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クラシカロイド

くらしかろいど

『クラシカロイド』はサンライズ(第2シリーズはバンダイナムコピクチャーズ)によるオリジナルアニメ作品。
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腐向けイラストは「腐ラシカロイド」タグの方を付けて下さい。



概要編集

『クラシカロイド』とは、2016年10月8日からNHK(Eテレ)にて放送されたアニメである。

(通常の)放送時間帯は土曜日17:30から。第二シリーズは2017年10月7日17:35から。

「クラシカロイド」と呼ばれる謎の存在と彼らが巻き起こす不思議な騒動をメインとした日常ストーリーが描かれる。

キャラクターデザインは土林誠が原案を務め、橋本誠一が担当している。

略称は「CL」、「クラシカ」、「クラロイ」、「クラロ」等。


あらすじ編集

※公式サイトより抜粋


第一シリーズ編集


偉人、天才、だが迷惑

壊せ日常♪出せムジーク♫


音楽が盛んな地方都市に住む高校生・歌苗と奏助の前にベートーヴェンとモーツァルトがあらわれた!

"クラシカロイド"を名乗る、この怪しい二人が奏でる“ムジーク”には奇妙な力が…。

星が降ったり、巨大ロボが現れたりと毎日大騒ぎ!

バッハ、ショパン、シューベルトと次々あらわれるクラシカロイド。

彼等の力に秘められた大いなる謎とは?

クラシカロイドは人類の敵か味方かそれとも…?!


第二シリーズ編集


運命VS.革命

鳴り響けムジーク♬


高校生の音羽歌苗が大家を務める洋館に“クラシカロイド”を名乗る人物が大集合。

ベートーヴェンやモーツァルトなど、実在の音楽家と同じ名前を名乗る彼らはやっぱり天才!

不思議な力を持つ音楽“ムジーク”を奏で、次から次へと奇想天外な出来事を引き起こす。

魚になったり宇宙人がやってきたり、すでに大混乱な日常に、ワーグナーとドヴォルザークが新たに加わり、音羽館はますます大騒ぎ!!


登場人物編集

人間編集

訳あって音羽館の大家をしている女子高生。華族の出身であり世が世なら良家のお嬢様のはずだが、父は借金魔、母は世界放浪中という環境ゆえに財布に余裕はない。次々と現れるクラシカロイド達に困惑する日々を送る。常識人。

歌苗の幼なじみで特に何の変哲もない男子。音羽館に自分の部屋がある(正確には荷物置き場にしているだけで住んではいない)夢はミュージシャンだが、練習はサボりがちで才能に目覚める様子もなく、ミュージシャンぶっている。

歌苗の父親。クラシカロイドを製作した張本人。「嘘だけど」が口癖で、その彼の話のその信憑性は極めて少ない。

歌苗の母親。浮世離れで自由奔放だが、娘への愛情は確かなもの。

アルケー社の社員。元々は音羽博士の助手であり、共にクラシカロイドを開発していた。

バッハに心酔しているが、クラクラの事は下に見ていて仲が悪い。

第一シリーズ最終話からはクラクラのマネージャーを務めていたが、ワーグナーの策略によって彼女たちが追い出されてからは強引に彼のマネージメントをさせられている。

同じくアルケー社で働く三弦亜遊夢(cv:坂泰斗)という弟がいる。


クラシカロイド編集

キャラクターのデザインはモチーフとなった音楽家の「音楽以外の“アレ”」の部分を取り入れている。

頑固な偏屈家。音楽以外に興味がないが、ギョーザーには異常なこだわりを持つ。また、

一時はコーヒー豆の粒の量に異常なほど執着した事もある。

通称「ベト」。モーツァルトからは「ルーくん」と呼ばれている。イメージカラーは

無邪気なイタズラ好きで子供っぽい性格をした青年。女の子好きなプレイボーイで、かなりのトラブルメーカー。下ネタ好き。

通称「モツ」。ベートーヴェンからは「ヴォルフ」と呼ばれている。イメージカラーはピンク


『愛』が全ての博愛主義者。かつては男性だったが、現在は女性として生活している。音羽館に居候しているクラシカロイド達の中でも比較的まともの方であり、ショパンの世話役。

愛称は「リッちゃん」。イメージカラーは

内向的で人見知りな色白の青年。インターネットが趣味で、前から音羽館に引きこもり生活をしており、奏助とはメル友。年に何度か外籠りの時期が訪れ、しばらくの間帰って来なくなる。その際、口調は変わる。

愛称は「チョッちゃん」「チョピンさん」など。イメージカラーは

ベートーヴェンを先輩と呼び敬愛しているが、反面、モーツァルトには昔の事もあってかなり強い嫌悪感を抱いている。真面目な性格だが真面目すぎて融通が利かないことも。初登場時は自分がクラシカロイドだという自覚がなく、ムジークを操ることができなかった。感情の振れが激しい嫌いがある。

愛称は「シューさん」「シューくん」など。イメージカラーはオレンジ


クラシカロイド達のリーダー格。どんな状況でも厳格な表情を崩さない。会話するときは音楽記号で話す。しかし、12話で普通の言葉でも会話できることが判明した。イメージカラーは

バッハによるプロデュースのアイドルユニット「CLASKEY:KLASKY」のメンバー。(一時的にワーグナーによるプロデュースの元「ソルティークラスキー」のメンバー)東北弁で喋り、バッハの話すことが唯一理解できる。

愛称は「チャイコちゃん」。イメージカラーは水色

バッハプロデュースのアイドルユニット「CLASKEY:KLASKY」のメンバー。(一時的に上述のチャイコフスキーと同様「ソルティークラスキー」のメンバー)数少ない常識人で、真面目な性格。「一発屋」と言われるのを嫌う(バダジェフスカを代表する曲が一曲しかないため)。奏介からはとても好かれている。

愛称は「バダちゃん」「バダきゅん」など。イメージカラーは赤紫


第二シリーズ追加クラシカロイド編集

音羽館にドヴォルザークと共にやってきた「ワタル」と名乗る美少年。

歌苗の生き別れの弟だと言うが第12話にて「WATARU」名義でアイドルデビューを果たす。

そんな彼がクラシカロイドとして覚醒した当初は「出来損ない(=落ちこぼれ)」と言われ、それを大変気にしており音羽館に来て以降はベトやモツなどのその発言を耳にするたび「訂正しろ!」などと叫ぶ。

また、ストーリーの途中からは自身の野望を叶えるべくアルケー社の権限を得た。

通称・ドボちゃん。ワーグナーと共に音羽館にやってきたコビトカバ

カバだけどグルメで人間と同じものを好む。カバだけど鉄道乗務員もとい鉄オタ。

一時はワーグナーと共にアルケー社で過ごしていたが、彼の行動に疑問を持つようになり音羽館へ戻って来た。


…etc.


その他編集

奏助が持ち歩いている人工知能が搭載されたパッド。少々毒舌。

歌苗の父が拾ってきたハシビロコウ。スカーフをつけている。音羽館に住み着いている。

過去に音羽夫婦が山に行った際卵の状態で発見され、それをそのまま拾われ音羽館に招待されてそのまま住み着いたらしい。

チャイコが飼っているネズミ。黒いコートとハットを被った男の姿に変身することが出来る。

モチーフはチャイコフスキーが作曲した『くるみ割り人形』に登場するネズミの王様。

チャイコのムジークによって現れた謎の巨大な鳥。しかし、どう見てもハッシーである。

モチーフはチャイコフスキー作曲『白鳥の湖』を用いたバレエ作品に登場する悪魔ロットバルト。


用語編集

作中に出てくる用語を幾つか紹介。


  • クラシカロイド

元々は響吾が音楽企業アルケー社の元で開発していた「アルケロイド」という人造人間であり、音楽を聞かせて覚醒させたことから歴史上の音楽家を元にした記憶を持つことになった。パッド君によると、「かつての楽聖たちがよみがえった、とは言い切れない」らしい。

ベートーヴェンとモーツァルトはとあるところから逃亡中のクラシカロイドである。


  • ムジーク

クラシカロイドが操ることが出来る正体不明の不思議な力。

「ムジーク(musik)」とは、ドイツ語で「音楽」の意味。

第二シリーズ23話の響吾の発言によると「心のおなら」らしい。


  • 音羽館(おとわかん)

元々は歌苗の祖母が管理していた大きな洋館で、現在は歌苗が管理している。

しかし、現在はボロボロで昔の華やかだったころの面影は残っていない。

そのため、当初は取り壊す予定だったがベトの活躍によりなんとか解体の件をうやむやにした。

ベトとモツ(あと奏助)の居候先でもあり、後にリッちゃんとチョッちゃんとシューが入居した。


  • アルケー社

音羽館がある街に存在する大企業。

かつてアルケロイド(クラシカロイドのこと)を開発しており、現在はそのうちの1体であるバッハが裏で牛耳っている。第2シリーズでは12話からは前述したとおりワーグナーが自身の野望を叶えるべくバッハから強引にその権利を剥奪し、彼(ワーグナー)がその権限を得ることとなった。



スタッフ編集

第一シリーズ編集


第二シリーズ編集

  • 監督:馬引圭
  • ストーリー監修:藤田陽一
  • キャラクター原案:土林誠
  • キャラクターデザイン:橋本誠一、山本美佳
  • シリーズ構成:土屋理敬
  • 脚本:きだつよし、こぐれ京、浅川美也、上代務、山田由香、神山修一
  • 音楽:浜渦正志
  • アニメーション制作:BNピクチャーズ
  • 制作:NHKエンタープライズ
  • 制作・著作:NHK・BNピクチャーズ

また、上記の他に作中に登場するムジーク用の音楽を編曲したアーティストが多数存在する。


各話リスト編集

第一シリーズ編集

話数サブタイトル脚本家
第1話ベトとモツと音羽館榊一郎
第2話出せ!ムジーク松原秀
第3話チョッちゃんとリッちゃんこぐれ京
第4話さまよえる後輩土屋理敬
第5話漆黒のギョーザーきだつよし
第6話始まりのクラシカロイド土屋理敬
第7話やまのおう浅川美也
第8話女子会の一日こぐれ京
第9話闇、その向こうきだつよし
第10話愛しのジョリー土屋理敬
第11話せめて、家事ぐらい松原秀
第12話J・S・バッハきだつよし
第13話ます土屋理敬
第14話解散するクラクラ、デビューする歌苗こぐれ京
第15話地獄の学園祭松原秀
第16話働け!ベト モツ浅川美也
第17話みかん!みかん!焼きみかん?!きだつよし
第18話ミツルロイドとギョウナくん土屋理敬
第19話恋すれば死すこぐれ京
第20話その名はモーツァルト松原秀
第21話ブレイク・スルーきだつよし
第22話ちがいのわかるおとこ松原秀
第23話八音の世界・前編土屋理敬
第24話八音の世界・後編土屋理敬
第25話(終)宇宙からのアンコールこぐれ京

第二シリーズ編集

第1話カバと弟と音羽館土屋理敬
第2話マイリトルブラザーきだつよし
第3話ひと目会ったその日からこぐれ京
第4話フィーバー!レッツぷーぎー!浅川美也
第5話偉大なる男上代務
第6話ハハはカニ カバはサイ山田由香
第7話歌苗、お婿さん募集中土屋理敬
第8話ウソつきはモツのはじまり山田由香
第9話〇(まる)のない世界上代務
第10話リストvs.リスト 運命の鐘(ゴング)上代務
第11話塩しかねんだよこぐれ京
第12話ワーグナーの野望土屋理敬
第13話年忘れ!紅白ムジーク合戦上代務
第14話恋せよアイドル、旅せよコビトカバ神山修一
第15話どすこい音羽部屋山田由香
第16話未知との再会こぐれ京
第17話荒野のウエスタンロイド上代務
第18話さよなら、姉さん山田由香
第19話シューベルトの憂鬱(ゆううつ)土屋理敬
第20話ドボちゃんの憂鬱(ゆううつ)きだつよし
第21話英雄ショパン神山修一
第22話バッハクラクラニーベルング上代務
第23話待ち人来たりて城が建つこぐれ京
第24話姉と弟山田由香
第25話ザ ラスト クラシカロイド土屋理敬

今後の放送予定編集

2018年10月から毎週木曜の午後6時55分から第2期の再放送がスタートした。放送時間としては同じBNピクチャーズつながりのアイカツフレンズ!から流れる枠であり、アニポケが放送時間の移転と言う事もあり、まさかの枠をEテレが作ったと言える。



音楽関係編集

主題歌編集

OP編集

「ClassicaLoid ~クラシカロイドのテーマ~」

作曲・編曲:布袋寅泰、スティーヴ・リプソン

ED編集

一部例外もあるが、ほとんどの話数でその回に登場したムジークがそのままエンディングテーマになっている。


※各ムジーク及び挿入歌についてはクラシカロイドの音楽一覧を参照。


余談編集

本作の舞台である音羽館が存在する場所『音楽が盛んな地方都市「ハママツ」』のモデルは静岡県浜松市である。

そのため本作では、『ベートーヴェンが熱中しているモノや、餃子とウナギをモチーフにしたギョウナ君(本作オリジナルキャラ)などで「餃子」』が、『ショパンが持っている段ボール箱は「みかん」の段ボール』というかたちで浜松の名産品が出ているなどの小ネタがある。また、作中でキャラクターたちが訪れる場所にもいわゆる「聖地」があったりする。


関連動画編集

PV1

PV2


1期1話

2期1話


関連イラスト編集

腐向けイラストは「腐ラシカロイド」タグの方を付けて下さい。

センシティブな作品あのピアノの少年か!

クラシカロイド


関連タグ編集

アニメ オリジナルアニメ NHK サンライズ(株式会社サンライズ) バンダイナムコピクチャーズ

2016年秋アニメ 2017年冬アニメ


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外部リンク編集

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