ムジーク発動時の台詞「Urychleně nastupujte, vlak hned odejde!(チェコ語で「急いでご乗車ください。まもなく発車します。」)」
CV:諏訪部順一
概要
TVアニメ「クラシカロイド」に登場するキャラクター。2期第1話より登場。
音羽館に歌苗の生き別れの弟・ワタルを自称する少年(ワーグナー・メイン画像右)とともにやってくる。通称「ドボちゃん」
外見はコビトカバで、ループタイとリンゴのアップリケの付いた黄色いベストを着用している。
普段から人と同じ食事をとるなどカバならざるところがあるが、2期第1話でムジークを発動させた際には車掌姿の二足歩行形態となる。
実はドヴォルザークのクラシカロイドであり、何故彼だけ人ではないのかは後述参照。ワーグナーとパッド君以外の意思疎通は困難。
4話での心の内によると、本当は肉たっぷりのシチューやすき焼きなどを食べたいがカバの本能で草を食べてしまうなど、「魂はれっきとした人間そのもの」で「人間としての理性を持ちカバの本能と戦っている」らしい(それを落ち着かせるために瞑想という名の睡眠をしている)。
古風で丁寧な口調で話す、がかなり辛辣で説教したがりのお節介焼き。でも、クラシカロイドとしてはかなり良識人で、他の人の不敬な行為にも寛容。
史実通りの鉄オタで、鉄道模型が大好きだが、「趣味は仕事をやってから」とショパンに説教を言っている(史実のドヴォルザークの鉄オタは仕事や作品や人間関係に影響が出るほどの重症だったのに、だ)。なお、ショパンへの説教は28項目あった様子。
第15話にて、相撲を執りたいという執念から二足歩行が可能になった。
第17話のスタッフロールで諏訪部が「クイズクラシカドン」の司会との2役になっていた。
なぜコビトカバになったのかというと、音羽響吾がクラシカロイドではなくペットとして作るつもりでたまたまドヴォルザークの音楽を聞かせていたら、コビトカバの姿のクラシカロイドになってしまったのだという。(ハッシーも同じく博士が製作した)
再会した音羽博士とはその後人間にしてもらう約束をしたが、度々鉄道近辺に目撃されたことが鉄道会社の目に留まり、電車内のマスコットとして採用され人気を博したため、あっさり人間になることを止めた。
ムジークリスト
編曲は「千聖」が担当している。
ムジークの登場回及びボーカルなどの詳細については「クラシカロイドの音楽一覧」を参照。
曲名 | 効果 |
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出発進行!!伝説へ~新世界から第4楽章より~ | カバをモチーフにした蒸気機関車と列車を召喚し、周囲の人を乗せて走る。列車は空を飛んだりワープすることが可能で、作中では日本からアフリカのサバンナまで移動した。発動中はドボちゃんが喋れるようになる。 |
GOING SWEET HOME ~新世界から第2楽章より〜 | 同じく列車を召喚し、旅に出ている者の下へ現れて帰るべき場所へ連れていく。発動中はドボちゃんが人間の姿になる。 |