概要
主に緑豆などの豆類を暗所で発芽させ栽培した「スプラウト」の一種の細長くて白い野菜である。
タンパク質、ビタミン類、ミネラル類等の栄養素が多く含まれている上値段も安いため、貧乏人の強い味方となっている。日本では緑豆もやしが主流だが、大豆やブラックマッペのもやしも売られている。また、ピーナッツ(落花生)やヒマワリの種子から作ったもやしは一種の珍味である。
牧草のアルファルファもやしもかつて健康食品としてブームとなりスプラウト人気で再燃した(50音順で並べると筆頭に来るので、もやし解説書の巻頭で代表面していることも多かった)。
独特の青臭さがあり、雑菌が繁殖しやすく、日持ちしないのが欠点である。青臭さはもやしの根っこを取ったりサッと水洗いしたりすることで解消できる。特に自作の場合は管理に気を遣わないと悲惨な事になる。
生でも食べられなくはないが、先述の通り雑菌が多いので茹でたり炒めたりして食べるのが無難である。調理時に根を取ると口当たりが良くなる。
その他の「もやし」
- 漢字では「萌やし」と書く。豆を(本来の意味で)萌えさせたものである。
- 種が芽吹くさま。
- 引きこもりがちな子供が『もやしっ子』と揶揄されることも。例:紫もやし(パチュリー・ノーレッジ)
- 詠、高槻やよいの好物(?)。「パンがないからもやしを食べるしかないじゃない!」
- 『D.Gray-man』の主人公アレン・ウォーカーの、神田ユウからの呼ばれ方
- 仮面ライダーディケイドの主人公、門矢士の渾名。門(もん)・矢(や)・士(し)。
- 吉田山田の曲→もやしの歌
もしかして⇒もやしもん