NHK紅白歌合戦
男女(または性別を問わず2組)に分かれて歌唱を競う勝負や大会全般のことだが、一般的にはNHK総合テレビジョン、NHKBSによる、毎年大晦日放送の特別番組『NHK紅白歌合戦』を指すことが多い。
2023年度終了時点の対戦成績は、紅組34勝、白組40勝。
日本の年末の風物詩として名高い音楽バラエティ番組で、これに出場することは歌手のみならず、司会者にとっても一種のステータスとなっている。審査員も「その年の顔ぶれ」が揃うことで有名。
特に昭和~平成初期にかけては、年間で最も高い視聴率を稼ぎ続けたキラーコンテンツであった(現在は、年間最高視聴率はスポーツ番組等に譲ることが殆どである)。
現在でも、日本で放送される歌番組の中では、最も高い視聴率と話題性を誇る。
番組名に「紅白」がつく由来は、初代ディレクターが剣道部の所属であったことから、剣道の「紅白戦」にちなんだものである。
前身番組は戦後の1945年の大晦日にラジオ番組として放送された「紅白音楽試合」。「試合」になったのはGHQの検閲で「合戦」が「battle」と訳されてしまい、戦争を彷彿させる用語で不適切とされたため。
番組内容
その年話題になったアーティストが一堂に会し、主に男性が白組、女性が紅組に分かれて歌を披露し、勝負をするというものである。男女混合のユニットやバンドの場合は、主にメインボーカルの性別によって紅白が振り分けられる。
「前半戦」「後半戦」の二部構成となっており、インターバルとして途中に5分~10分、ニュース番組を放送する。
朝ドラネタは現在必ずどこかに組み込まれる。また、その年に大ヒットした映画やアニメをトリビュートしたり、ブレイクした芸人のネタや流行語を取り入れたり、時にテレビ局をまたいでコラボレーションを行ったりして、いろいろ大騒ぎになったりもする。
最終歌唱者は「大トリ」と呼ばれ、これを任されることは出場者全員にとっての誉れである。かつては演歌歌手が恒例だったが、近年はそれ以外のことが殆ど。
番組の最後に投票で紅白どちらかの勝敗が決まったのち、出場者全員で「蛍の光」を合唱し「良いお年を」で締めくくられる。
歴史
黎明期の1950年代前半には正月の三が日に行われていたが、会場の確保が困難であるとの理由から、1950年代後半から日程が大晦日に変更された。
1970年代には紅組の歌手がレオタード姿でラインダンスを披露していた。
テレビが普及してからは、日本レコード大賞と並んで大晦日に家族揃って見るのが恒例行事となる番組となり、最高記録となる1963年(昭和38年)の平均視聴率は驚異の81.4%を記録。
平成に入ってからは、各局による裏番組(格闘技、お笑い系など)も存在感を示すようになり、国民の趣味嗜好の多様化も伴い、かつてのようなモンスター級の視聴率は取れなくなった。
それでも第1部は30%以上、第2部は40%以上の平均視聴率を毎年安定して記録しており、国民的番組の地位に君臨し続けていた…が、2017年に第2部の視聴率が初めて40%を下回り、2023年には遂に第1部の視聴率も30%を下回り、平均視聴率も31.9%と過去最低記録となってしまった(2023年に関しては、後述のように、旧ジャニーズ系タレントを起用しなかったことも影響したと考えられる)。
上記のようにライバル番組が増加したことやそもそもテレビを持っていない家庭も増えていると言われる中、今後は視聴率をどのように改善していくかが番組の大きな課題となっていると言える。
- 2023年までの通算成績は、紅組の34勝・白組の40勝で、白組が大きくリードしている。
- 2005年以降は、2011年を除いて白組がほぼ連戦連勝を重ねている状態にあったが、2015年~2016年・2020年~2021年は紅組が連勝。
- 2020年は、COVID-19の影響で65年ぶりに無観客で実施された。
審査
基本的にゲスト審査員と会場審査員との結果を総計して優勝チームを決定する。1981年より不定期で、1993年から2002年までは会場審査員の集計は麻布大学野鳥研究部「野鳥の会」が担当していたが、翌年からは審査内容の変更に伴い廃止・リストラとなった。
2003年からは玉入れ形式のボール審査制を導入し、データ放送による視聴者票が新たに採用された。
……がこの審査方法、ゲスト審査員が1人1票、視聴者と会場審査票はどんなに票が多くても票が多かったチームにそれぞれ最大2票となっていたため、票の重みに格差がある、そもそも複雑で分かりづらいという欠点があった(審査方法に批判があるのは主に後者が原因)。
2004年では視聴者白組の票が圧倒的に多かったにも拘らず紅組が優勝。1票の格差がモロに出てしまう形となった。決して不正行為ではないが、この結果はゲスト審査員びいきの「視聴者軽視」と言われても仕方なく、多くの視聴者から疑問と批判の意見が上がった。
流石にスタッフ側も堪えたのか、翌年は視聴者票が1票として反映させる形式に変更された。ケータイ(後にスマホ)からの投票も出来るようになった(2016年まで)。一方で、白組が連勝を重ねた時期もこの頃からであることが指摘されており、一部では白組側歌手ファン(特にジャニオタ)による組織票疑惑も浮上している。
2006年と2016年はボール審査が一時的に復活するものの、2016年は2004年と同じく白組優勢だったがゲスト審査員のみで紅組優勝を決定づけたため、またも多くの視聴者から批判されることとなった(2006年はケータイ票とデータ放送からの投票が別枠となっていたが、今回は投票方法を問わず視聴者票が一枠になっていた)。
2017年は投票が連動データ放送のみとなる代わりに視聴者の票が全て1票扱いとなり、紅白それぞれパフォーマンス終了ごとに視聴者が投票する形になった。結果は80万票以上の大差をつけて白組が優勝。
しかし今度は「票に大差がつき過ぎて会場・ゲスト審査員がいる意味がない」と別の批判を受けてしまっている(前回ほどの非難は出なかったが、「投票方法の格差が酷い」という構造は前回から全く改善出来なかったと言える)。
票数の格差が余りに酷すぎたためか、2018年はゲスト・会場・視聴者それぞれの審査員で優勢な方に1票入る3票形式に再び変更された。投票タイムも全てのパフォーマンス終了時のみとなる。
無観客開催となった2020年は、視聴者は番組視聴時間に応じ最大5票を投票、ゲストも同じ条件で投票する方式となった。
長短
この番組に出場することは、今でも日本の芸能界ではステイタスとなっており、一度でも紅白に出演するとその後「紅白歌手」と呼ばれるようになる。特に年配の視聴者層の知名度が高いことから、出場が決まると「これで親孝行ができた」と述べる人がたいへん多い。音楽活動が原因で親子関係が険悪だったアーティストが紅白出場をきっかけに仲直りしたという逸話もよく聞かれる。
一方で年末にスケジュールが入ることを嫌う、緊張する、もしくは番組のコンセプトに賛同出来ないなどの理由から、かつては長年にわたり出演依頼を断り続けてきた大物歌手が多かった。
特に昭和の時代は「紅白に出るのは逆にカッコ悪い」という考え方も、ファン含め根強かったのである。
しかしながら平成に入ると、長渕剛・桑田佳祐・松任谷由実・中島みゆきといった、かつての「絶対に出ない大物勢」も態度を軟化させ出場するようになり、Mr.Childrenや矢沢永吉も出場。平成最後の「出ない大物」と言われた宇多田ヒカルも、朝ドラ主題歌を手がけたことで出場に至った。
それまでTV番組で生歌唱を行うことは一切無かった米津玄師も、平成最後の紅白に出場している。山下の妻の竹内まりやも彼と結婚後はテレビ出演を拒否していたが、2019年の紅白に初出場した。
まだ一度も出場していない大物には「テレビ生出演は断固拒否」の山下達郎・浜田省吾、「紅白のノリが嫌い」と言う吉田拓郎や小田和正、「恥ずかしい」という理由で断り続けている井上陽水、「大トリなら出る」と発言している松山千春、「年末年始に拘束されたくない」というB'zくらいと、今やかなり少数派となっている。
また、出場歌手の選考基準&選曲の不透明さに批判があがるのも毎年の恒例行事となっている。
特に和田アキ子や小林幸子のような大御所はかつて「ヒット曲もないのになんで毎年出るの?」と批判されるのがお約束ではあった。これについては選考基準が人気ではなくNHKへの貢献度を優先されたり、幅広い年齢層に長時間見てもらう都合上仕方ないのではという擁護意見もある(「NHKの貢献度」という概念にかなり嫌らしさはあるが)。実際に1990年代~2000年代初期の小林幸子と美川憲一は歌以上に衣装の豪華さ対決でも注目を集め、演歌でありながら子供たちが話題にするなど風物詩となった。
他にも基本的に演歌はロングセラーなので、かつては某音楽番組の視聴者なら「サビのフレーズだけなら知ってる」という人もいたりした。
しかし、これらの大御所も番組の方針転換などもあってか、近年では選考対象から漏れることが多くなっている(北島三郎等、若手に出番を譲りたいという意向により自ら出場辞退を決定した者もいる)。
真実か誤解かは不明だが、明石家さんまがTBSラジオ『ヤングタウン』で語ったところによると、『明石家紅白!』のプロデューサーの目に留まらないと紅白出場はムリだろうとのことで、もし真実ならば選考基準は公的な見解という以上に、このプロデューサーによる私的な部分に左右されていることになる。
演歌歌手は紅白落選により、ショックで体調を崩したりする人もいる。
1991年には出場歌手に選ばれたがNHK側の選曲が「古い曲だから歌いたくない」ということで翌年リリースの新曲を希望し拒否され、出場辞退した歌手もいる。
芸能事務所としてはジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)が最も多い出場枠を保持している状態が2022年まで長期間続いていたが、それでも枠が大幅に増えたのは嵐出場が決まった2009年からだった。
特に1994年~2008年までは基本ジャニーズ枠はSMAPとTOKIOだけという厳しい扱いで、その期間に同事務所の他のグループがいかなる社会現象を起こすほどのヒットを出しても紅白のステージに出場歌手として上がる事はなかった。
この姿勢はSMAPが稲垣吾郎が騒動を起こした01年、そもそも新譜は出していなかった2004年に出場辞退した時も変わらず、他のグループがSMAPの代理を務める事もなかった。例外は1996年の「ミッドナイト・シャッフル」を大ヒットさせた近藤真彦の白組出演や1999年に白組を応援する特別枠としてV6とKinKiKidsが出た程度。
このような事情もあり、多くのジャニーズグループは紅白よりも東京ドームで開かれるカウコンの方を優先させていた。枠が増えた現在でも全員が出れるわけじゃないので、選考から漏れたグループは必然的にカウコンに専念することとなる。
2000年にはSMAPと慎吾ママがそれぞれミリオンセラーを出すほどの社会現象を起こしたため、「香取慎吾は紅白両方の枠で出るのでは?」と期待されていたが結局SMAPのみでの出場となった(一応苦肉の策かトーク枠で慎吾の姿でおっはーを披露している)。なお、2000年の香取慎吾で叶わなかった同一人物の紅白両枠出演は2018年にYOSHIKIが実現させる事となる。
2018年にはSMAPの二年前の解散やTOKIOの山口達也の騒動による事実上の音楽活動休止もあり、1990年以来28年ぶりに長らく紅白を支えてきたジャニーズの代表格だったSMAPもTOKIOも出演しない紅白となった。
さらに2023年には事務所の性加害問題が浮上したことによって、局内で「人権尊重のガイドライン」が定められ、44年ぶりの出場者に(旧)ジャニーズ不在となる事が決定した(ただし、元・旧ジャニーズの郷ひろみが出場している)。
アニメと紅白
アニメの主題歌は多数の出場歴がある。
- 1980年、布施明が劇場版「宇宙戦艦ヤマト」の第三作となる「ヤマトよ永遠に」の主題歌「愛よその日まで」で出場。
- 1983年、「キャッツ・アイ」の主題歌である杏里の「CAT'S EYE」で出場、テレビアニメ主題歌として初出場を果たした。
- 1991年、ガンダムソングが初めて紅白で歌われた(森口博子の「ETERNALWIND〜ほほえみは光る風の中〜」)。
他にも、テレビアニメのOPやEDで出場した斉藤由貴(めぞん一刻)・B.B.クイーンズ(ちびまる子ちゃん)・田村直美(魔法騎士レイアース)・JUDY AND MARY(るろうに剣心)・グループ魂(ケロロ軍曹)など何度か出場をしており、企画枠でもアニソン歌手が登場することは多い。
とはいえ、深夜アニメとなると話は別で、取り上げられることは皆無だった(これは紅白に限った話ではなく、音楽・テレビ界全体がそうだった)。特に1990年代以降、子供向け番組や全日帯アニメが衰退したため、2000年代になる頃には企画枠でもNHK教育アニメか数十年前のアニソンという状態だった。
戦後60年の2005年には「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」という、視聴者投票を選曲に反映させる企画があったが、結局順位の発表無しの上位100曲の公表となった。この際、オタク層は当時「ハッピー☆マテリアル」に投票しようという運動を起こし、実際にハッピー☆マテリアルは50位に選出されたが、もちろんそれ以上の動きもなかった。
だが、当時の紅白は若者を筆頭に視聴率低下が顕在化していた。2007年、AKB48、リア・ディゾン、中川翔子が三人一枠で出場し、中川翔子は『天元突破グレンラガン』(全日帯アニメだが内容面では深夜アニメ寄り)の「空色デイズ」を歌った。世に言う「アキバ枠」で、オタクからも「視聴率欲しさについにやったか」と賛否両論ではあったが、これ以降は流れが変わる。
声優・アニソン系の出演者を俗に「アニメ枠」などと呼ぶことがあるのはこれが元ネタである。
2009年、水樹奈々が声優としては史上初となる紅白出場を果たした。ちなみにこの時に歌唱されたのは深夜アニメ「WHITE ALBUM」の主題歌「深愛」だが、同作は元はと言えば同名エロゲが原作であり、時代の移り変わりを象徴する出来事となった。
これで味を占めたのか、以降の紅白では一時期とはうってかわってアニソンが増加。2015年には企画枠として、家族向けの作品を中心に、アニメ主題歌を出演歌手が歌う「アニメ紅白」というコーナーが設けられた。この年にラブライブ!の出演者で構成されるスクールアイドルユニット・μ’sが声優ユニットとして初出場を果たし(ただしメンバーのひとりである南條愛乃は諸事情により出場していないがスペシャルアニメに声のみ出演している)、この企画後に歌っている。また、2018年には同様に特別枠としてラブライブ!サンシャイン!!の出演者で構成されるスクールアイドルユニット・Aqoursが刀剣男士と共に出演し、君のこころは輝いてるかい?を披露した。
その他には新海誠監督作品の主題歌で2回出場したRADWIMPS、2019年に「鬼滅の刃」の主題歌である紅蓮華で初出場、翌年も劇場版の主題歌の炎がヒットして連続出場を決めたLiSA等がいる。2018-2019年に福山雅治が名探偵コナンの劇場版主題歌をメドレーで歌い、2019-2020年は、氷川きよしがドラゴンボール超OPの限界突破×サバイバーにて連続出場している。
2022年には『ONE PIECE FILM RED』に登場するウタが紅組に出場し、紅白史上初めて架空人物が出場した(歌唱ボイスを担当したAdoは事実上紅白に初出場したことになるが、次の年である2023年にはAdo名義として初出場した。)。
特殊な例として、1980年出場の水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」(リリースは1968年)は、1991年にセルフカバーでフジテレビ系アニメ「丸出だめ夫」の主題歌に採用されている。同様に1994年に初出場したTRFの「BOY MEETS GIRL」が、リミックスされたパラパラバージョンで2000年にNHKアニメ「だぁ!だぁ!だぁ!」の第1期エンディングテーマに採用された。
2023年の紅白では、『第ゼロ感』(THEFIRSTSLAMDUNK)、『ちゅ、多様性。』(チェンソーマン)、『青のすみか』(呪術廻戦 懐玉・玉折)、『絆ノ奇跡』『コイコガレ』(鬼滅の刃 柱稽古編)、『アイドル』(推しの子)の6曲が歌われ、バックにはアニメの名場面が流れた(ただし、チェンソーマンのみバックに映像が流れていないどころか紹介すらされなかった。恐らく流さなかったのはあの場面を題材にした1話限りのED曲であることやチェンソーマン自体がグロテスクなアニメであるため、知らない視聴者が不愉快にならないための対策と思われる。)。さらに企画枠で100周年記念ディズニーメドレーが歌われた。
出演者の選考基準
出場歌手
- 暴力団と交際していない事。
- NHKが掲げる年間のテーマに貢献している事。
- 2016年~2019年までの年間テーマは、「歌を歌おう」である。
- NHKの番組に積極的に出演している事。
- レギュラー番組を持っている、スポーツ中継やドラマの主題歌・テーマソングを担当した等。
- この選考基準を十分に満たして逆に強い出演オファーが出たにも拘らず出場を断固拒否した歌手もいる。
- またこれ以外にも朝ドラの主題歌を担当したのにも拘らず、諸事情により辞退したり、新型コロナによってリリース時期が年明けまでに遅れたり、スケジュールが合わなかったため出場しなかったアーティストもいる。
- 年間のシングルCD・アルバムCD・DVD・Blu-ray・関連書籍のトータルセールス。
- ただし2007年にその年に一枚も出してないのに、紅白に出場させるためだけに年末ギリギリになって新曲を出したグループがいる。
- 女性アイドルグループはOGメンバーや家族、親戚が法に抵触するような不祥事を犯していない事や女性に支持される様な活躍をしている事。
- 本人及び所属レコード・事務所が不祥事を犯していない事。
- ジャニーズ事務所所属のグループは、2023年にジャニー喜多川氏による性加害問題の影響により「今後被害者への救済等の改革が見られない限りNHKの番組への新規の出演契約を行わない」とNHK側が宣言。これに紅白も該当するため、今後の紅白出場はしばらく絶望的となった…
- と思いきや、2024年に「救済や改革等に一定の成果が見られた」という理由で解禁。おそらく前年にK-POPアイドルグループを多数出場させたことで比重が傾いてしまったことや本年度で注目を集めた『推しの子』第2期OPテーマ「ファタール」を担当したGEMNのオファーを視野に入れていることも要因と思われる。(メンバーの中島健人はSexyZoneを脱退したものの事務所にはそのまま所属。)
- しかし、「NHKスペシャル」にてジャニー喜多川の性加害問題について特集したことで関係が悪化。出演交渉を持ちかけたものの、結局交渉は難航し諦めざるを得なかった。
審査員
- 家族や親戚が政治家では無い事。
- その年に活躍したスポーツ選手や著名人、翌年の『大河ドラマ』の主演者(歌手の場合は歌手として出場することがほとんど)、上半期(東京制作)の『連続テレビ小説』の女性主演者(司会に選ばれなかった場合)が選ばれる。
- 2022年はその年の上半期の朝ドラ『ちむどんどん』があまり良いものではなかっただったこともあり、下半期(大阪制作)『舞いあがれ!』の主演である福原遥が選ばれている。
司会者
- 総合司会はNHKのアナウンサーが1名~2名担当する。
- 紅組司会は『大河ドラマ』の主演か『連続テレビ小説』の主演が女性芸能人の場合。
- 白組司会は過去に司会の実績が有る男性芸能人。
- 2021年以降は紅白、総合司会の区別をせずに3人が司会として担当する。
- 2022年は櫻井翔がSPナビゲーターとして4人目の司会を務めた)
製作スタッフについて
- ①各番組の製作スタッフが番組の垣根を越えて統括チームを組む。
- ②『NHKのど自慢』製作スタッフ。
- ③『うたコン』製作スタッフ。
- ④『SONGS』製作スタッフ。
- ①~④のどの番組の製作スタッフが担当するかで、出場歌手と審査員の選考に影響も出る場合が有る。
記事のある出演者経験者一覧
司会者
総合司会
上記の通りNHKのアナウンサーが務めるのが通例だが、その他で務めた人物について記す。
※:内村はポケットビスケッツのメンバー(ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツスペシャルバンド)として出場。
紅組
美空ひばり☆ 斉藤由貴☆ 森昌子☆ 和田アキ子☆ 松たか子☆
吉高由里子 有村架純 広瀬すず 二階堂ふみ 川口春奈 橋本環奈
白組
坂本九☆ 加山雄三☆ 西田敏行☆ 堺正章☆ 古舘伊知郎 武田鉄矢☆※
中居正広※ 和泉元彌 笑福亭鶴瓶 嵐☆(相葉雅紀※、二宮和也※) 井ノ原快彦※ 大泉洋☆ 有吉弘行☆
※1.:単独で歌手として出場した人物・グループは☆。
※2.:武田は海援隊のメンバーとして、仲居はSMAPのメンバーとして、井ノ原はV6のメンバーとして、相葉・二宮は嵐のメンバーとしてそれぞれ出場。
紅組
紅白出場の項目を参照。
白組
紅白出場の項目を参照。
企画枠のみに出演した歌手
米津玄師 矢沢永吉 エンヤ イディナ・メンゼル Dream5 キング・クリームソーダ タッキー&翼 刀剣男士 Aqours 竹内まりや ビートたけし GReeeeN Queen&アダム・ランバート
その他
バナナマン 水瀬いのり(あまちゃんの出演者として) ピコ太郎 岡村隆史(チコちゃんに叱られるの出演者として)
榊原ゆい(鈴木亜美のバックダンサーとして) 渡辺直美 コロッケ 安達祐実 貴乃花&若乃花 きんさんぎんさん 雅マモル(おげんさんファミリーとして)
BNK48(AKB48と友情出演) 本田望結(天童よしみのバックダンサーとして) KISS(YOSHIKIと友情出演) 神木隆之介
他局のアナウンサー
羽鳥慎一(日本テレビ、FUNKYMONKEYBABYSの応援ゲストとして)
NHKのキャラクター
どーもくん チコちゃん いないいないばあっ!のキャラクター(ワンワンなど) おかあさんといっしょのキャラクター(にこにこぷんなど)および歌のお兄さんお姉さん(速水けんたろう&茂森あゆみは出場歌手として出演) おげんさん おしりたんてい
他局のアニメ及びゲームキャラクター
ポケモン(サトシ※1.、ピカチュウ、ヒトカゲ エレキッド、アチャモ※1.、ポッチャマ※1.、ハリマロン※1.) 妖怪ウォッチ(ジバニャン、フユニャン、コマさん、ウィスパー→アラシニャン) ハートキャッチプリキュア 進撃の巨人※2. 名探偵コナン※2. 君の名は。※2. 天気の子※2. 鬼滅の刃※2,4. ドラゴンボール超※2. μ’sおよびAqours※3. ONEPIECE(ウタ、ルフィ)※2,5.
※1.2015年企画枠「アニメ紅白」内のみ出演
※2.出演歌手のバック映像として登場
※3.出演歌手であるがアニメキャラクターで映像としても登場している
※4.2021年に、着ぐるみ炭治郎が登場している。
※5.前述の通り紅組の出演アーティストとして扱われているが、アニメキャラのため便宜上記載。ルフィは応援キャラとして登場。
「アニメ紅白」内に登場した作品(キャラのみ含む)
ちびまる子ちゃん セーラームーン 巨人の星(星飛雄馬) GO!プリンセスプリキュア(キュアフローラ) BLOOD+ ヤッターマンの三悪 北斗の拳(ケンシロウ) ゲゲゲの鬼太郎(鬼太郎、目玉おやじ) 機動戦士ガンダム 新世紀エヴァンゲリオン※ 忍たま乱太郎 鉄腕アトム バカボンのパパ
※2021年の企画枠で、紅白の司会がエヴァに乗る演出が入った。
ドラマ・映画のキャラクター
仮面ライダー(仮面ライダー響鬼) ウルトラマン(ウルトラ兄弟、ウルトラマンメビウス) シン・ゴジラ
ディズニー(ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、マックス、チップとデール) スター・ウォーズ(ダース・ベイダー、ストームトルーパー、C-3PO、R2-D2、BB-8)
関連タグ
HOUND DOG…紅白出場を決めたが辞退。(1991年、代役はバブルガム・ブラザーズ。)、
SnowMan(ジャニーズ)…同上。(2020年にコロナウイルスで1名感染、8人が保健所から濃厚接触者と判定された為。)