものをポッドに収めてMSの携行武装に改造したもので、使用時には右サイドスカートに設けられた制御用コネクターに有線接続される。

命中率や速射性、至近距離での火力は同時代のビーム兵器にも劣らないが、遠距離からの射撃では威力が減衰する欠点もあり、有効な運用にはホバー走行による突撃との併用が必須となる。


クラッカーラック編集

5個のクラッカー(投擲弾)が収められている。サイドスカートとして機体に装着され、A型では左側のみ、B型では左右に計2基を装備する。


スモーク・ディスチャージャー編集

5連装で、左腕部に固定装備されている。


スパイクアーマー編集

原型機と同様に左肩部に装備。スパイクが特殊鋼製のものに換装されている。


ジャイアント・バズ編集

B型が用いる武装の1つ。ドム系機体から流用されたと思しき360mmロケット砲。


ハイパー・バズーカ編集

B型が用いる武装の1つ。連邦軍で標準的に用いられているMS用バズーカで、未使用時にはホバー・ユニットが省かれた臀部の空きスペースにマウントされる。


ヒート・ホーク改編集

B型が用いる武装の1つ。ハイザック向けのものを転用した格闘戦用武装。


オプショナルウェポン・ラック編集

背部プロペラント・タンクと、本来のシールドを取り除いた右肩部に設けられている。これらのラックなどを用いて、上記以外にもマラサイやハイザックのものなどの各種武装を運用することが可能。


余談編集

メカニックデザインは犬神一人氏による。

『Zionの星』連載時には1/144スケールのA型と1/220スケールのB型の模型作例が製作され、フォト・ストーリーの撮影にも用いられた。また、連載終了後の「ホビージャパン」誌でも、幾度かストライク・マラサイを再現する作例が掲載されている。


関連タグ編集

Zionの星 マラサイ

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