概要
耳かき(みみかき、英語:Ear Pick)とは、耳の孔(穴)の内部(外耳道)を掃除する行為またはそれを実行する為の道具。ここでは和み・ロマンス要素の強いシチュエーションで用いられる。以下に挙げたキーワードなどから性交を髣髴とさせる会話が成立する為、ラブコメなどで勘違いネタを演出するのにうってつけである。必然として実行される膝枕は当然男のロマンだが、必ずしも横になる必要は無い。お互いに座った姿勢でも可能であるが、やはりロマンは大事なのである。
- 「穴に棒状の物を差し込む」
- 「初めてだと怖い」
- 「奥まで入れると危ない」
- 「気持ちいい」
道具としての耳かき
竹・金属を素材とする耳掃除の為の道具。日本・中国などの東アジア諸国では一般的な道具で、欧米諸国にも古くから存在するが普及していない。これは東アジア人に多い乾燥した耳垢の除去に適しており、白人・黒人に多い粘性の耳垢の除去には不向きだからである。日本人にも粘性の耳垢の人がままいるが(特に東北地方と九州の沖縄)、そのような人は耳かきでは無く綿棒を用いる。ふさふさした部分は梵天と呼ばれ、水鳥の羽根で作られているので意外と濡れない。
耳の奥の方まで耳かき・綿棒で触ってしまうと、耳垢を外耳道に押し込んでしまって難聴の原因になる。耳かきをする動物は人間だけで、耳には自浄作用があって耳垢は自然に排出されるので、生理的には必要な行為では無い。耳垢には耳道を保護する作用があるので、完全に除去するのは良くないと言う。いくら気持ち良いからと言って、連日耳掃除をしない方が良いだろう。
耳かき専門店
従業員が客に耳かきを実行する専門店があり、日本ではエステの1つの形態として外耳道を清潔に保つ事に主眼を置いた店と、女性に膝枕で耳かきをしてもらうという上述のようなロマンを楽しむ事に主眼を置いた店が大半を占める。ユーチューブなどには宣伝を兼ねて、施術動画が多数公開されている。
本気で耳垢が溜まって悩まされている人は、耳鼻咽喉科を受診する事が望ましい。スコープで外耳道を覗き込みながら、耳かきが届かない鼓膜から手前のエリアまで、ピンセットのような道具を使用して根こそぎ始末してもらえる。このようなガチの耳かきは医療行為に含まれる為、個人で実行する事は不可能である。
余談
実は耳の中には性感帯があるのでは無いかとする説がある。耳の中には耳垢を出す為の耳垢腺というアポクリン腺があるが、アポクリン腺は他の部位だと脇の下・乳輪にもあり、どちらも性感帯として知られている部位である事が根拠とされる。故にこの耳垢腺が性感帯としての役割をしているのでは無いかと言われている。そう考えるとやり過ぎは良くないと分かっていながらも、ついつい耳かきをしてしまうのも納得のいく話では無いだろうか。
関連イラスト
関連タグ
表記揺れ
外部リンク
- 耳掻き(ウィキペディア)
- 耳掃除 - ニコニコ大百科
- 【膝枕で奥まで綺麗に】耳かき特集 - pixivision(2016年6月1日)
- キモチよくなっちゃう未知の世界…。「耳かき小説」特集 - pixivision(2017年7月2日)
- 最高のリラックスターイム!耳かきを描いたイラスト特集 - pixivision(2017年9月20日)
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