「もやしは究極~♪もやしは至高~♪」
プロフィール
概要
焔紅蓮隊のメンバーで、元は「蛇女」こと秘立蛇女子学園の忍学生。
この蛇女とは悪忍(依頼人の指示でどんな悪事でも遂行するエージェント)を養成する学校なので、そこに学んだ彼女も一応は悪忍である。
1作目&Burstの終盤、及び2の序盤で抜忍となった焔について行く形で抜忍になり、以降の所属は焔紅蓮隊となる。
抜忍という立場上追われる身ではあるのだが、それでも仲間たちと明るくたくましく過ごしているようだ。
ちなみにほとんどのキャラがそうだが、「詠」という名は忍としてのコードネームに過ぎないため本名は不明。
シリーズ随一の貧乏暮らし経験者
見た目やしゃべり方はお嬢様のような気品を感じさせる美少女ながら実は貧民街出身であり、現在に至るまで作中トップクラスの貧乏キャラ。
それ故に金持ちには並々ならぬ憎悪を抱いており、そのどす黒いエネルギーをバネにして這い上がってきた模様。
- 過去
小学校を卒業する頃に両親とも失踪しており、どうやら既に他界している模様。
彼女の「命を切り売りしてお金を工面していた」という供述からして「寝る間も惜しんでバイトを掛け持ち」どころか「臓器売買などに手を出していた」可能性もある。
ちなみに「貧乏育ちで親もいない」という点は裕福な家庭に生まれて両親も健在な春花とは対照的だが、彼女も彼女で育った環境は非常に歪であり、決して幸せな人生だったわけではない。
また「金持ちのご令嬢」だが養女故の複雑な環境に身を置く斑鳩とは(当初は激突しながらも)和解できており、春花とも仲は良好なのでおそらく彼女にも憎悪は抱いていないと思われる。
『SV』では貧民街時代の幼馴染に叢がいた事が月閃ルート・紅蓮隊ルートで判明しており、斑鳩同様に財閥の養子として引き取られたと知った後も紆余曲折を経て和解している。
- 蛇女入学後
選抜メンバーとして30万円ほどの給料をもらっていたが、なんとほぼ全額を貧民街に寄付していたというなかなかの聖人。
そのため自身は食うや食わずで、薬草の花壇を勝手に家庭菜園に作り替えるほどに困窮していた。
だが元々体が丈夫な上に貧乏暮らしでさらに鍛えられたらしく、16歳にしてバスト95(推定Hカップ)の超グラマーな美少女に成長。
ちなみにこの数値は斑鳩(B93)よりも大きく、本人いわく「胸に栄養がいってしまった」「小学生の頃から大きかった」との事。
ロクなものは食えないであろうド貧乏暮らしでこれなので、もし普通の家に生まれていたら紫みたいにメートル越えか、要らんとこまでデカいおデブになっていたのだろうか……
人物像
先述通りのド貧乏暮らしだが、心は荒んだり死んだりしておらず基本的に明るい性格。驚異的な鋼メンタルの持ち主である。
とはいえお金持ちには並々ならぬ憎悪を持っており、貧しい人に目もくれず裕福な生活を送っている財閥のお嬢様である斑鳩には憎悪の感情を抱いていた。
だが『Burst』紅蓮編では二人の出会いと交流の仕方が初代やアニメと異なっており、ライバル組の中では一番早く和解を果たした。
その後のシリーズでも上記の展開を踏まえ、自他公認の親友同士として登場する。
しかしあくまでも斑鳩の事情を理解して和解しただけなので、シノビマスターでの麗王への反応を見るに金持ちが嫌いな性分は変わっていないようだ。
容姿
髪型 | 長髪 |
---|---|
髪の色 | 金髪 |
目の色 | 緑目 |
下着の色 | 白 |
人称・呼称・口調
一人称 | 私(わたくし) |
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二人称 | あなた |
口調 | 誰にでもお嬢様言葉を常用 |
呼称 |
|
大のもやし好き
好物は安価な食材として知られるもやしで、貧乏の味方という理由を抜きにしても大好物らしい。
彼女を象徴するアイテムであり、発売前人気投票で1位になったことから選ばれた『真影』特典の冊子『少女たちの秘密ファイル』には大盛りのもやしの前で微笑む彼女が描かれていた…。
アニメ一期でも彼女が忍結界を発動させるともやしが辺りを舞う謎空間に変化する。
そんなもやし推しの詠だが、なんと『ESTIVAL VERSUS』の千年祭シナリオでは一度も「もやし」と言っておらず逆にもやし仲間(?)に突っ込まれていた場面も。
更に『デカ盛り』ではある日突然もやしへの愛が冷めてしまい、もやしへの愛を取り戻す為に「デカ盛り美食大会」に参加した。
迷言
戦闘スタイル
見た目に反してゴリゴリの力押しスタイルで、体力もかなり高い。
愛用の大剣を軽々と振るい、大砲・爆弾や手に装着したボウガンを組み合わせた豪快な立ち回りでガンガン攻める。火力とリーチの性能がとにかく優秀。
丁寧にお辞儀をしたり、「キュピン♪」という可愛らしい効果音と共にウインクをしながら過剰火力であたり一面を火の海にする様は圧巻。
ゲームでもその性能が前面に押し出されており、特に溜め攻撃の炸裂範囲がズバ抜けて広く、制圧力の高さはトップクラス。
しかし技が全体的に大振りなため、怯まない敵などが相手だと隙ができやすい。
その分をショートダッシュで上手くカバーできれば容易く無双できる。
…それにしてもこの戦闘スタイル、どこかで見たような…?
テーマ曲はロックマンのドリルマンステージを髣髴とする作中屈指の名曲だが、彼女のあまりの火力ゆえにイントロが終わる前にステージをクリアしてしまうことも。
ちなみに『SHINOVI VERSUS』では空中弱攻撃が単発扱いでコンボが存在しない代わりに、命中(ガード含む)している限り連打で無限に攻撃を続けられるという超性能で、高難度でもこれだけでコンボを途切れさせずに一方的にボスをなぶり殺しにできる。
逆に詠が敵ボスとして出てくるステージではこれに悩まされることになるのだが。
しかしこれもどこかで…
余談
『SHINOVI VERSUS』の紅蓮隊シナリオでは、貧民街で斑鳩と共にヒーローショーを行っていることが判明。
斑鳩が扮するKP仮面と同様に目元をマスクで隠し、パツキンもやしマスクという名で活動している。
マスクはショーが行われる度に変更しているらしいが、気付いている者はいないとのこと。
関連イラスト
関連タグ
ヴァルバトーゼ:貧乏生活をしている、庶民の味方である安価な食材が好物、貴族的な口調と言動をしている等、共通点が多いキャラクター。
ナナツノ・ツミレ:CV:茅野愛衣、金髪碧眼、ロングヘアー、爆乳、女子高校生などといった共通点があるキャラクター。但し、詠とは真逆のお金持ちの令嬢。