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耳アカって何?編集

新陳代謝によって剥がれ落ちた“耳の穴の皮膚”や、外から入ってきた“ホコリ”と、耳の入り口から鼓膜までの間の部分にある耳垢腺(じこうせん)から分泌される“分泌液”が混ざった物。

ちなみに耳垢腺とは、を分泌する汗腺の一種である。


また、耳アカには乾燥カサカサタイプとねっとりベタベタタイプがあり、黒人の全員と白人の大半はベタベタタイプである。東洋人は逆に大半がカサカサタイプで、特に朝鮮人は100%カサカサタイプである。日本人はというと、東洋人ゆえにカサカサタイプが国際的に比較すると圧倒的に多いものの、東洋人がカサカサタイプの耳垢の形質を獲得する前に分化したオーストロネシア系住民である縄文人の血が混じっているため、東洋人としては例外的にベタベタタイプが、特に東北地方九州沖縄で、それなりに多い。とはいえ、ネグリト族やアラブ人オランダ人の血が混じったインドネシア人(ちなみにカサカサ/ベタベタ比ちょうど1:1である)ほどではない。

トルコ人は白人としては珍しくカサカサタイプがそれなりに多い(とはいえ、東洋人ほどではない)。これは、トルコ人がアラブ・地中海系の白人と東洋人の混血により生じた歴史によるもの。


耳掃除の必要性編集

「耳アカにも役割があるのなら、耳掃除で取り除いてはいけないのでは?」という疑問の出てくるが、これについては賛否両論がある。

耳掃除を全くしないと『耳垢塞栓(じこうそくせん)』といって、耳アカで耳の奥がふさがれてしまう病気になる可能性がある。

しかし、耳垢塞栓は綿棒で掃除をする際、誤って耳垢を奥に押し込んでしまうことが繰り返されることによって起きることもあるので、耳掃除をする際は、耳の穴の入り口から1cm以上奥に綿棒を入れないように気をつけた方がいい。


余談編集

耳掃除が気持ちよくてつい……という人も時々いるが、これは身体の中を複雑に走り回っている『迷走神経』と呼ばれるものが耳内にあり、耳かきや綿棒で刺激すると気持ちが良くなることによるものである。


後、決して金粉ではない。


関連タグ編集

耳掃除/耳かき

別名・表記ゆれ編集

耳アカ 耳あか 耳クソ 耳くそ

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