概要
2015年4月に株式会社サンライズ(現バンダイナムコフィルムワークス)の一部のスタジオと一部作品のIPを分離する形で誕生。略称は『BN Pictures』や『BNP』。
『アイカツ!シリーズ』や『バトルスピリッツシリーズ』、『トライブクルクル』など近年のファミリー層・子供向けの作品を中心にサンライズより移行したが…何故か『銀魂』や『TIGER&BUNNY』などハイターゲット向けとされる作品も移行されている。分割後の新作についても「ファミリー層・子供向け」とは言い難い作品(『ドリフェス!』『セスタス』等)をいくつか制作している。
この移管に合わせてサンライズのスタジオも若干数減っている。
制作作品
※サンライズ制作から移管した作品は株式会社サンライズの項目を参照。
オリジナルシリーズ作品
- クラシカロイド(第2期、2017年/第1期はサンライズ)
- TIGER&BUNNY2(第2期、2022年/第1期はサンライズ)
- 魔神創造伝ワタル
- バトルスピリッツシリーズ
- バトルスピリッツ烈火魂(2015年)
- バトルスピリッツダブルドライブ(2016年)
- バトルスピリッツサーガブレイヴ(2019年)
- バトルスピリッツ赫盟のガレット(2020年)
- バトルスピリッツミラージュ(2021年)
- アイカツシリーズ
- アイカツスターズ!(2016年)
- アイカツフレンズ!(2018年)
- アイカツオンパレード!(2019年)
- アイカツプラネット!(2021年)※実写パートは東北新社の共同制作
オリジナル作品
原作付き作品
- 銀魂(第3,4期、2015年-2021年)
- ファイトリーグ ギア・ガジェット・ジェネレーターズ(2018年)
- B-PROJECT(第2期、2019年/第1期はA-1Pictures)
- 魔入りました!入間くん(2019年)
- もっと!まじめにふまじめかいけつゾロリ(2020年)(共同制作:亜細亜堂)
- セスタス -The Roman Fighter-(2021年)
- 後宮の烏(2022年)
- もののがたり(2023年)
- 杖と剣のウィストリア(2024年)(共同制作:アクタス)
- Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。(2025年)
- ロックは淑女の嗜みでして(2025年)
- 銀魂 3年Z組銀八先生(2025年)
- しゃばけ(2025年)
余談
- 『銀魂』では同時期開始の新シリーズの第1話にて今回のスタジオ変更に関して、製作がサンライズじゃなくなってると早速ネタにしている。ある意味で公式が病気は健在と判断出来る瞬間でもあった。その後も何回かに渡ってネタにしており、銀魂としての平常運転を見て安心した人も少なくない…と思われる。当社ロゴの文字背景の図形配置が串に刺さったおでんに似ているためか、ある回に登場した社屋に掲げられた看板にはおでんに見立ててパロディ化されたロゴがあしらわれていた。
- pixivの投稿作品はアニメ版でネタにされている銀魂よりも、アイカツ!、ブレイブビーツや2016年9月から放送が始まったヘボット!がメインとなっている。
- 本社に継承された作品のうち、原作名義がサンライズとなっていたアニメオリジナル作品は「原作 BN Pictures」に変更された(企画の場合も同様)が、『バトルスピリッツ』では本社に移管された『烈火魂』以降もサンライズ時代同様に矢立肇が原作者としてクレジットされている。
- 公式の関連グッズ等に付けられている印紙に関しては、サンライズからの移行組及びバンダイナムコピクチャーズになってからの作品も共通してサンライズの作品共通の物が使われている。
- 『TIGER&BUNNY』の第2期である『TIGER&BUNNY2』ではダブルチェイサーにバンダイナムコピクチャーズのロゴが追加される事になった。
- 2024年4月にテレビアニメ20周年を迎えた『ケロロ軍曹』のアニメ新プロジェクト開始動画では、サンライズから本会社に移転した経歴が演出としてそのまま描かれている。なお「新会社」という体で登場した本社の見た目はどう見ても「旧制作会社の代表作」とも言えるあのロボットアニメであり、旧会社ネタも健在している。