概要
HIKAKIN(ヒカキン)とは、日本のYouTuber・ヒューマンビートボクサー・UUUM株式会社のファウンダー兼最高顧問である。
1989年4月21日生まれ。新潟県妙高市(旧・新井市)出身。新潟県立新井高校卒。
本名・開發光(かいはつ ひかる)。
2021年9月10日 登録者数1000万人を突破した。
高校在学中からヒューマンビートボックスなどの動画投稿を始め、卒業後に上京してスーパーの社員として働きながら、社員寮の部屋を使って動画投稿を続けていた。
2010年に投稿したビートボックス動画がヒットしたことで大きな注目を集めるようになり、国内外のYoutube関連のイベントへの出演や、各種メディアへの露出も増える。
2012年に会社を退職して専業Youtuberとなり、名実共Youtuberの代表格と呼ぶべき知名度を確立した。
UUUMには立ち上げ当初から参加しており、同社のファウンダー(役員)・最高顧問として在籍している。
YouTuberのSEIKINは実の兄(2歳上)、Masuoは幼なじみである。
人物
小学生の頃、ハモネプリーグで見たヒューマンビートボックスに興味を持ち、練習を始めた。
学生時代はスキージャンプの選手として活躍し、中学時代には全国大会で8位に入賞した経験がある。
「ヒカキン」はスキージャンプ教室の先輩につけられた本名をもじったあだ名で、子供の頃に一時期だけ呼ばれていたもの。「キン」がどこから来たのかは覚えていないと語っている。また、兄の「SEIKIN」の名前は「俺(HIKAKIN)がHIKAKINだから、(同じく本名をもじって)SEIKINでいいんじゃない?」という理由で決まった。
ヒューマンビートボクサーとしてのヒカキン
誰かにヒューマンビートボックスを習った事はなく、YouTubeで見られる海外のビートボックス動画を参考にするなどして、独学により今のスタイルが出来上がったという。
特に影響を受けたビートボクサーとして国内ではAFRA、海外だとRahzelを挙げている。
当初は「ビートボックス=ヒップホップ」だと思っていたが、上京してクラブでパフォーマンスをしていくうちに日本人にも聞きやすい音源の方が受け入れやすいのではと思い、スーパーマリオブラザーズやAKB48といった、お茶の間で流れるような誰もが口ずさめる音を取り入れるようになった。
YouTuberとしてのヒカキン
動画での挨拶は「ブンブン。ハロー YouTube! どうも HIKAKIN です」。
「ブンブン」は普通の話し声ではなくベースマシンのような音で発音され、これにかけて蜂をモチーフとした公式イラストがグッズなどに用いられている。
メインチャンネルであるHikakinTVのチャンネル登録者数は1000万人(2021年9月現在)を超え、日本国内全体で3番目、日本国内の1人で活動しているチャンネルの中では最も登録者が多いチャンネルとなっている。
また、このHikakinTVのオープニングアニメでは、アニメをABTV Networkが、歌をSEIKINが、ビートボックスをHIKAKINが担当している。
Vtuberデビュー!?
そして、とうとう2021年8月3日にはなんとVtuber化を遂げる事になったのであった。
イラストを担当したのは長尾景や葛葉を手掛けた本田ロアロ。お披露目配信では(Vtuber的な)兄の一人葛葉に加え、渋谷ハルとコラボを予定している。
各チャンネル
現在ヒカキンが運営しているYouTubeのチャンネルは以下の4つ。
- HIKAKIN
- HikakinTV
- HikakinGames
- HikakinBlog
更新停止中のチャンネル
- HikaruKaihatsu
エピソードなど
- 使用している動画の編集ソフトはFinal Cut Pro。
- 好きなサンリオのキャラクターはポムポムプリンで、誕生日にサンリオから世界に一つしか存在しないポムポムプリンの縫いぐるみが贈られた。
- 耳かきへのこだわりが非常に強く、大量かつさまざまな種類の耳かきを保有しており、度々動画に登場する。中には純金製で数万するものもある。
- 仕事柄自宅にいる時間が長く、多忙なこともありコンビニ商品で食事を済ませることが多い。よく行くのはセブンイレブンで、セブンイレブンの商品レビューなどもよく行っている。
- 2019年放送のゲゲゲの鬼太郎では、YouTuberを題材とした回で本人役で登場。このほか、いくつかの映画やアニメに本人や本人をモデルとしたキャラクター役で出演している。
- 洋服はsupremeやユナイテッドアローズなどで購入している。SEIKINとは服の趣味が似ているようで、たまに同じ服や色違いを着ていることがあるという。
- 高級ブランドにも関心があり、2017年にはルイ・ヴィトンで800万円の大型トランクケースを2個(総額1,500万円ほど)購入し、時計は1,900万円のロレックスのものを使っている。
- 他のYouTuberが不祥事を起こす中、「その頃ヒカキンは」などとそのクリーンさを称賛されることが多く「他のYouTuberが不祥事を起こすとHIKAKINの株が上がる。」という謎のジンクスがある。実際、某週刊誌が集団体制でHIKAKINを尾行取材した結果、「コンビニで爆買いするHIKAKIN」くらいしか撮れなかったという珍事も起きている。
- 登録者数1000万人記念企画として、995万人時点から生配信で歌い続けるという企画を立て、1万人増えるごとに別のことをするという予定であったが、本人の予想以上に登録者数増加スピードが速かったため企画倒れに終わってしまい、また新たな伝説を残す事になった。
- 登録者数1000万人記念として1000万円かけた1本の動画を制作するという予定を立てていたが、コロナ禍である事を考慮して企画を中止。全額をコロナ基金に寄付する事を決定し賞賛を浴びた。先述の登録者1000万人記念生配信における投げ銭も全額寄付する事を表明している。
- これほどまでに炎上とは無縁と言える立場にいられるのは、本人曰く「LINEメールDMは全て流出している」「家から一歩でたら360度どこからも撮られている」「一挙手一投足全てがデジタルタトゥーとして残る」という事を常に念頭に置いているとの事。ディストピアのような生活だが、有名人とは常にこのぐらいの心持ちでいるべきなのかも知れない。
- 2022年6月には、ゲームに課金しすぎて一時的にクレジットカードが使えなくなったことを告白した。本人曰く、調べところ、1年に550万円、1ヵ月あたり45万8000円もゲームに課金していた模様。ただ、これは単に自分のために課金しすぎたというよりかは、日本最大級のゲームチャンネルの運営者として仕事に影響が出ないようにしていたら課金しすぎていたという状況らしい。なお、カード会社にこの事情を伝えたところ、ロックを解除してもらうことができたらしく、現在は通常通りクレジットカードを使えるようになっている模様。このことを受け、本人は「今後はあまり使い過ぎないようにしながらも、大好きなゲーム業界の発展に貢献できたらなと思います。僕の名前は非課金(ヒカキン)ですけどね」と述べている。
ネット上でのあだ名
- 音の出るゴミ
- ニコニコ動画や2ちゃんねるでYouTuber達が嫌われていた時代に使われていたもの。Youtuberを嫌う彼らはYoutuberの悲惨な例としてsyamu_gameをしきりに取り上げていた。現在使用する者はほとんどいない。
- 音の出る神
- 上記のゴミ呼ばわりされていた過去と、栄光に満ちた現在との対比。
- 同僚のはじめしゃちょーが使った呼称。
- 王
- 聖人
- ヒカ様
- 子供を笑顔にして食う飯は美味いか?
皮肉に見せかけた賞賛。「最高に美味いんだよなぁ」と返すのがお約束。
関連タグ
YouTuber
ヒューマンビートボックス
SEIKIN(兄)
まるお、もふこ(HIKAKINが飼っているスコティッシュフォールドの兄妹)
Fischer's ワタナベマホト PDS株式会社 Masuo
ネフライト(プロゲーマー)
Hikakin_Mania 卵シリーズ
表記揺れ
外部リンク
オフィシャルHP
ヒカキン公式ブログ
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