概要
北海道上川郡上川町出身、1996年生。
父も兄(TBS記者高梨寛太)もスキージャンプ経験者という家庭に育ち、小学2年生からスキージャンプを始める。
2010年ごろから本格的に頭角をあらわし、国内外の多数の大会で上位を取るようになる。
2013年、ソチオリンピック出場を果たし期待を集めるも、4位となりメダル獲得は叶わなかった。
しかしその後も多くの大会で活躍を続け、平昌オリンピックで銅メダルを獲得した。
学業では、早く競技に集中する為に中学からインターナショナルスクールに進み、1日11時間の勉強で入学わずか4ヵ月後の2012年8月に高等学校卒業程度認定試験に合格。2014年に日本体育大学に飛び入学。
2022年の北京オリンピックではスキージャンプ混合団体で抜き打ち検査でスーツ規定による失格で1回目のジャンプ記録を無効にされるというまさかのアクシデントに見舞われるが、2回目のジャンプで98.5メートルを記録して4位入賞となった。
※重量が試合を大きく左右する関係から、選手やその陣営もかなり規定ギリギリを攻める為、失格そのものは他の大会でも頻繫に発生している。ただし、この大会では他にも失格になった選手が多数いたため、物議を醸している。ただ、失格規定の事情から本人に対してバッシングするような声は非常に少ない。
オリンピックの後は日本に戻ることなく、そのままW杯に参加するためノルウェーのリレハンメルへ移動。復帰戦となったジャンプ女子個人第14戦ではしっかり記録を残して優勝を飾り、笑顔を取り戻した。