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布袋寅泰

ほていともやす

日本のギタリスト、シンガーソングライター。BOØWYでプロデビュー。
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概要編集

1962年2月1日生まれ。群馬県高崎市江木町出身。妻は歌手今井美樹、元妻は同業の山下久美子。身長187cmの長身の持ち主。


父は韓国人貿易商で韓国に家庭があり、母は日本の現地妻という立場だった。

母は樺太出身の日露ハーフアイヌの血も引いており、「布袋」は母の姓だった。

家は裕福でお坊ちゃま育ちだったが、父は仕事のためほとんど外国で過ごし、母子家庭同然であり、そのことで父とは長年にわたり確執があった。

幼い頃からピアノやギターを弾き、洋楽にのめり込み、オタク気質で大人しい少年だった。


海外では「HOTEI」名義でイギリスドイツなどでアルバムをリリースしており、海外での活動に重点を置くため2012年よりイギリス・ロンドンに移住している。

1997年からアメリカロサンゼルスに移住している同じBOØWYのメンバーだった氷室京介とよく対比されるが、氷室はあくまで日本向けの楽曲を自身の望むやり方で製作できる環境確保のために移住したのに対し、布袋は元から全世界に向けた製作を目指しており目的は全く異なる。


歌番組にも積極的に出演しており、ここでも氷室とは対照的。

ミュージシャンとしてのみでなく、俳優としても1998年に「サムライ・フィクション」や2000年に「新・仁義なき戦い」で出演している。

基本的に仕事は選ばない主義なので、缶コーヒー「BOSS」のCMで永瀬正敏をその強面と巨体で追っかけ回す役で登場し、多くの視聴者に腹筋崩壊みんなのトラウマを植え付けた。


なお、1996年のアトランタオリンピックでは閉会式に突如参戦し話題を呼んだ。


ソロ活動のみならず他ミュージシャンとの共演・共作、楽曲提供も非常に多い。

最も売れたのは現妻の今井美樹が歌う「PRIDE」。


同郷で一年先輩の氷室京介がおっかなくてBOØWYに加入したという経緯があるが、布袋自身も学生時代に教師に長髪を指摘されてイエス様の方が俺より髪の毛長ぇじゃねぇか」と喧嘩を売ってミッション系の学校を退学になった伝説を持つ(しかも退学の翌日にその髪を切っている)。

血の気が多くカッとなりやすい性格は大人になっても直っていないらしく、2007年に同業で芥川賞作家の町田康を殴って怪我をさせ、傷害罪で罰金命令を受ける羽目になったことがある。


余談だが『風の谷のナウシカ』に出てくる王蟲の鳴き声は彼のギターの音である(twitterで証言)。

後年、そのナウシカ製作スタッフの一部が設立したガイナックスに『Marionette』のPVを作ってもらっている。


BOØWY解散後には吉川晃司COMPLEXを結成し、二年間活動した。


2014年7月、ヒムロック先輩のライブ活動終了宣言を受け、「最後にもう一度同じステージに立って1曲でもいいからプレイしたい」とブログに心中を記したが、その二年後開かれた氷室個人のLASTGIGSには同席せず観客席から彼の引退を見守った。


2021年には紅白歌合戦の初出場が決定。

過去に2006年に現妻の今井美樹の「PRIDE」や2018年石川さゆりの「天城越え」でギターで参加したことはあったものの、意外にも本人がメインの出場は今回が初。


ちなみにテンションが上がるとよく長身を活かしたハイキックのパフォーマンスをするが、あれは「ギターがなければできない」とのこと。


布袋モデル編集

布袋のギターといえばやはり「あの」模様だろう。

HOTEI MUSIC!!!!

黒地に白の幾何学模様が描かれたこのデザインは布袋が泥酔したときに描いたあみだくじが由来になっている。

以降ギターのみならず様々な場面で流用され、ベスト盤のジャケットにされたり地元高崎のマンホールになったりしている。


主な曲編集

さらば青春の光編集

BOØWYやメンバーだった氷室に向けた曲。

ここから布袋を知ったという人も多いだろう(実はこれ以前に「BEAT EMOTION」ですでに1位を取っていたが…)


サレンダー編集

エルヴィス・コステロをリスペクトした6分にも及ぶ大作。

歌番組では「GUITARHYTHM Ⅳ」収録のアルバムバージョンの方ばかり披露されたためか「SURRENDER」表記だった。

布袋としてはかなり珍しい1番→2番→ラストサビ構成。


スリル編集

オリコンチャート1位獲得曲。

代表曲の名に恥じぬシンセサイザーとギタープレイが見事に融合した非常にかっこいい曲だが、2ヶ月後の笑っていいとも特番で江頭2:50のモノマネをしようとした矢部浩之が本来の出囃子であるワイルドハーツの「SHAME ON ME」を知らなかったがために、イントロの雰囲気がちょっと似ているこの曲を持ち出してしまい、以降本家の会場入りのBGMとして逆輸入され定着してしまった(半ば公認のようなモノらしい)。


ラストシーン編集

布袋としてはかなり珍しいミディアムナンバーで、ここに挙げられている楽曲郡でもかなり浮いている。実は「POISON」、「スリル」に次いで三番目に売れたのはこの曲だったりする。

サレンダー同様この曲も1番→2番→ラストサビ構成。


CIRCUS編集

ライブで披露する際は文字通り本物のサーカス団をステージに呼び出すほど大掛かりだった曲。

もちろんヒットしたのだが、江頭2:50に布袋2:50としてネタにされたためにそちらのイメージが強くなってしまった人も多い。

これには「スリル」で複雑な感情を寄せていた本人もさすがに激怒し首を締め上げたのは有名。


CHANGE YOURSELF!編集

カップヌードルCMソング。おそらくリアルタイムではメディア出演が最も多い。

ウニのようにトゲトゲに逆立てた布袋のヘアーが印象的。


バンビーナ編集

CDTVオープニングテーマ。1999年に発売され、布袋最後の8cmCDでもあった。PVでは少女をあの手この手でご機嫌取るお茶目な布袋が見れる。

曲のノリの良さが評価されオリコンチャート2位を記録。セールスも3年ぶりに30万枚越えのヒットとなり、2ヶ月後に出たベスト盤はミリオンセラーを記録した。


BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY編集

インストゥルメンタル。元々は「新・仁義なき戦い」用に作られた曲だったが、クエンティン・タランティーノから非常に気に入られてしまい、「キル・ビル」のテーマソングとして使われたことで世界を通じて非常に知名度が高い曲…なのだが、布袋のオリジナル曲だということまでは知られてないらしく場所によってはライブのたびに「『BATTLE〜』のカバー最高だったよ!」との感想をもらうことも少なくなかったらしい。そのため布袋も自虐して「最高のカバーをやります!」と紹介することもある。とはいえ、世界でもこれをきっかけに布袋に興味を持ったという人も少なくなく、世界的知名度や評価においては布袋の方が氷室を上回っている。

故・桜塚やっくんの出囃子としても有名だった。


RUSSIAN ROULETTE編集

鬼武者2」テーマソング。

40歳という節目を迎えた時期の作品。この頃松井常松がサポートメンバーに加わっていた。

終盤でおそらく天使と悪魔をイメージしたと思われる白装束の布袋と黒装束の布袋が睨み合うPVはかなりシュール。

余談ではあるが、歌詞の内容が今の江頭2:50とリンクしすぎている。たまたまだろうけど。


関連タグ編集

ギタリスト シンガーソングライター

BOØWY COMPLEX テレキャスター ジャケパロ GUITARHYTHM BEMYBABY

TOKIO:愛の嵐を提供

小泉今日子 ももいろクローバーZ 雅-miyavi-

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