概要
機動戦士ガンダムに登場する地球連邦軍の380mm口径の実体弾兵器。主にガンダムやジムが運用する。
ビームライフルとは違い実弾兵器であり、モビルスーツ本体の出力やエネルギーをあまり必要としないため、ほとんどの連邦軍MSで共通使用できる。
また、大気圏内でも威力の減退が少なく(ビーム兵器は大気の作用によってビームが拡散するため威力が減退する)、地上・宇宙両面で幅広く使えるメリットもある。
装弾数は5発で連射可能。
一撃で戦車を破壊するほどの威力があり、放映当時の資料によれば10㎞先の標的をも撃破できるらしい。
もちろん対モビルスーツ用としても有用な兵器であり、一年戦争当時のジオン軍の一般的なモビルスーツ相手であれば、1~2発も直撃させれば容易に大破・撃墜せしめることができる。
反面、弾速はビームライフルに比べるとはるかに遅く、敵が優れたMSパイロットである程度の距離から発射された弾であれば発射後に回避されることも珍しくない。
メイン画像のように2丁構えた最終決戦仕様は特に有名。
一年戦争後もカートリッジ式のマガジンに変更されたものをガンダムMK-ⅡやジムⅡが使用している。その後もバージョンアップ版が『逆襲のシャア』や『機動戦士ガンダムUC』の時代でも使用されている。
まさかの外部出演
何とアイカツスターズ!において、バズーカを発射するシーンが19話で登場した(ただし中身は捕獲用ネット)。過去のシリーズでは斧を勇者パースで構えるという女児向けアニメ(アイドルアニメ)では信じられないようなシーンもあったが、まさかの展開には驚いた人も多いだろう(ノリ的には早朝バズーカ(=ギャグシーン)の類なのだろうが)。
そのデザインが、何とハイパーバズーカに類似しており、yahoo!のトレンドワードに入る程の流れになるとは……誰が予想したのであろうか?
なお、アイカツスターズ!はバンダイナムコピクチャーズがアニメ制作を担当しているが、前作のアイカツ!は途中のシーズンまでサンライズが担当している。
つまり、今回のこちらに関してはサンライズつながりとなるようだ。
51話ではアトミックバズーカのパロディシーンも登場している。
余談
ガンダムの付属品としては定番のハイパーバズーカであるが、近年のガンプラでは拡張セットに2丁目のハイパーバズーカが付属し、本体に付属しているものと併せる事で最終決戦仕様を再現できるのが定番となっている。
関連タグ
バズーカ - 名前の元ネタ(武器カテゴリーはロケットランチャーであり、バズーカは愛称。本来は楽器の名前である)。