概要
YouTuber。日本のYouTuberの中では屈指の知名度があり、2016年3月にはチャンネル登録者であのHIKAKINを超えたことがある名実ともに日本一のトップYouTuberである。(しかし2020年8月に、YouTubeチャンネルキッズラインが長らく非公開にしていたチャンネル登録者数を公表。既に1100万人を超え、当時の登録者数が850万人であったはじめしゃちょーを大きく引き離していたことが発覚した。)
本名は江田元。身長は185㎝。富山県砺波市出身。高岡西高校、静岡大学人文学部卒業。誕生日は2月14日のバレンタインデーである。UUUMに所属している。
人物
高校生までは一般的な男子生徒であり、真面目に部活動のバスケに打ち込んだりしていた。
大学生になってから静岡県で一人暮らしするようになると、その自由な解放感を最大限に享受するかの如く動画制作を精力的に行うようになる。
元々は理系であったが、高校3年生になり英語の勉強を本格的にし始めると成績がぐんぐん伸びていき、結果英語が彼の得意科目となった。その語学力を活かし、イギリス留学を経験している。
高身長であり、ガリガリであることからしばしばファンの間でもやし呼ばわりされており、愛称(?)にもなっている。
動画内では縦横無尽に大暴れしており、やんちゃな印象が強いが、当人曰く「人見知り」であるらしくHIKAKINの動画やテレビ番組などでゲスト出演すると借りてきた猫のように大人しくなる。
好きなアニメはPSYCHO-PASS、ラブライブ!。好きなキャラは常守朱、高坂穂乃果。
とあるショート動画でエビアレルギーであることを公言した…が、後に精密検査で実はエビの項目は陰性であり、エビアレルギーではなかったことが判明した。
家族は父、母、弟、祖母、祖父の六人家族。母はいつもはじめしゃちょーの動画をチェックしているらしく、内容によっては電話をかけてきて説教するらしい。
YouTuberとなった動機について、「動画制作が楽しいから」という理由を挙げている。初期の頃はファンの数も多くなく広告収入も大して見込めない一方、多額の制作コストがかかるような動画も幾度か制作してきたにもかかわらず、長らく続けてこれたのはそうした気持ちをブレずに持ち続けてきたからであろう。
YouTuberの理念といえば「好きなことで、生きていく」だが、まさしくその体現者といえる。
2017年12月にストーカー被害に遭う。逮捕された女性はこの出来事の少し前に東海オンエアのてつやにも同様の事をして逮捕されていた。これ以外にもとあるYouTuberが彼の自宅周辺を張り込み大声で叫ばれたり近所のコンビニに待ち伏せされたり、コラボをしつこく迫られたりなどの迷惑行為をされたり、住所を特定され殺害予告を出されたり、視聴者が度々家に押しかけられる等、悩まされている。因みにとあるYouTuberに関しては後に「俺の中ではもう時効」と言って許しており、現在は和解している。
はじめしゃちょーのユーチューバーな日常
はじめしゃちょーのユーチューバーな日常とは、はじめしゃちょーを主人公とした実体験をマンガにしたもの。動画の裏エピソードや動画ではない日常のエピソードが描かれている。
作画は日本の漫画家である桂シリマル氏が担当している。ちなみに桂シリマル氏は、ボンボン研究所のユーチューバーな日常の作画も担当している。
動画スタイル
人気YouTuberの例に漏れず、ほぼ毎日動画を投稿している。(2017年以降は数日に1本のペースで動画投稿をしている)
初期はローソンのバイトをやっていたためか、商品紹介が中心であった(とはいえ真面目にレビューしていたわけではなく、小ボケやショートコントを入れたりするなど現在のスタイルの萌芽が見られる)。
それから次第にはっちゃけるようになり、お笑い芸人張りの体を張ったチャレンジ企画やドッキリを積極的に行うようになった。
また、玩具やお菓子を大量に揃えてそれらを一遍に使ったり作ったりしてみたらどうなるのか、という子供心をくすぐる動画も彼の動画スタイルの一環である。
白衣と眼鏡を装着し、自らをドクターはじめと称して何らかの実験を行う動画も多い(無論自然科学の理論に基づいた本格的な実験ではなく、コメディ的な実験である)。
数か月ほどに一度、動画のコメント欄やツイッターから質問を募集し、その質問に答えていくという質問コーナーが好評を博している。ただし質問に答える動画というよりは、無茶振りに対し体を張って答えるという内容となっている。
(あまりに無茶振りが多いためか、当人も「はじめであそぼうになってる」とぶっちゃけたこともある。)
2016年頃から「1年間○○シリーズ」という企画をしている。これは2016年、お菓子の食べすぎで体重が増えるのを恐れた彼が体重が増えないために、お菓子を1年間禁止にしたことがきっかけで始まった企画である。
はじめしゃちょー2というサブチャンネルの方では、動画撮影の
裏側や私生活を撮影したもの、ゲーム実況などの動画が投稿されている。
はじめカンパニー
はじめしゃちょーの名前の由来は、元々自分たちの会社を作りたかったということから始まり、その時は「はじめ社長」という表記だった。
当初はメンバーは三人いたが、その後二人加入し、五人で会社を運営していた。
たくみ副社長
はじめカンパニーの中で、個人のチャンネルを持っている数少ないメンバー。一度個人の理由で解散したが、その後復活し、まさきと三人で活動を再開した。
しかし、その後まさきが長野に帰ることもあり、三人で話し合った結果、再び解散することが決まった。
まさき取締役
はじめしゃちょーの後輩で、主にドッキリにかけられるターゲットとしても活躍していた。はじめしゃちょーからは「オネェキャラ」としてもいじられることが多かった。
現在は大学院を卒業して長野に帰ってしまった。
なおきプロデューサー
当初はじめしゃちょーと最も動画を撮っていたメンバー。はじめカンパニーを立ち上げた三人の一人でもある。
その後個人のチャンネルを開設し、二本の動画を投稿していた。現在は本人の都合で地元へ帰った。
せいや秘書
はじめカンパニーを立ち上げた三人の一人。結成当初は「誠也秘書」。はじめしゃちょーとなおきプロデューサーとともに動画を撮影していたが、本人の仕事の都合、家庭事情など様々なことが重なり、動画に専念できない状況になり、話し合った結果、はじめカンパニーから脱退した。その後一度だけ、はじめしゃちょーの動画に特別出演した。
心霊スポットどうでしょう
はじめしゃちょーが様々な心霊スポットを巡るというコーナー。そこにはじめしゃちょーの他のドライバーと後部座席に乗るメンバーの三人で巡ることが多かった。理由としては、奇数で心霊スポットに行けば、幽霊を一体連れて帰れるかららしい。メンバーは高校の同級生や後輩などが多い。更には他のYouTuberや先輩もいる。
また、富山県の心霊スポットを回る場合は、「富山どうでしょう」という名前になることもある。
かずき
はじめしゃちょーの高校時代の友達。ドライバーとして登場し、はじめしゃちょーのユーチューバーな日常にも一コマだけ登場した。はじめしゃちょーが通っていた高校にある11ホームと呼ばれる場所に、たかおと三人で昼食を大爆笑で食べていたメンバーの一人でもある。
たかお
はじめしゃちょーの高校時代の友達。自称「カウントダウンTVのTKO(たかお)」。高校のときに11ホームと呼ばれる場所で昼食を大爆笑で食べていたメンバー。
さかもと
はじめしゃちょーの高校時代のバスケットボール部の戦友。一回目の出演はドライバーとして登場し、二回目は後部座席にいた。
イカルディ
はじめしゃちょーの高校三年間同じクラスだった親友。出演回数は一回のみだったが、キャラクターの濃さで視聴者にかなりの印象をつけた。
まさや
はじめしゃちょーの後輩。基本的には三人で動画を撮影するが、まさやと撮るときははじめしゃちょーと二人になる。とても強い霊感があり、ひとりかくれんぼをする際に怖い夢をみたということで泣き始めてしまった。
はじめしゃちょーの先輩A
葉梨トンネルのときに出演した男性。ドライバーとして登場した。
はじめしゃちょーの先輩B
葉梨トンネルのときに出演した男性。後部座席に座っており、一緒に心霊スポットをめぐった。
はじめしゃちょーの先輩C
葉梨トンネルのときに出演した女性。心霊スポットどうでしょうでは珍しい四人目のメンバーで、カメラマンを担当した。顔は映っていない。
はじめしゃちょーの畑
はじめしゃちょーの動画撮影の裏方として働いていた人たちと結成したチャンネル。詳細ははじめしゃちょーの畑
マスコットキャラクター達
彼の家には、多くのマスキャラ(人形)達がいる。
所沢
52歳(無職)
はじめしゃちょーの飼っている(?)クマの大きなぬいぐるみ。
なんとその全長は、2mを超える、マジで大きい。
彼の部屋に、購入以降ずっと置かれている。
ダークネス井上
72歳(アルバイト)
所沢同様、大きなクマのぬいぐるみ。彼とは友人関係。色は所沢のようなベージュではなく紫。
当初、撮影部屋には二匹ともいたのだが、イニシアチブ佐竹の登場により、自分の玉座が奪われてしまい、はじめの判断により、東京に移動することになった(これ以降、ダークネスの登場回数は、一気に少なくなってしまい、異動前と異動後も、あまりかわらなくなってしまった。)
カエル
かなり初期に登場したマスコット。
初期のエンディングや、はじめの説教をする時に登場した。
大介
これはマスコットと言い難いのだが、一応紹介する。
骸骨の模型。後輩へのドッキリに使われていた。
はじめの購入後、しばらく家のリビングに飾られていたが、現在は、消息不明である。しかし、動画の一部に、ガレージ兼物置にまとめられていた事から、お役御免となったのだろうか……?
房子
こちらもマスコットとは言い難い。
エイリアンの模型である。
実は、はじめは元々このエイリアンをAmazonで購入していた事を忘れており、ガレージに届いていた箱をみて、知らない様子を見せていた。(購入はしていた)まさに、未知との遭遇である。
一緒についていた箱には、ベンチが入っており、この二つはセットになっていた。
その後、静岡県内の公園にて、ベンチに置き、動画を作っていた。
ちなみに、房子もしばらく立つと消えていた。
イニシアチブ佐竹
三匹目のクマ。
所沢やダークネスと比べ、小さめのクマ。
瞬間移動が出来る。
二つの騒動で活動休止、その他の炎上
2017年3月20日に人気配信者「みずにゃん」がツイッターではじめんが浮気していた事を暴露。LINEで情報提供をされたせいか画像もあり、一緒にツイッターに投稿(現在その投稿は削除されており、みずにゃんのアカウントも停止している)。さらに人気YouTuberの木下ゆうかとも交際していたと同じくみずにゃんがツイキャスで暴露。これに対して木下ゆうかは交際していたと発言。それだけでは収まらず、モデルの江崎葵と接点があり、今の彼女では?と噂が広まっていった。三股疑惑が浮上し、フジテレビ番組のバイキングにもその騒動が報道された。その後、はじめしゃちょーは謝罪動画を投稿。一般女性と木下ゆうかさんとは交際していたと認めた。(ただし2月14日の浮気事件は全く事実とは違うと発言しており、三股はしていないと発言)
いったん収まったのかにも見えたがその二日後、広田ゴルフ製作の柔らかい特殊な練習用のゴルフクラブスイングドクターを見せる動画を投稿。その時にゴルフクラブを真っ二つに折ってしまい、その後炎上。その騒動で広田ゴルフの公式ツイッターでは
商品は用途に合ったご使用でお願いします。机に叩きつけたり、手でシャフトを曲げて無理な負荷を与えずに通常のゴルフクラブの用途でご使用いただき、大切にご愛用いただけることを願います。
個人的な感想としては、頑張って製品化した商品をこのように扱われ残念です。
と怒りと苦言の発言をし騒動はさらに拡大。結果ははじめしゃちょーが問い合わせで謝罪をしたと公式ツイッターで報告。しかし、その騒動のせいかAmazonでレビューが荒れるという事態になった。結果3月30日にファンサイトで活動休止と発表した。
こんにちは。はじめしゃちょーです。昨日に続き、今日も動画をお休みさせていただきます。自分の中で今、動画を作るモチベーションが低く、ここ最近で様々なことがあり、一度、自分の中でこの先何をしたいのか、そして、何をすべきなのか、そして、応援してくださる皆様のために何ができるのかを考える時間が欲しく、少しの間ですが動画をお休みさせていただきます。応援してくださる皆様には本当に申し訳ないのですが、今しばらく時間をください。
必ず元気な姿で帰ってきます
と発言した。事務所のUUUMは「広報担当者が終日外出しています」と回答。
その後2017年4月27日、ツイッター復帰。1ヶ月も経たぬ短さだった。
ちなみにその間には遊戯王の大会に出場していたという。
それから僅か数日後の5月11日に動画投稿も復活した。
それ以外ではジャンク品のパソコンを天ぷらにして揚げる、岩手県にある慰霊の森を心霊スポットとして紹介する、たなっちが闇鍋に彼女のパンツを投入するなどして炎上している。
2023年の11月に、改めて動画投稿の休止を宣言したが、本人いわく「精神的」な理由としている。動画でも、明らかに痩せていて不健康な雰囲気がみられたので、心配する声も多くあった。
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