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宇宙戦艦ヤマト

うちゅうせんかんやまと

『宇宙戦艦ヤマト』とは、読売テレビ制作・日本テレビ系列で1974年に本放送されたテレビアニメとそのシリーズ。またその主役の宇宙戦艦。
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概要

物語は2199年。ガミラス帝国の侵略攻撃を受け放射能汚染により滅亡まで残り1年となった人類が、惑星イスカンダルの女王・スターシャよりもたらされた波動エンジン技術を用いて、太平洋戦争末期アメリカ海軍の攻撃により東シナ海へ沈没した旧・大日本帝国海軍戦艦「大和」の骸を隠れ蓑に進めていた種の保存を計る脱出船計画を急遽変更し、放射能除去装置コスモクリーナーDを受け取るためにイスカンダルへ赴く「宇宙戦艦ヤマト」を建造。

地球から148,000光年離れた大マゼラン雲イスカンダル星へガミラス帝国の妨害を排除し、宇宙の自然現象を克服し1年以内に往復するストーリー。

本放送は視聴率が振るわず打ち切り終了した(裏番組が『アルプスの少女ハイジ』だった)が、度々再放送が行われた影響で人気に火がつき1977年にテレビシリーズを再編集した劇場版が公開され、その後のアニメ・漫画作品に多大な影響を与えた。

シリーズ展開など

アニメ作品はこれまでにテレビシリーズ3本、劇場用作品4本、テレビスペシャル番組3本が公開。

2009年12月12日に新作「宇宙戦艦ヤマト復活篇」、2010年12月1日には木村拓哉主演の実写版「Space Battleship ヤマト」がそれぞれ公開された。

2012年より新作TVアニメ(第一期のリメイク)「宇宙戦艦ヤマト2199」が全26話で放映された。

ストーリーとしては以下の3つのシリーズに分類され、それぞれで一部設定も異なる。

  • 『旧作』:TV第一作~完結編+復活編+YAMATO2520
  • 『実写版』:Space Battleship ヤマト
  • 宇宙戦艦ヤマト2199

宇宙戦艦ヤマト2199』はTV放映の他に劇場でも先行して公開されるという方式となっており、4月7日より、同1話2話を編集した映画版が全国10館で公開され、3~6話を編集した「太陽圏の死闘」が6月30日(土)から、さらに7~10話を編集した「果てしなき航海」が10月13日(土)から2週間限定で公開された。2013年4月7日(日)よりMBSTBS系列で放送された。
なお、pixivにおけるヤマト関連のイラストは、この『2199』のものが圧倒的に多い。

海外展開

アメリカ合衆国にも輸出、テレビ放映された。表記は『Star Blazers』。
特に1978年に公開された劇場作品2作目『さらば宇宙戦艦ヤマト』は興行的にも大成功し、同年公開の『スター・ウォーズ』と共に社会現象とも言えるSFブームを巻き起こした。

原作について

近年、同作プロデューサー西崎義展側とキャラ原案及び第一作のアドバイザーであった松本零士側がヤマトシリーズの知的財産権を巡り、法廷で激しく争ったことは有名。
これらの裁判や判例により、「宇宙戦艦ヤマト」は西崎義展の書いた「企画書」が原著作物であるとされている。
(原著作物:法的な意味での「原作」、「原案」という概念は存在せず、作品の大元のオリジナルのこと。原著作物の著者、原著作者が著作権を持つ。)
しかし内容的には慣例として「原案」とテロップされるもの(原著作物≠原作)であり、同様に慣例としては松本零士の著したストーリー稿のような、詳しい物語が示されてはじめて原作として(重ねるが原著作物と原作は違う)扱われるため、誤解やトラブルを招いている。
またこの「宇宙戦艦ヤマト」に関しては問題が大きくなったため西崎義展の企画書を「原作」として扱うことが多い

ちなみに旧第一作の企画において松本零士はあくまで途中参加ではあるが、古代進をはじめ、自身の著作物のキャラクターなどを惜しみなく放出しており、そのことも上記の諍いが起こった原因と言える。

こぼれ話

宇宙戦艦ヤマトの基になった旧日本海軍の戦艦大和だが作中において原型を留めたまま沈んでいるように描写されているがのちの海底調査で船体が真っ二つに折れ作中のような使い方が出来ないことが判明し旧作のスタッフ一同を落胆させた。そして松本零士に至ってはその事実を知って泣いて悔しがったというエピソードも。詳しくは戦艦大和のページで。1985年には『忍者ハヤテ』に続くタイトーのアニメLDゲーム第2弾として、発売され、ストーリーは「完結編」を基準にしているが、一部の発進シーン等は「さらば」、「永遠に」の映像も使われている。映画では見られないゲーム用に描きこされたシーンも存在しているが、残念ながら、家庭用ハードへの移植されていない。

戦艦としての宇宙戦艦ヤマト

武装は最大の特徴である艦首波動砲のほか、三連装衝撃砲(ショックカノン)を主砲三基副砲二基で搭載。また実弾射撃も可能。
艦首に艦首ミサイルまたは魚雷ミサイル発射管を片舷三基の六基、同じものを艦尾にも装備。さらに舷側ミサイルを片舷8門計16門装備。また煙突ミサイル(という名のVLS。しかしヤマトの煙突ミサイルの方が先である)や復活篇でのみ使用されたがマストしたにも小型のミサイル発射機がある。
さらに軽空母並の艦載機を搭載。その数はメディアによって異なるが通常はブラックタイガー/コスモタイガーだけで40機、都市帝国攻略作戦時には80機もの機体が参加したと云われる。
なお復活篇ではさらに格納庫が拡充されたようす。またゲーム版では18機とされている。(しかしよく作画崩壊が起こる手描きアニメなので艦橋の窓の数等と共に場面によって増減している。まぁ真田さん以下技術班の工場で補充されていると言う見方もできるが)
艦内には先述の何でも開発できる艦内工場の他、軍艦になくてはならない医療関係は診察室や手術室はもちろん、手術待ちの重態患者のための冷凍睡眠装置、患者に取り込まれた未知の物質を開腹することなく検査する機器や脳波分析機など調査船としての設備、メンタルケア用のバーチャル映像室、物質分析・解析室、艦内農園、さらに元からあった惑星探査機能をIIIで増強。コスモハウンドや探査衛星を搭載。しかも艦内には放射能除去装置であるコスモクリーナーDがあるため大抵の場所に行ける、対潜能力も高く、もうチート過ぎる戦艦である。というか一隻に機能詰めすぎだ。お前のような戦艦がいるか

戦歴は竣工前の敵高速空母迎撃戦を初陣とし、その後浮遊大陸や冥王星、バラン星、七色星団、ガミラス本星を連戦しついに目的地であるイスカンダル星へ到着。藪の反乱や古代守の生存などのハプニングがあるも無事コスモクリーナーDを受け取り、地球に帰還。

続く2201年初頭は太陽系第三外周艦隊旗艦としての任務中に謎の敵(白色彗星帝国)の強行偵察部隊であるナスカ艦隊と交戦し僚艦も被害を受けたため地球に帰還。その中に謎の(テレサ)のメッセージを受けとるが通信機が炎上する。
地球に帰還後は地下ドックで改修を受けるが地球防衛軍の平和ボケにより謎のメッセージの調査が行われず宇宙の危機と言われても自惑星の安全しか考えない防衛軍には任せておけないと古代以下新旧ヤマト乗組員で謀反を起こし出港する(途中で合流した月面基地に配属されていた加藤、山本曰く月面基地でもヤマトが謀反を起こしたと大騒ぎだったそうである)コスモタイガー隊と合流ののち、パーティーが行われるがトイレに立った加藤が追尾をするアンドロメダを発見、最後は土方の機転で防衛軍の追跡を振り切る。が行く先で第11番基地が攻撃を受けていたためこれを救援し、駐留していた空間騎兵隊をヤマトに組み込む。その後はゴーランド艦隊との交戦やデスラーとの再会と数度に渡る戦闘とテレサとの会談、そしてゲルン機動部隊を奇襲、しかし土方率いる本隊に合流しようとしたところ白色彗星のワープアウトにより巡洋艦と衝突、機関部に損傷を負い、戦線を離脱。ガニメデ基地で修理の後再度デスラー艦隊と交戦し、都市帝国の攻略作戦を決行。生還者十数名という重い犠牲を出しつつ攻略を成し遂げる。超巨大戦艦はテレサが仕留めた(ちなみに山本は特攻寸前に脱出したのだが絵がつぶれてしまい戦死扱いとなり、さらに南部に至っては爆発に巻き込まれて戦死する予定だったのだったのだが続編でスタッフがそのシーンを失念してしまい生き返った)

地球になんとか帰還したヤマトは三ヶ月後修理を完了し、宇宙戦士訓練学校の卒業者が乗艦し、訓練航海へ出発。訓練中にイスカンダルの危機を伝えられたヤマトは藤堂司令長官の後押しもありイスカンダルの救援へ向かい、暗黒星団帝国の発掘部隊を撃退し、続くゴルバ戦は傍観するだけにとどまったがデスラー艦隊の三段空母とスターシャが自爆しイスカンダルが失われてしまう。

外宇宙から現れた謎の光が地球に向けて進んでいく。その光球飛行物体が通り過ぎていった各惑星の前線基地からの通信が次々と途絶し、さらに光球飛行物体は急速に地球に接近、地球側も迎撃ミサイルで応戦するも効果はなく、地球上に悠然と降り立ったそれは、超大型ミサイルであった。そして後から地球に押 し寄せて来た大艦隊の奇襲攻撃に地球艦隊は為すべも無く壊滅し、地球は瞬く間に制圧される。
暗黒星団帝国はヤマトの在処を示せと要求、超大型ミサイルは重核子爆弾で、地球の中間子質量を破壊し、人類の脳細胞を一挙に死滅させることが出来ると脅してくる。
古代達ヤマトの乗組員達は、英雄の丘に集結、森雪のもたらした地球防衛軍長官からの極秘命令を受け小惑星イカルスへと向かう。しかし森雪は途中で負傷し、一人だけ地球に取り残されることになる。地球から決死の脱出を果たした一行がイカルスに着くと、そこにはヤマトが隠されていた。
ヤマトの乗組員たちは、重核子爆弾の起爆コントロールが敵母星であることを突き止め、爆発を阻止するために40万光年の航海に旅立つ。(なお、ゲーム版では展開が少し違い、さらにルートによっては山南艦長とサーシャが生き残る)

23世紀初頭、星間国家ボラー連邦と新興帝国ガルマン・ガミラス帝国との間で、銀河の覇権を争う銀河系大戦が勃発。ボラー連邦の属領バース星をめぐる戦闘で、ガルマン・ガミラス帝国軍の使用した惑星破壊プロトンミサイルが流れ弾となり太陽に命中する。
地球連邦大学のサイモン教授は、太陽で起きている核融合の異常増進に気づく。このまま進行すれば、1年以内に地球は灼熱地獄となり人類は滅亡し、3年後には、超新星爆発を起こして太陽系自体が消滅する。観測データと導きだされた結論を地球の危機として警告を発するが、地球連邦政府は事態の深刻さを理解するどころか、サイモン教授を大学から解雇する。
ただ、地球防衛軍司令長官藤堂平九郎は、サイモン教授の警告を重く受け止めていた。最悪の事態に備え、ヤマトを第2の地球探しの特務艦として、銀河系中心方向に派遣することを決定。長く艦長代理を務めてきた古代進を正式に新艦長として任命。補佐役として島大介及び真田志郎を副長に任命。また、土門竜介、揚羽武ら新人乗組員を乗船させ出航準備を進めさせる。暁の日本アルプスの雪原から、ヤマトは人類が移住可能な惑星探索に旅立つ。

赤色銀河との衝突による被害確認のためガルマン・ガミラスを訪れるがすでに壊滅。ヤマトも恒星の爆発による衝撃波を避けるためワープしたさきで水没する惑星を発見。溺れる人達を救助しようとコスモハウンドを発進させるが収用作業中、大波にあおられ、コスモハウンドはヤマトからふりおとされ、多数の乗組員と救助した人達も犠牲になり、残ったのは古代と1人の少年だった。
地球に帰還中、謎の艦隊によるミサイル攻撃を受け、放射能を撒き散らされ、真田の機転で宇宙服を着用するが多くの乗組員が仮死状態になる。
ディンギル艦隊による地球攻撃を生き残ったヤマトは月面の冬月以下の残存艦隊とアクエリアスの接近を阻止するため出撃する。途中の冥王星沖会戦ではハイパー放射ミサイルにより、ヤマトと冬月以外の艦が沈没してしまう。
冬月は地球へ負傷者を乗せて帰還し、ヤマトは再びアクエリアスを目指して航行を開始、やがてアクエリアスに到着するが、アクエリアスの急接近はディンギル帝国の仕業と教えられた直後、ディンギル艦隊によるミサイル攻撃を急上昇でかわした直後、真田さんが完成させた対ハイパー放射ミサイル艦首ビーム砲で追撃してきたディンギル艦隊のハイパー放射ミサイルによる攻撃を乗り切る。
ついでディンギル艦隊を波動砲で殲滅したヤマトはそのまま都市衛星ウルクを攻撃しようとするがニュートリノビーム防御幕に阻まれてしまう。さらにニュートリノビームを照射されるが波動エネルギーに弱いことが判明し、沖田の判断で波動砲口から波動エネルギーを放出しながらウルクへ強行着陸。少年や島を含む犠牲を出しつつもアクエリアスの最後のワープを阻止できなかった。
アクエリアスで重水を汲み上げ地球へ向かう途中、ルガールの攻撃を受けるが生きていたデスラーの救援で窮地を脱する。
最期はアクエリアスの重水に含まれるトリチウムと波動エネルギーを混ぜた自爆により、アクエリアスからの水流を断ち切った。沖田の犠牲よって。

17年後真田さんの手によって復活したヤマトは第三次移民を成功させ、アマール星ではSUSの攻撃隊をミサイルで撃ち落とした。さらにSUSの要塞をアマールとの連合艦隊で攻撃ハイパーニュートロンビームで護衛艦隊とアマール艦隊は全滅するが残ったヤマトが信濃に乗った大村の犠牲もあり、要塞を撃破。続く潜宙艦も太陽を破壊することで撃破する。
この後地球へ向かうが、2009年の公開番では移民船二隻と市民を救助するが、メッツラーがカスケードブラックホールの秘密を暴露。古代は人工物なら破壊できると、六発全部を一発に纏めた波動砲で破壊する。
ディレクターズカット版では残った市民をブルーアース率いる旧式艦隊と救助。その後地球は飲み込まれる。

関連イラスト

号砲一発
反射衛星砲に死角なし



関連タグ

宇宙戦艦 ヤマト 第三艦橋 アンドロメダ 主力戦艦
波動砲 拡散波動砲 ドリルミサイル 反射衛星砲 空間磁力メッキ
ハイパー放射ミサイル
コスモタイガー ブラックタイガー
デスラー艦 ゴルバ
ヤマト100users入り ヤマト500users入り
日本テレビ 読売テレビ TBS 毎日放送
東北新社 西崎義展 松本零士
タイトー

登場キャラクター・所属

地球連邦・ヤマト

沖田十三 古代進 森雪 島大介
真田志郎 アナライザー 佐渡酒造佐渡先生
古代美雪 他

星間国家

ガミラス / ガルマン・ガミラス帝国

デスラー タラン ハイデルン(宇宙戦艦ヤマト)

イスカンダル

スターシャ 古代守 サーシャ

ガトランティス(白色彗星帝国)

ズォーダー サーベラー ゲーニッツ

暗黒星団帝国

聖総統スカルダート

ボラー連邦

ベムラーゼ首相

ディンギル帝国

ルガール大神官大総統

大ウルップ星間国家連合

メッツラー総督 バルスマン総司令官 イリヤ女王 パスカル将軍 ゴルイ提督 シーガル艦長

外部リンク

バンダイビジュアルの公式サイト
宇宙戦艦ヤマト2199の公式サイト

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